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自衛隊の戦力で北方領土を奪還することは可能ですか?

A 回答 (14件中1~10件)

無理、に一票



敵の戦車を破壊ないし阻止するためには、同じレベルの戦車が必要になりますが、日本側は戦車輸送揚陸能力がありません。この時点で、敵戦車対応能力がないので、不可能です。
航空機やヘリは戦場滞在能力が低いので、あてになりません。歩兵が携行できるような対戦車ミサイルの類も、敵戦車に歩兵が随伴していれば封殺されます。
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地図を見ると解りますが、北方領土は北海道の東側に有ります。


これを奪還となると、日本の西側全部即ち稚内から新潟までの範囲を防衛した上で戦闘になりますのでかなり難しいと思われます。
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こんにちは



答えは
「四島全ての奪還は不可能で、一、二島なら一時的な奪還は可能」
となるでしょうか。


まず北方四島の地勢的状況ですが、各島は我が国から、歯舞(水晶島)
7Km、国後16Km、色丹73Km、択捉145km、という距離にそれぞれあり、
面積が大きな順に並べると択捉、国後、色丹、歯舞の順になります。
(ちなみに国後島は沖縄本島とほぼ同等の面積)

各島ともソ連(ロシア)の統治下になった後、中央(モスクワ)から
遠く離れた僻地のせいもあり、空港、港湾、道路、などのインフラ
整備は著しく遅れ、空港があるのは 択捉、国後の2島のみ、、港湾は
各島とも水深は浅く、漁船程度の小型船しか接岸出来ない港しかあり
ません。

各島の人口は色丹約3,000人強、国後約6,500人、択捉約7,000人(2005
年ロシアの統計、尚 歯舞は不明)との事です。


さて平成21年度の防衛白書によれば、現在北方領土に展開している極東
ロシア軍(第18機関銃・砲兵師団)は、択捉、国後、色丹に合計3,500
名程度と推定され、他には色丹に国境警備隊(勢力不明)が配置され
ていることも確認されています。歯舞は不明。

どの島にそれぞれどれくらいの戦力が具体的に配備されているか? まで
は解りませんが、前述の各島の面積や人口等を勘案すれば、ほとんどが
国後、択捉の2島に集中しているものと思われます。

仮に択捉には2,000名強、国後に1,000名、色丹に500名、と仮定した場合
奪回に必要な正面戦力は、最低でも 択捉で1個師団(約8,000名)、国後
で1個旅団(約4,000名)、色丹には1個連隊戦闘団(約2,000名)程度の
投入が各必要と思われ、さらに樺太方面からの本土侵攻への備えと、
北方領土奪回作戦への予備兵力として道北地域に、2,3個師団の追加配備
が合わせて必要になると思われます。


ここで具体的な奪回作戦を検討するにあたり、問題となるのは北方四島
の地勢的条件、特に大型船が接岸可能な港湾が無いこと、及び我が国の
防衛装備が遠距離への戦力投射能力、特に大型輸送機、輸送艦の質や量
が不足していることで、つまり海路を使った前述のようなまとまった数
の兵力移動に著しい制限があることです。

その大きな問題点と、各島への(本土からの)距離、等を勘案すると、
我が国単独による北方領土奪回作戦が成立する可能性があるのは、本土
から一番近く、空港もある、つまり複数の輸送手段がとれ、かつ短時間
で輸送が行える、"国後島だけ"であり、色丹、歯舞はまだしも、本土か
ら遠く離れて、兵力も割かなければならない、択捉の奪回は極めて困難
と言わざるをえないでしょう。
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無理です。

アメリカ抜きでは。

北方領土のロシア軍の兵力は、はっきとは分かっておらず不明です。防衛白書においても正確な数字は出ていませんが、かなり古い情報として3500人という話があります。また戦車、装甲車などが配備されているようですし、戦闘機基地もあり数十機の戦闘機が配備されています。なお、今年7月に北方領土でロシア軍の演習が行われています。
またロシアは択捉島に国際空港を建設したり、資本を投資して開発を進めてもいます。水産資源、鉱物資源から見てもロシアにとり有用な土地となっています。だからこそここで演習も行われます。

こうした北方領土を奪還するには、自衛隊にもそれ相応の戦力が必要でしょう。そして兵力の移動、艦艇の移動、補給拠点の構築、物資の集積など大掛かりな準備が必要となってきます。準備には日数もかかるでしょう。通信も増大します。

ロシアは偵察衛星等、高度な情報収集力を保持している国です。
そのロシアが領土問題を抱えている相手国である日本の動きを見逃すとはとても思えません。
ロシアを相手に奪還作戦の準備を秘匿できるとは思えず、まず奇襲は望めないでしょう。
自衛隊が作戦を準備すればロシアは警戒します。

北海道の道東を担当し北方領土に一番近い部隊は第5旅団ですが、この部隊は約4千人でしかなく、しかもその主要部隊は帯広、美幌、釧路、鹿追などに分散配置されています。
この部隊が移動し集中すれば、その動きは目立ちますし当然察知されるでしょう。
そこより遠い北海道の他の部隊も同様です。本州、四国、九州の部隊なら空路、海路を使うしかなく、その動きはより顕著となり目立つ事になります。
なお陸上自衛隊には中央即応集団という機動性に重点を置いた部隊があります。第1空挺団、第1ヘリコプター団、即応連隊からなる約4千人程度の部隊ですが、これも全部隊が関東にいます。この部隊も動けば察知されるでしょう。
また、日本の海上自衛隊で輸送任務にあたる第1輸送隊がいるのは広島の呉港です。この輸送艦部隊が部隊を載せ護衛艦隊の援護のもとに北海道付近にくれば警戒されない筈がありません。
また、自衛隊の輸送艦だけではそうそう大部隊は運べません。全輸送艦を使っても二千人も運べません。
大規模な上陸作戦や島への輸送を考えるなら、民間船の利用も必要でしょう。
この面からもロシアを警戒させるのに充分です。
ヘリ部隊による進攻計画も同様で多数のヘリが道東にくれば警戒されるでしょう。

自衛隊の動きが警戒を要するものと判断されたらロシアは、当然、北方領土の部隊の警戒態勢を強め、ロシア本土から増援を送り込み防備を強化するでしょう。
地上部隊を送り込むだけでなく、航空部隊も送られるでしょう。航空部隊は北方領土だけでなくサハリンやカムチャツカ半島などの極東地域の各基地にも増強されるでしょう。そうやすやすとは制空権、制海権を自衛隊には渡さないと思います。
実際に有事が発生した場合に備えての、西方から極東への兵力増強の演習をロシア軍は幾度か行っています。
こうした増強が行われた場合、自衛隊単独での奪還の可能性は低いものになると思います。
ロシアが自衛隊の準備に気付かなかったとか、気付いても黙っているだけだとか、よほど運の良い事が無い限り、奪還は無理でしょう。

ちなみに、実際に北方領土に自衛隊が上陸してきたら、ロシアには北方領土で戦う以外にも有利な手があります。
攻撃型原子力潜水艦で南方の海上交通路を攻撃し日本に向かうタンカーなどを数隻沈め、さらに重要な港への航路に機雷をばら撒いたら日本は危機に陥ります。
石油から食品、あらゆる物資を運ぶ海上交通路は日本の生命線です。ここが絶たれたら日本はおしまいです。海上自衛隊は、全力で海上交通路の防備に回らざるをえないでしょう。
そして機雷を撒布されたら掃海処理しなければなりませんが、その間、その航路は閉鎖されます。
下手をすると戦争は長期となり、貿易大国の日本は経済に大打撃を受け、経済的に立ち行かなくなります。
北方領土どころではなくなります。
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可能か不可能かと聞かれたら、可能でしょう。



自衛隊は専守防衛の軍隊だから侵攻能力はない、とよくいわれますが、対地攻撃機としてF-2支援戦闘機があります。制空権はF-15戦闘機がありますし、F-2も戦闘機ではあるので北海道の目と鼻の先の北方領土の制空権はすぐ確保できます。対地攻撃には、他に陸上自衛隊のAH-1コブラヘリもあります。
上陸艦は、「これって空母ですよね?」としか見えないおおすみ型輸送艦てのが3隻あります。自衛隊海外派遣の経験もありますので、能力は充分です。戦車10両をそれぞれ搭載できます。北方領土のロシア軍防衛隊には戦車はありませんので、対抗手段は手持ちのロケット砲(持っていればの話ですが)くらいでしょう。
もし奇襲に成功すれば、あるいはロシア軍が「来るんじゃないかなー」とある程度想像できても、一日と持たないと思います。艦船も、漁業監視の警備艇くらいです。海上自衛隊のP-3C哨戒機が搭載する対艦ミサイルで姿も見ないうちから沈められてしまいます。

じゃ、なんでやらないのかって?そりゃ、憲法第九条をお読みになってくださいな。
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 奪還するだけなら可能でしょうが、それを維持するのは不可能と思います。


 ロシアは格好の口実ができますので、北海道へ侵攻してくるでしょう。
 この時にアメリカが戦闘に参加しなければ、日本の負けです。アメリカが必ず日本の為に戦うと思わない方が良いと思います。

 No.8さんの回答の中で
>北方領土は日本が言っているだけで国際的にはサンフランシスコ条約の中で領有権を放棄しています。
となっていますが、正確ではありません。
 吉田全権は北方四島は昔から日本の領土である事を言っています。これは領有を放棄しないという意味です。
 また、サンフランシスコ講和条約をソ連は署名も批准もしていませんから日ソ間では無効という事です。
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奪還すると言う意味にもよりますが・・。



ロシアが何も知らずに今の国境守備隊だけの戦力ならすぐ占領(奪還)出来ます。

しかし、戦争状態ですから「東京」にミサイルを落とされ20万人ぐらい殺されたら撤退するしかないでしょう。誰か回答者様の一人が指摘されていたように札幌でもいいです。それなら5万人ぐらいですか・・。

アメリカが北方領土でロシアと戦争しても味方にはなってくれません。北方領土は日本が言っているだけで国際的にはサンフランシスコ条約の中で領有権を放棄しています。韓国の竹島よりもっと国際的には悪い状態です。(歯舞、色丹はまだ日本に分がいくらかはあります。)

図上演習ぐらいは自衛隊はやっているのではないですか?
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>自衛隊の戦力で北方領土を奪還することは可能ですか?



中東からのタンカーが1隻も帰って来なくなりますね。

北朝鮮、中国も参加して来ると想定しておきましょう。


米艦隊であれば潜水艦の名前もソナー音だけですぐに判明しますが、

自分の都合通りに「狂気に近い外交(侵略行為)」に協力しては来ない。
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自衛隊には渡海能力も、戦略爆撃能力もありません。


なので、そもそも部隊を送ることが出来ないです。

島嶼攻略は沿岸に支援砲撃を行って上陸部隊を送り込む、空挺部隊でいきなり突入するなどの方法がありますが、いずれも制空権、制海権は絶対です。
いずれも自衛隊には出来ない相談です。

自衛隊は防衛に特化した軍隊なので、敵地に攻め込むという方法がはなから考えられていません。
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北方領土を自衛隊の戦力で奪還は可能だと思います。


択捉島に役に立たないミグが20機程度、
こちらが戦闘態勢を整えて千歳空港から制空権を約15分で取り、
地上部隊を国後、択捉に上陸させましょう。

海上自衛隊は潜水艦を警戒し、
補給路を断ちましょう。
ロシアのサハリンには地上部隊がほとんどなので
北方領土に来ても戦力的に脆弱です。

また、島民全てを人質にして補給を知床方面から供給して奪還しましょう。
戦闘開始から6時間以内に島を制圧し、
ロシアとの交渉に入ります。

水面下ではドイツ、ウクライナと交渉して、
戦争が始まったら、西側から攻めてもらいましょう。
合図は「レニングラードで会おう」です。

戦争状態になれば、
東西から攻めるのです。

日露戦でも独ソ戦、広大な大陸を前に攻めきれませんでした。
今度は左右から攻めるのです。

いみじくもドイツ人がいいました。
「今度はイタリア抜きでやろう」と。
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