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私の母の相談です。法律に疎いので是非知恵をお貸しください。

昨年、母の父(私にとっては祖父)が亡くなり、母とその兄弟4人で話し合いの末、長男が父の土地や建物を相続することになりました。

母は結婚をして、今では祖父とは姓も異なりますが、他の兄弟はみな、遠くに住んでいるため、母が祖父の老後の世話を行ってきました。

それでも生前、祖父は長男に土地建物、墓所をついでもらいたかったらしく、長男(仕事はしていましたが)に仕送りを続けた上で、「将来、こっちに帰ってきてほしい」と頼んでいました。長男が帰ってくることを期待して、新しい家も建てました。

長男は機会あるごとに「もう少ししたら帰る」「妻も賛成している、必ず帰る」「子供が大学を卒業したら帰る」「定年退職後に帰る」と言い続けていました。

祖父が亡くなった後、親族で相続について話し合いを行い、長男が家に帰るということを信じて、土地、建物、墓所、畑の一切を長男が相続することに決まったのです。もちろん、長男もその家族も、「帰る」ということに同意しています。

確かに長男はすぐ帰ってきました。家族は落ち着いたら呼び寄せるということで、単身で。

しかし、その3ヶ月後、長男は再び家族の待つ街へ戻り、「もう1回帰ったんだから義務を果たした」と言います。親族で「それはおかしい、約束が違う」と言っても、「思っていたよりあの家は寒い、条件が変わったのだから仕方がない」と言い、取り合おうともしません。

その上、このたび、相続した土地、建物などがすべて売りに出されていることがわかりました。
たった3ヶ月です。
約束を破って。
先祖伝来の土地です。親族がみんなで大切にしてきた土地です。これからも大切に守られることを信じて長男に託した土地です。

帰る、帰ると言い続けてきた長男に対する怒りもあります。
しかし、今はその土地が売却されないようにすることを考えたいのです。

相続の権利は長男にしかありません。
約束を書いた正式な書面もありません。
「帰る」とは言いましたが「売らない」との約束はしていません。

しかし母は長男との会話を、祖父の生前から、約十年にわたって日記につけています。

裁判という形も考えましたが、勝つ見込みはあるのでしょうか。
調停という形も考えましたが、勝つ見込みはあるのでしょうか。

兄弟ですから、もっと穏便な方法があれば本当はそれが一番いいです。

長文すみません。
なにかいい方法があったら教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

伯父さんたちとお母さんが連携して、行動するのが大事です。

賛同する兄弟が多いほど、主張の説得力も増します。

まず、《遺産分割は、錯誤により無効である》、と言う前提で今後は行動します。法律カテで質問する位だから、裁判をやる覚悟はありますね?

覚悟ができたら、まず、お祖父さんの遺産不動産全部に《処分禁止の仮処分》をかけます。裁判所に申立てをして認めてもらう必要があるので、申立費用とか担保のために可成りお金がかかります。調停だの何だのは、仮処分を執行してからの話です。

次に、遺産不動産の相続登記抹消登記請求訴訟を起こします。いきなり訴訟がどうしても嫌なら調停でも良いですが、どっちみち遺産分割の有効性が争われて訴訟になるのは目に見えてます。やるなら最初から訴訟を起こした方が手っ取り早いし、弟妹の覚悟のほども長兄に伝わるはずです。

こういう手続は、是非とも弁護士に相談して下さい。お母さん達も儲けのために争いたいのではないでしょう?経費をかけてでも、長兄に筋を通させたいはずですね?手続を間違えたために長兄に良いように出し抜かれては元も子もないです。
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この回答へのお礼

法律カテで質問して正解でした。専門的なアドバイス、ありがとうございました。早速、母と相談、検討してみたいと思います。

お礼日時:2010/11/16 22:56

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