1つだけ過去を変えられるとしたら?

今高一で将来のことも考え初めているのですが、大学では「哲学」を学びたいのです。
ですがそれを親に言うと「哲学なんてやめなさい。もっと就職の時に有利になるよう
なものにした方がいいわよ」と言われてしまいました。まぁ確かにその通りだと思うのですが…

そこで質問なんですが、「哲学」というのは具体的にどうゆう勉強をするのでしょうか?
また、それを学んだ人はどうゆう職業になる場合が多いですか?

A 回答 (5件)

私も高校のとき哲学に目覚めたタイプです。

でも、私も「就職口がないよ」と言われて大学では専攻しませんでした。大学で専攻しなくても独学でいいや、とも思いました。で、大学は経済を専攻しました。

さて、経済学では「大学で教えるのは経済「学」であって経済ではない」とよく皮肉られます。これは経済学に限ったことではなく、大学で教える哲学も「哲学そのもの」ではなく「哲学という学問体系」だと考えておいた方がいいと思います。

職業は「大学に残り研究を続ける=教師や講師になる」のでなければ、No.1の方が仰るように、文系一般の職業、すなわち特定できず、といったところでしょう。(文系の場合は普通、何を専攻したか?より、どこの大学を出たか?の方が就職を左右します。「東大で哲学をやってました」と言えれば、さほど就職は困らないでしょう。)

さて、まだ高校1年なわけですから、大切なのは本当にこの先、哲学に本格的に興味を持てるか?だと思うんです。まず、この辺を読んでおいてはどうでしょう?

【タイトル】哲学のモノサシ
【著者】西 研(著)、川村 易(絵)
【出版社】日本放送出版協会
http://www007.upp.so-net.ne.jp/inuhashi/

【タイトル】知の技法
【出版社】東京大学出版会

【タイトル】寝ながら学べる構造主義
【著者】内田 樹
【出版社】文春新書

【タイトル】「子ども」のための哲学
【著者】永井 均
【出版社】講談社現代新書―ジュネス

「知の技法」は難解でカッタルイ章もありますが、基本的には高校生ならどれも比較的楽しく簡単に読めると思います。例えば「哲学のモノサシ 」を読んでいてフッサールの哲学に興味を持ったとします。そうしたら、より専門的なフッサールの本を読めばイイ。フッサールを教えている大学を探して入るのも手。手っ取り早いのは西研先生のいる大学に入って、直接学べばイイ。大学で学べるのは、概ねこのような「先人の哲学」です。「自分は自分の哲学を考えたいのであって、フッサールなどの先人の教えは興味ない」と思ったら、大学は必要ないと思います。そういう方には、例えば

【タイトル】世界を肯定する哲学
【著者】保坂 和志
【出版社】ちくま新書

なんて、どうでしょう。

最後に、若手で一番人気?の東浩紀のウェブサイトを参考URLに挙げておきます。

参考URL:http://www.t3.rim.or.jp/~hazuma/
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質問を拝見して疑問に感じたことを申し上げます。



「哲学を学びたい」とおっしゃっているのに哲学がどういう勉強をするのかわからないというのはどういうことでしょう?
大学での勉強内容がわからないということなのかもしれませんが、拝見する限り哲学という学問への興味が薄っぺらいという印象をぬぐいきれません。

哲学を学びたいとお思いなら今の段階で出来ることはいくらでもあるはずです。
哲学書を読むだけでなく、名作と呼ばれる本や歴史書は哲学のかたまりです。
たくさんの人と会うこともものごとを考える訓練になるでしょう。

哲学を学ぶことを、即座に大学での専攻や職業に結びつけるところに危うさを感じます。
本当に哲学を学びたくて餓えている人は、大学や就職のことなどどうでもいいはずです。
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この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございました!
もう一度よく考えてみます

お礼日時:2003/08/29 21:22

>「哲学」というのは具体的にどうゆう勉強をするのでしょうか?



 日本の大学の哲学科では、過去の哲学と哲学者に
ついて学びます。

 参考URLに早稲田大学哲学科の卒業論文の
タイトルが載っているページを引用しました
ので、見てみて下さい。

 西洋哲学のほうは殆どタイトルに人の名前が入っている
のが分かると思います。
 過去にこうゆう哲学があったとか、こうゆう考え
をした哲学者がいたとか、この哲学者は誰々と
いう哲学者から影響をうけて、それをこうゆう
哲学に発展させたとか勉強して、最終的には
参考URLにあるようなタイトルの論文が書ける
ような知識を身につけるのです。


 哲学は学問の根幹をなすものですし、これが
分からないと全ての学問分野では物事の真理に
近づくことができません。

 しかし、少なくとも日本の大学の哲学科は
哲学の過去の遺産を皆で頭に詰め込みなおし
をしているだけで、非常に難しい学科で
ありながら、将来性はありません。

 日本の哲学科を出て、偉大な哲学者と
呼ばれている人がいないことからも分かる
ように、日本の哲学科を出ても、哲学者
になれないし、哲学できるようにも
なれません。

>また、それを学んだ人はどうゆう職業になる場合が多いですか?

 他の文系の学科と同じで、学校の先生以外は
大学で学んだこととは殆ど関係ないサラリーマン
に落ちぶれて行くだけです。

 タモリさんのような特殊なケースはありますが・・・
(早稲田大学 哲学科 → ボーリング場の支配人
 → お笑い)


 もし大学で哲学を学びたいのではなく、哲学したいの
なら、物理学科で大学院まで進み、理論物理学など
やられることをお勧めします。

 

参考URL:http://www.littera.waseda.ac.jp/littera/st/1bun/ …
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 高1のあなたがなぜ、哲学を学びたいのかが疑問です。

哲学を学ぶことは自分自身の内面に働きかけるものなので、結構苦しいこともありますよ。
しかし、哲学を学ぶことはけっして悪いことではありません。人間関係で悩んだときなど、良い答えを引き出してくれるはずです。

 人間はどのように生きていくべきか?
 神は存在するのか?
 なぜ、世の中が変わろうと悪はなくならないのか?
 人間は元来、悪か善か?
 
といった、人間が誰でも抱える「なぜ?」について突き詰めていくのが哲学です。
宗教(金儲けのそこらの新興宗教じゃない)と通じ合うものがあります。
 そこで、一度仏教の本でも読んでみてはいかがですか?(キリスト教はかなり難しいので)
職業としては、やはり宗教家が一番適していると思います。
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思考について学びます。


あと思考することにたいして学びます。

職業は批評家、大学講師か一般の文系卒業と同じ就職になると思います。

哲学は趣味でも読めます。しかし大学のレポートなんかだと内容は専門的になりいわゆる哲学一般はできません。
大学だったら課程で哲学は出てくるかとおもいます。

ちょっと前にはやったソフィーの世界あたりを読んでみればいいんじゃ無いかと思います。
関連で経済、宗教、政治、心理学なんかも勉強してみ
たらいいんじゃないでしょうか?
おもしろいですよ。
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