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試験勉強をしていて混合経済とニューディール政策がでてきました。
この2つの関係性が調べてもよくわかりません。
“ニューディール政策は混合経済のなかの政策の1つである”
と考えればよいのでしょうか??

A 回答 (1件)

経済の形態には二つあって、



市場経済・・・人々が自由に財を交換したり、生産したり、消費したりする

計画経済・・・何らかの主権者の計画と命令のもとで、財を生産し、消費する。

そしてこの二つが混在しているのが「混合経済」です。

ニューディール政策は、アメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトが世界恐慌を克服するために行った経済政策です。

それまではアメリカは市場経済主義で経済政策も最低限なものにとどめて市場経済形態が強かったものを、政府がより大きく経済へ関与する計画経済形態的な政策へと転換したものです。

そしてここからが本題ですが
世の中には完全な市場経済も完全な計画経済も存在しません。

どこの国も混合経済であると言っていいです。
ただ、その程度の差から、市場経済が強く出ている形態を資本主義体制といい、
計画経済の強く出ている形態を社会主義体制と言います。

ご存じのようにアメリカは資本主義体制ですが、ニューディール政策を導入することによってより計画経済の形態が強い混合経済になってきたと考えるべきだと思います。
もちろんニューディール政策によってアメリカが社会主義体制に転換したわけではありません。

おわかりいただけたでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
詳しく回答していただけてうれしいです。

お礼日時:2010/12/01 20:49

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