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国際結婚相談所業務を行っている友人の中国人(日本と結婚した年配の女性)に、仕事を手伝ってくれと言われているのですが(私が日本人の男性を集めて、友人が中国人の女性を集める)、よく行政書士やブローカーが偽装結婚がらみで逮捕されているので、どういうケースが違法になるのか教えて頂けないでしょうか?(もちろん相手からはビザや本人確認書類はもちろん提出してもらっているようです)

国際結婚は様々な要素が係るので、本当に結婚したいから結婚するのか偽装なのか、本人たちの本心は分からないものだと思います。このような国際結婚業務の仲介を手掛けるには、どのような点に気をつければ良いのですか?

A 回答 (1件)

仲介される中国人の質にかかっています。

結婚以外の目的で来日を希望する輩は、書類上の婚姻は単なる手段と考えます。

一方、相談所を利用する日本人男性も、農家の働き手が欲しいとか跡取りを産んで欲しいとか、そういった付随的な目的もあるかもしれませんが、婚姻による同居を求めます。

このギャップは大きいものです。中国人女性が、在留資格だけが欲しかっただけ、日本に入国できる手段が欲しかっただけ、嫁ぎ先がこんなに田舎だとは思わなかった等、どのような理由にせよ、中国人女性が遁走すれば、日本人男性は騙されたと思うでしょう。そして苦情は日本人男性客を集めるあなたに集中的にやってきます。

参画するなら、中国人女性、日本人男性の見極めを、中国人のご友人、あなたの双方で行い、不適切だと思われる者を排除し、年に1度は会社主宰で御社主宰で婚姻したご夫婦を集めてささやかなパーティを行い、婚姻後最低半年間は、夫婦間の問題の相談に乗り(要通訳、主催者の中国人とあなたでも良い)、必要に応じて日本、中国にある日本語学校や中国語学校を紹介し、互いの国の慣習にあなたと中国人経営者が各々精通し、、、といったフォローができないと駄目でしょう。

実際にフォローするかどうかは別にして、フォローできるだけの実力と、フォローせざるを得なくなったときの体制を維持できるか、そのあたりが鍵のような気がします。「最初は失敗したけど、経験を積んで・・・」は無理です。最初の失敗による悪評で潰れる可能性が高いですし、潰れないにしても最初の頃は不幸な人を作り出しているわけです。実際はできないでしょうが、相談所に登録する人の家族構成や家庭の事情も把握して紹介するぐらいの気持ちでないと、日本人、中国人の間の大きなギャップにも気付かないと思います。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。
中国人女性と日本人男性の考え方のギャップというのは確かにそのとおりだと思います。

「自分の事業行おうとする事業が違法かどうか」という観点だけでなく、「不幸な人と作り出さないように」という観点は非常に重要だと気が付きました。

しいてやるとしたら、双方に出会いの機会を与える程度、の事業が無難だとう結論に達しました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/30 13:38

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