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社会主義、共産主義を勉強すると・・・

みなさん、ご存知のように、
現在の日本は社会主義思想の政党が政権を握っています。
その政権も1年近くたち、
その政党の強引なやり方にも、国民も、だんだんと慣れて行っている状態ですが、
実際問題、頭のいい方は、なぜか、社会主義、共産主義に傾倒して行くと思うのですが、
普通の人も、社会主義、経済主義を勉強すると
その素晴らしさに目覚めるということってあるのでしょうか?

経済学部に進学した人が、みな、社会主義に傾倒して行くことはないので、
そうはならないのかとも思うのですが、
現在の日本の状態を見ると、社会主義、共産主義って
素晴らしいものなのかと見誤ったり(?)してしまいそうで、正直、恐怖を感じます・・・。

私は、社会主義、共産主義については、
正直、反対です。

けど、それはあくまで、見聞した状況での話であり、
正直、社会主義、共産主義を勉強したことはありません。

それなので、もしかしたら、こんだけ、よく思っていない思想なのに、
いざ、勉強したら・・・って考えることがあるのですが、
実際、どうなのでしょうか?

勉強してみたら、やっぱり、違うなこれ、って思えるのか、
それとも・・・。

もしよかったら、助言を頂けたら幸いです。

追伸

だったら、勉強してみろよ!
って言う回答は控えて頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

>勉強してみたら、やっぱり、違うなこれ、って思えるのか、



共産主義の提唱者というか、有名なのはマルクスという人で、
彼曰く、労働者が働けど働けどまともな暮らしができないのは、
資本主義は競争主義的な要素を持っているので、
必然的に競争力を高めるためのしくみを内包しているため、
計画経済によってそのあたりの社会的な矛盾を解消できるのではないか。

と唱えたのが始まりです。実際、一時期世界の半分くらいが
共産主義国になったように、支持されたわけです。

しかし、貧乏な国の独裁に都合のよい制度だったり、
勤労意欲を極端にそぐような一面を持っていたため、
社会主義、共産主義の国は経済的に成り立たなくなってしまった。
というのが現実で、

そこそこ勉強してくると、確かにそのとおりだと思える部分と、
じゃあ実際はどうなの。。いうことで、
現代社会では政治的な勢力として成り立たないくらいにまで
落ち込んでしまいました。

しかし、マルクスの理想とした社会というのは
実は日本の現在のあり方がまさしくそれだ。。なんて笑い話もあります。
通常は国民が怒ってそんな政策は成り立たないだろうというような
ことをやってたりします。

まあ、話の種として勉強するのも悪くないとは思います。
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この回答へのお礼

素晴らしい回答ありがとうございます!

すごく納得できました。

経済や政治にお詳しいんですね。
本当に分かりやすかったです。

大変参考になりました!

お礼日時:2010/08/28 00:08

>けど、それはあくまで、見聞した状況での話であり、


>正直、社会主義、共産主義を勉強したことはありません。

>だったら、勉強してみろよ!
>って言う回答は控えて頂けたら、幸いです

ハッキリ言って論外です

社会主義、共産主義、(+資本主義)を正しく客観的に捉えていない方とどんな論議ができるのでしょうか?

せめて、基本的な部分ぐらいは、把握していないと、言葉の意味すら通じません
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>現在の日本は社会主義思想の政党が政権を握っています。


>その政権も1年近くたち、
>その政党の強引なやり方にも、国民も、だんだんと慣れて行っている状態ですが、

因果関係が逆。
国民が社会主義・共産主義的な発想を求めている。


完全な自由主義社会だと、政府の支援は無い。病気になれば自分の金で医者にかかるしかない。金が無ければ医者にはかかれない。障害者になってもその補助は一切でない。介護を受けたければ全部自分でお金を何とかしなくてはいけない。学校に通いたければ保護者が学費を払わないと小学校にも通えない。
こういう社会だと生活に困る人が多く出てくるので、「無料の義務教育制度を作ろう」「障害者を助ける制度を作ろう」「医療保険制度を作ろう」といった自由主義を否定する社会主義的な政策を唱える政党が支持を集める。

今の日本では、「小泉改革が格差を拡大した。」「派遣切りはけしからん」「大企業優遇の法人税減税はけしからん」「消費税アップは貧乏人いじめだ」「金持ち優遇の所得税減税などせずに所得税の最高税率を上げろ」という声が国民から強く上がっている。
このように日本に対する日本国民の評価は「自由主義が強すぎる」。だからそれを否定する意見が強くなっている。
その結果が社会主義的な政策や政党への支持。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

>国民が社会主義・共産主義的な発想を求めている。

やはり、そういうことなんですよね。
私も薄々は気づいてました。

けど、それも、日教組などを始め、マスコミ等による
思想教育のなせるわざなのかなとも思ったり。。。

そのために、私も、もしかしたら、
社会主義、共産主義が素晴らしいのかなと思い、
勉強をしないといけないのかなと思い、
質問してみたというのが、ことの経緯です。。。

私も、自由主義が完全にいいとは思ってません。
むしろ、「規制緩和」が進み過ぎて、
現在のなんでもありの日本になってしまったのではとも
思っています。

お礼日時:2010/08/28 10:54

<参考>



<<みなさん、ご存知のように、現在の日本は社会主義思想の政党が政権を握っています。>>
 という捉え方をしている人は、かなり少数派だと思います。

 昭和40年代頃の政治体制下では、社会党が社会主義政党として存在しましたが、1980年代、ソ連崩壊前後の社会情勢の変化によって、日本の労働組合は、社会主義から修正資本主義下の労働組合へと舵を切り、大団結を行って連合を結成し、政策転換がない場合は支持を止めることを切り札にして、社会党に政策転換を要求しました。

 その結果、社会党は党綱領を変更して社会主義の看板を下ろし、民主社会主義政党に看板を掛け替え、社民党と名称を変えるに至りました。
 更に、旧民主党結党時に、社民党右派と左派が分裂し左派はそのまま社民党に止まり、右派は旧民主党結成に参加しました。

 現在の民主党は、それに石井一の民政党や小沢一郎の自由党など、元自民党の有力者が作った政党が合流して出来上がりました。

 その結果、現在の社民党に所属する、社民党出身者で作る横道グループは約30名でしかなく、反対に自民党出身者をリーダーとするグループの参加者は、300名以上に上ります。

 また、政権与党にたびたび就くイギリスの労働党やドイツの社会民主党などが加盟する、社会主義政党の国際組織である社会主義インターナショナルへは参加していません。(過半数の民主党議員は、自民党出身・その支持者ですから当然と言えば当然です。)


 このような点から見て、労働組合との関係は、社会主義政党と言うよりは、アメリカ労働総同盟・産業別組合会議(AFL・CIO)の全面的支援を受ける民主党(現在のオバマ政権の与党)と似ていると見る方が妥当で、実際の政権運営を見ている限り、社会主義政党と言うよりは、自民党亜流政党と言う方が正しい気がします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

世界的な見方をして、回答して下さり、
大変参考になります。

私は、現在の日本しか見てないので、
本当にためになります!

民主党の構成の件も、本当に分かりやすかったです!

ただ、私の勝手な印象なのですが、
旧自民党の構成員だった人たちも、
実は、社会主義思想を持っていて、
それなのにもかかわらず、自民党内にいて、
いいように権力をふるっていた人たちなのかなと
思いました。
もっと言えば、工作員(スパイ)で、
日本をおとしめるために、
自民党内にいたのかなと。。。(恥)

お礼日時:2010/08/28 10:48

社会主義は素晴らしい思想ですよ。



思想だけなら・・・。

思想なんてのは、現実の社会をよくするための
ツールなんですから、どんなに素晴らしい思想でも
現実に合わず、現実をよくしない思想はダメな思想です。

実際に、社会主義思想で国を造ったところは全滅しています。
これは社会主義思想を支持する人たちに言わせると
資本主義が未成熟の国でやったから失敗したのだ。
資本主義が成熟した国家でやれば成功したのだ。

と言い訳しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

やはり、社会主義思想は素晴らしいのですね。

たしかに、かつてのソビエトや東ヨーロッパ、
カンボジアのポルポト政権は、崩壊しましたよね。。。

現在は、北朝鮮とキューバが未だに、
社会主義、共産主義を実現させるというか、
継続している国ですよね。。。

>と言い訳しています。

ここの表現好きです!
ほんとに言いわけだけは、
社会主義者は得意だということは
本当に分かります(笑)。

お礼日時:2010/08/28 10:25

どんな社会(主義)になっても、人間の欲望には勝てません。


欲望に翻弄されていく。
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はじめまして、



共産、社会主義は、政治体制と経済のしくみの二つを考える必要があると思います。
日本は勿論、アメリカ主導で再興した国ですからどちらにも属しません。

しかし共産、社会主義は歴史がその脆弱性を証明してしまいました。
これまでの世界では国民の支持は得られなかったと考えるべきでしょう。

今後はその進化が自由、資本主義とより近くなるものと思います。
選択が2極化する必要が無いと言うことです。

今の日本では、経済体制は資本主義が正統派、政治体制は?左翼化する傾向があります。
医療や年金などの社会福祉は共産主義者の考えに迎合する市民が増えているのも事実です。
しかし景気が活発になればこの考えも一転するでしょう。

世の中は常に動いています。
どちらが正しいかは歴史が評価します。

少なくとも政治思想体制は自由主義、民主主義が正しいことは周知の事実です。
あとは理想と現実のギャップをどう埋めるかでしょう。

フランスはミッテラン政権で社会主義が立ちました。
良かったのか悪かったのかはフランス人が評価しています。

思想は主権のある国民が考えるもの。
共産主義は同志の指導者が導く。
大きな差はここにしかありません。

思想信条は自由です。
判断はご自身がするものです。
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この回答へのお礼

丁寧で、親切な回答ありがとうございます。

恥ずかしながら、フランスが、社会主義国であることを
知りませんでした。

いわゆる西側に属していたので、てっきり、民主国家であるものかと。。。

>少なくとも政治思想体制は自由主義、民主主義が正しいことは周知の事実です。

私は、これを信じていますが、
信じたいと思っていますが、
もともと、左翼が相当の権力をもって、
日本を支配していたのは、知っていましたが、
昨年来、いよいよ社会主義者たちが本当の権力の座についた日本を見て、
信念が揺らいだもので、質問をしてみました。。。

お礼日時:2010/08/28 10:20

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