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前回の質問
http://okwave.jp/qa/q6361201.html

の補足質問にお答えいただけると有難いです。
(前回回答者さんは、「(「分」や「貧」と違って)漢数字の「八」ではない」と
お答えいただいた、と解釈しております)

A 回答 (3件)

Q1 「儿」の字義を持つものなのですか?(どういう意味?)



漢和辞典には移り変わりがあって、現在出回っているものには「空」を「うかんむり」の部首に置いているものがありますが、伝統的には#1さんのおっしゃる通り「あなかんむり」の字で、藤堂明保『漢字語源辞典』で「空」は「(あな)なり。穴+工声」、孔(あな)と同じ、転じて空虚の意となる、とあります。
 いいかえれば、「うかんむり」の文字と見ると、「ウ」と「儿」の説明が必要になる訳ですが、部首を「あなかんむり」と見れば意味の説明も終わっているわけです。

 しかし古い文字では、「儿」に共通の要素も見られます。
「谷」の上(と言うか外)の部分、はその一例で、藤堂は「泉の出でて川に通ずるを谷という。水の半ば口(あな)より現わるるに従う」といい、穴より水の湧き出る形、と説明しています。
 http://www.chineseetymology.org/CharacterASP/Cha …説明が必要になる訳です。
 もう一つ例を挙げますと「公」の上の部分です。下は「私」の右のように私有し、三つの線で「ム」の字に囲んで隠す、公は、それを広げて公開する、の意で古い形は下記でご覧になれます。
 http://www.chineseetymology.org/CharacterASP/Cha …

 これは僕の私見ですが「儿」の字義は、「穴から出る」かもしれないと思います。「穴から水が出る」は「谷」、「穴から出て」人前に出れば「公」、になるのではないでしょうか。

Q2 「空」の方が「八」よりも、下に大きく凹んでいますが(右側)、「ハ」にすると、逆に上に反ってしまう、と思うのですが・・・?

 上に申し上げたように「空」は「穴」の意味と「工」の発音を一緒にした文字で、凹みの有る無しは、歴史には無関係かも知れません。
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前回質問の回答者さんのおっしゃりたいことは、字義がどうのこうのというのではなく、単なる字の形のことをおっしゃっているのだと思います。



書き方の形を説明するのに、「八」「ハ」「儿」という文字を使って説明しているだけのことでしょう。

Q1 「儿」の字義を持つものなのですか?(どういう意味?)

A1 上記に書いた通り、字義の問題ではなく、形の問題です。

Q2 「空」の方が「八」よりも、下に大きく凹んでいますが(右側)、「ハ」にすると、逆に上に反ってしまう、と思うのですが・・・?

A2 「逆に上に反ってしまう」というのがよく分かりませんが、書く時に、うかんむりの下にカタカナの「ハ」のような形を書くのが、手書きの「あなかんむり」の形です。
要は、「穴」という字の下に「工」を書くのが、「空」という字の手書きの形です、ということをおっしゃっているのだと思います。

「穴」と「空」の上半分を見ると、形が違いますよね。そのことを説明しているだけのことだと思います。

この回答への補足

「空」の4,5画は漢数字の「八」ではない、ということでしょうか?

補足日時:2010/12/23 21:03
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空は、’うかんむり’ではなく ’あなかんむり’です。



4・5画目はあなかんむりの一部です。
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