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ここ数年、日本にもHIPHOPやラップといったジャンルが急激に広まってきて、チャートを見ればHIPHOP系アーティストがズラリ並ぶという状況です。
そこで前々から思っていた、どうしても知りたい疑問を投稿させて下さい。

私はそのHIPHOPやラップといったジャンルを好んで聴く人間ではありませんが(あくまで私の好みの問題です。否定はしていません。)、
一体どれだけの人が、HIPHOPというジャンルを心から楽しんで聴いているのかを知りたいんです。

私はいつも、ただカッコ良さげだから、みんな聴いているから、流行りだからという理由だけで聴いている人がいるんではないかと思ってしまうんです。(もちろんそういう人がいたとしても否定はしませんし、そうでない人がいる事もわかっています。)

もともと日本人という民族は、第二次世界大戦後の貧しさを耐え抜いて必死に生きてきた民族ですから、根底は内向的な民族だと思うんです。
演歌に代表されるように、音楽の文化は基本的にマイナー調、どこか哀愁感漂う音楽が、最も日本人が受け入れやすいものだと思っています。(あくまで根底の話。)
間違ってもレゲエ、カントリー等が主として日本の音楽シーンに台頭、大衆化する事はないと思っていました。
そこへきてこのHIPHOPブーム。やはり上記に書いた様な疑問が消えません。世界一リズム感が悪いと思われる日本人になぜここまで受け入れられるのか不思議でなりません。

みなさんの意見を聞かせて下さい。

A 回答 (4件)

私は、音楽を楽しむことにおいて、人種や国籍は関係ないと思います。

関係するのは「育ってきた環境」ではないでしょうか?
(厳密にいえばどちらも関係はあるのででしょうが・・・。所謂、ネーチャーとナーチャーを完全に二分して考えることは出来ない、といった意味においてです。)

私は1964年生まれで、両親や従兄の影響もあって、モノゴコロついたときからビートルズやモンキーズといった洋楽に親しんでいました。もちろん言葉の問題などもあって、幼い頃は歌謡曲主体で楽しんでいましたが、小学校高学年以降は洋楽主体で現在に至っています。演歌などを聞くようになったのは随分と後になってからで、好きな曲もありますが、全体として自分には馴染みません。

自分が最初に大好きになったラップ曲はRUN DMCの「WALK THIS WAY」で、80年代中期の曲ですから二十歳前後です。まあ、これはラップを楽しんでいた、というより曲を楽しんでいた、というのが正直なところです。ただ、HIP HOPカルチャー、中でもブレイクダンスには大きな衝撃を受けました。

さて、80年代中期に中学生ぐらいでRUN DMCにハマった世代が、90年代に入り音楽活動(もちろんHIP HOPです)を始めます。麻布のイエローというクラブが活動拠点だったのですが、彼らのライブを初めて見たとき、私は「新人類が誕生した!」と驚いた記憶が鮮明に残っています。だって、日本語で本場のラップの技法に挑戦していたから(ライム&フローに徹底的にこだわっていた)、そしてカッコよかった(しっかりディスってた)からです。彼らが現在の日本のラップの牽引役である、キングギドラやTWIGGY、YOU THE ROCK、RHINO、ラッパ我リヤであり、彼らの音楽に中学生の頃ハマッていたのが、RIP SLYME以降の
>チャートを見ればHIPHOP系アーティストがズラリ並ぶという状況
の主役たる世代でしょう。

>本当にみんなが本質的に受け入れているかどうかを知りたいんです。
みんな、なんてことはないでしょう。でも、逆に聞きたいのですが「本質的に受け入れる」とは、どういうことなんでしょう? 少なくとも間もなく40歳にならんという自分にとってでさえ、八代亜紀や石川さゆり、あるいは美空ひばりよりは、RIP SLYMEの方が自然体で聞くことの出来る音楽です。
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日本にヒップホップが本当に「受け入れられている」と言いきってしまうのも、


ちょっとどうかと思います。

たとえば本場のヒップホップでは、
アーティスト同士で罵倒しあう(これを俗に「ディスる」という)文化があります。
それが日本ではどうかというと、
昨年秋にキングギドラが「公開処刑」という曲で
降谷建志を少しディスっただけで問題になったという状態。
ここらへんは国民性や国情の違いと思いますが。

また、日本語という言語の特性の問題もあると思います。
日本語は、英語と比べるとスムースに韻が踏みにくい。
日本語ヒップホップのライムも、最近は見事なまでに韻を踏んでいるけど、
韻を踏むために文章としての意味や、
日常の話し言葉の感覚を犠牲にしているものも多くみられます。

人によっては、
「日本ではヒップホップは全然受け入れられていない」
と思ってるはずです。

ただしこれは、ヒップホップに限った話ではありません。
単純に英語の歌詞を日本語に置き換えただけでは、
その音楽はただの違和感の塊でしかなく、
日本に根付いたものにはなりません。
何年か前にブームになった「王様の直訳ロック」や「東京ビートルズ」、
その本質もこの「違和感」ではないかと思っています。

ですから、はっぴいえんどの昔から、
「ロックに日本語の歌詞を乗せる」ために
おびただしい試行錯誤が繰り返されてきました。
その土台の上に、今のJ-POPの隆盛が築かれています。

ですが、それらの音楽が「日本に根付いた」頃には、
それらは本場のロックやポップスとは全く違った
日本独特のスタイルになっています。
ヒップホップもようやくその域に達したと言えます。

でも、「本場とは似ても似つかぬ日本独自のスタイル」を
恥ずかしがる必要もありません。
クオリティを極めていけば、
世界に誇れるアイデンティティになりうると思います。

以上が僕の個人的な意見です。
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HIPHOPについてだけ詳しく調べたことはないのですが、


少なくとも1970年代以降の音楽は、皆
どこかで繋がっています。

全く新しい外国のリズムと思っていても
元は日本という可能性もあるのです。

アレンジされているから直接は気づかないけど、
どこか懐かしいから流行るというのはよくあること。

 例えばラップミュージックのリズムは
ドイツのテクノバンド、クラフトワーク
の影響が非常に大きいので、クラフトワーク
の音楽のどれかのメロディーラインを消すと
そのリズムだけで何かしらラップミュージックが
作れます。
 当の、クラフトワークは、アメリカのビーチ
ボーイズの影響を強く受けており、歌詞の
つくり方というか、ごろあわせみたいなところ
が非常に似ています。


 外国のクラブシーンから火がついたハウス
ですが、1980年代の終わりころ、日本で
テクノポップの流行が下火になり、安く
大量に外国に出回った日本のリズムボックスを
DJたちが使いはじめたのが始まりです。

 日本のテクノはドイツのクラフトワークの
影響があり、8ビートに軽い16ビート
を重ねるの主流でしたが、エアロビクス流行の
影響を受け、強い4ビートを重ねるように
なっていたため、強烈な4ビートを刻める
リズムボックスが作られていたのが、
ハウスの4ビートが生まれる切っ掛けで、
これがトランスに影響を与えています。

トランスになると、そもそも音源も
リスナーも時間の制約がないコンピュータ
ベースになっていたため、3分を
はるかに超えるのが普通になって
いますが、4ビートが機械的に
繰り返されるというのは、もとを
たどれば、日本で大きく進歩した
リズムボックスがあったからこそで、
日本人にはなじみの深いリズムの
はずなんです。

HIPHOPもどこかで、昔の日本に
繋がっているのではないでしょうか?

 
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日本人の民族性を,敗戦だけで特徴付けるのもいかがなものかと思いますが・・・・.



まぁ,それはさておき,「敗戦が日本人に与えた影響」という観点からこじつけると,以下のようになるでしょうか?

もともと日本人という民族は,第二次世界大戦後の貧しさを耐え抜いてアメリカをお手本にしてきた民族ですから,根底は「アメリカの猿真似」民族だと思うんです.
MTVに代表されるように,音楽の文化は基本的に輸入物,アメリカではやっているものが,最も日本人が受け入れやすいものだと思っています.
世界一アメリカの猿真似が上手と思われる日本人だからこそ,ここまで受け入れているのです.

;-p
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます。
>日本人の民族性を,敗戦だけで特徴付けるのもいかがなものかと思いますが・・・・.

私としても敗戦だけで特徴付けたつもりはないのですが...。影響が大いにあったという事で引っ張ってきただけです。全てそれのせいというわけではありませんん。

>世界一アメリカの猿真似が上手と思われる日本人だからこそ,ここまで受け入れているのです.

それは薄々わかっていましたが、私が知りたいのは、その、真似でもなんでも受け入れたものを、本当にみんなが本質的に受け入れているかどうかを知りたいんです。表面だけなんとなく受け入れているという方もやっぱりいるのでしょうか...。

お礼日時:2003/07/18 00:12

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