中国が尖閣諸島を自分の領土と主張する根拠には何があるのでしょうか。資源

Question

中国が尖閣諸島を自分の領土と主張する根拠には何があるのでしょうか。資源があるということで急に主張しだしたといわれていますが、卑しくも一国が、それだけで天下に向かって尖閣諸島を自分のものというほど恥知らずではないと思います。明の時代には、あそこは中国の属国（琉球のことでしょうか？）だと言っているというのを聞きましたが、そんなことを言うなら、ジンギスカンに征服されたユーラシア大陸の国や、昔、朝貢していた朝鮮半島も全部中国のものということになるように思います。日本の（国際法でも歴史的にも日本のものという）主張はよくわかりますので、学者かジャーナリストが中国の根拠について解説してくれないでしょうか。

oska · Accepted Answer

＞中国が尖閣諸島を自分の領土と主張する根拠には何があるのでしょうか。

中国共産党は、清国最大の支配地域復活を目指しています。
西は、チベット。東は、朝鮮半島・台湾・琉球。南は、べトナムなどインドシナ半島及び南沙諸島・西沙諸島を含む南シナ海全域の支配です。

尖閣諸島は、琉球王朝支配となっています。
当時の琉球王朝は「中国の属国扱いであり、冬至には朝貢していた国」です。
中国の主張では、琉球王朝は「明治政府が、武力で滅ぼし併合した」事になっています。
（朝鮮についても、日清戦争で日本が武力で奪った中国の領土となっています）
最近の中国政府系大学の論文では「琉球島民は、独立を望んでいる。これら島民を、日本政府は弾圧している」となっていますよ。
人民解放軍が「チベットの人民を解放する」と武力侵攻した時と同じ論理で、非常に危険ですね。
（鳩山政権が、沖縄駐留米軍の撤収に失敗した事も中国の苛立ちの原因らしいです）

また、民主党鳩山首相が（今年５月）に述べた事も根拠になっています。
「尖閣諸島領有について、（日本の領土と確定していないので）友愛精神で関係国と協議したい」
水素より軽い発言で有名な鳩ですから、直ぐに発言を撤回しました。ぽっぽっぽー。
この発言を受けて、今年８月のクリントン国務長官発言。
「尖閣諸島は、（領有が未定で）日本が実効支配しているに過ぎない」
中国に無条件降伏し、船長を丁重にお送りした件についての台湾系某大臣談話。
「中国の命令に忠実に従い、無条件で丁重にお送りした事は、非常に良かった」
中国からの謝罪・賠償命令についての、鳩山前首相の９月２６日発言。
「日本の主張が正しいのなら謝罪も賠償も必要ない。が、友愛精神で中日双方の主張を検証する必要がある」

歴史的経緯とともに民主党及び日本政府の実力者の発言も、中国政府の根拠に利用されています。

ジンギスハーンの元帝国。
政治学的には、元王朝は滅んでいません。
元王朝末期、王一族は「もとのモンゴル台地に帰還」しています。
つまり、支配した地域を放棄して自国に戻ったのです。
中国共産党政府の主張を認めると、現在の中国は「モンゴル共和国の領土」になりますね。（笑）

まぁ、歴代中国は「覇権主義」で成り立っています。
侵略誌としても有名な三国志も、漢皇帝の命令に従わない周辺諸国を武力侵攻しているに過ぎません。

nishikasai · Answer

日曜日の朝10時の6チャンネルで報道番組というかお笑い番組というかよくわからない番組がありますよね。テリー伊藤やデーブスペクターが出ている分です。あれに中国代表が二名出ていました。
彼らの意見はよくわかりませんでした。
印象に残ったのは中国人は論争になると相手の意見を聞かず、とにかく大きな声を出す。それだけです。恥とかそういう文化はありません。もしその怒号に相手が恐れをなして引き下がれば儲けものという考えのように見受けられました。

hekiyu · Answer

大体、中国は軍事力が上回ると、領土問題を武力で
解決しようとして、相手国に侵攻する傾向があります。
過去のものとしては１９６２年のインド侵攻、中露紛争
があり、現在進行中のものには、東シナ海南シナ海
がありますね。

日本もうかうかしていると、尖閣諸島だけではなく
沖縄も盗られかねません。
中国相手には武力しかないでしょう。
武力を整備するほか、手段は有りませんね。
事実、アメリカが尖閣諸島で軍事演習をしても
中国は何も言いませんでした。

さて、中国の
目的は勿論、石油や天然ガスですが、大義名分が
ないと、行動に移せないですよね。

沖縄は、かつては、清と日本の双方の属国でした。
これを両属体制といいます。
日清戦争の結果、日本だけに属することになったのです。
だから、中国としては、武力で取られたものを
取り返すだけだ、ということではないでしょうか。

kendamakun · Answer

＞卑しくも一国が、それだけで天下に向かって尖閣諸島を自分のものというほど恥知らずではないと思います。

これは極めて日本人的な発想で、中国には通用しません。中国人には、日本人が考えるような”恥”と言う概念はありません。中国人が”恥”と言う単語を使っても、それは日本人の考える”恥”とは異なる物です。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100828/plc1008280701006-n1.htm
この記事は韓国の元空軍大佐のインタビュー記事ですが、この方はこう言っています。
「日本人の道理とか正義感は大陸ではまったく通用しません」
「日本人の持っている倫理、正義、道徳、順法精神などは人類普遍の価値であり、とても秀でています。日本国内ではこれらの価値は尊重されよく守られています。ところが日本を一歩外に出ると泥棒や詐欺師がいっぱいですよ。そのことに日本人は気付いていない」

国際社会は力関係でしか動きません。勝てば官軍、そこに根拠など不要です。イラク戦争を御覧なさい、根拠となった大量破壊兵器は結局ありませんでした。しかし、その事によってアメリカがイラクから撤退したり、ましてや謝罪や賠償をすることなどありません。世界とはそう言う物です。

中国も勿論、と言うか中国は特にそうです。尖閣諸島の領有権を主張する根拠は「最初に見つけたから」「中国側の大陸棚と接続しているから」、と言うお粗末なものです。しかし、こんなものは所詮跡付けて、はっきり言えばどうでもいい。力づくで手に入れさえすれば、後はどうにでもなるのですから。

それにしても、ここまで傍若無人な振る舞いをされて尚「相手にも正当性があるのではないか？」と考えるのですから、日本人の自虐振りにも付ける薬が無さそうですね。

jacta · Answer

> 中国が尖閣諸島を自分の領土と主張する根拠には何があるのでしょうか。

欲しいからです。
連中にとってはそれ以上のことは枝葉末節にすぎません。

Mokuzo100nenn · Answer

自分の物でなくても、とりあえず「自分の物だ」と言ってみるのです。

それで、相手が認めたら自分のものにする。相手が反発したら、引き下がる。
それが国際社会のルール、ジャングルのルールじゃないでしょうか。

3times · Answer

中国側が提示している最大の根拠は、日本の林子平が1785年に著した「三国通覧図説」という書物に、尖閣諸島が中国大陸と同じ配色で描かれていたことです。

でも、林子平はそもそも琉球に関する権限は何もないし、知識や見解に誤りがあったことも十分にあり得るわけであり、客観的に見れば、これを根拠にした中国の主張は横暴であることは疑いようもありません。

kusirosi · Answer

・明の時代には、あそこは中国の属国（琉球のことでしょうか？）だと言っているというのを聞きましたが、そんなことを言うなら、ジンギスカンに征服されたユーラシア大陸の国や、昔、朝貢していた朝鮮半島も全部中国のものということになるように思います。

その通りですよ。

中国の歴史教科書には、
ベトナム、朝鮮半島、樺太、沖縄、モンゴルなどは
中国領土、
日本本土、などは中国の衛星国と
解釈できる地図掲載され、そういう教育されています＼(^^;)...

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中国が尖閣諸島を自分の領土と主張する根拠には何があるのでしょうか。資源