アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ある温度の燃焼熱(例:メタン)はどうやって求める?
標準状態での燃焼反応式がわかっているとします。
CH4+2O2 → CO2+2H2O(g)+802.2kJ/mol
ある任意の温度、例えば500℃での燃焼反応式を計算から求めることは可能ですか?
他にどのようなデータが必要でしょうか。

A 回答 (2件)

(∂H/∂T)_p=Cp


だから式の各成分の比熱の温度依存性がわかればこれを積分すれば25℃以外のエンタルピーがわかり反応のエンタルピーがわかります。
Cpの温度依存性に目をつぶれるなら
ΔH(T2)=ΔH(T1)+(T2-T1)(Cp(生成系)-Cp(原系))
です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。手持ちの資料になぜC_pの式が記載してあるのかの関連性がよく理解できました。

お礼日時:2010/09/11 13:32

確かに定圧比熱の値がすべての温度で分かっているのであれば計算できるでしょう。



でもそういうデータはありません。
あってもいくつかの代表的な温度についてだけです。

何のために誰が測定するのでしょう。

アトキンスの「物理化学」の巻末「データ集」には載っていません。
バーローの「物理化学」の巻末「データ集」には298K,500K,1000Kの値が載っています。

「化学便覧」だとメタンについて1000Kまで100Kごとに載っています。
水蒸気については800Kまで100Kごとです。
二酸化炭素については700Kの次が1000Kです。

Cpの温度変化はものによっては大きく変わります。
メタン:298K 35.9J/Kmol、1000K 72.0J/Kmol

質問者様がこういうことを知りたいと思われたのはどうしてでしょう。
もしかしたら何か思い違いがあるのかもしれませんね。

>CH4+2O2 → CO2+2H2O(g)+802.2kJ/mol
この式は確かの25℃での値です。
でも25℃で反応が起こっているのではありませんね。
25℃で比較した値を載せているだけです。
熱化学方程式は化学反応式ではありません。
したがって「→」ではなくて「=」を使います。
CH4+2O2 = CO2+2H2O(g)+802.2kJ/mol
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。比熱は計算式があるので、任意の温度での比熱はそれから求めることになります。回答者1様のアドバイスで計算できそうです。

>質問者様がこういうことを知りたいと思われたのはどうしてでしょう。
仕事の資料に書いてあった式がどうやって出てきたのかと疑問に思ったからです。
500度のときの式があったのですが、どうやってこの式が出てくるのか詳細は書いていなかったもので…

お礼日時:2010/09/11 13:40

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!