No.6ベストアンサー
- 回答日時:
ミュンヒハウゼンのトリレンマというものがあります。
ある命題の正しさの根拠を探求する場合、
(1)無限に根拠への問いを続ける「無限遡及」
(なぜ?なぜ?と子供が問い詰めてくるアレですね)
(2)どこかで問いを辞めてそこに根本規範を求める「恣意的中断」
(3)問いを進めるうちに理論が循環してしまう「循環論法」
のどれかに陥ってしまうという問題です。
真理が決して到達できない辛く険しい道のりであるのに対して、宗教は擬似的な真理を我々に示して心の安らぎを与えてくれるものなのかもしれません。
そういった意味で「真理は探究するもの、宗教は漬かるもの」とは実に的確な指摘だと思います。
完全なる真理には決して到達できんかもしれん。
しかし真理を探究するうちに徐々にその輪郭が浮かび上がってくる、これは間違いではあるまい。
しかし漬かっていては真理はますます遠のいて行く、このように言うておこう。
No.14
- 回答日時:
zakky74でございます。
>今ここで論じておる真理の探究とは人類の永遠の課題やからや。これは全人類にとっての共通の認識のはずやからや。もし真理の探究がすべて成し遂げられ答えが出ておるちゅーんなら、人間はこのあと何を求め、何を考えれば・・・
なるほど。
人類の永遠の課題・・・と判断されているg3452sgpさんから見ましたら、人類永遠の課題に終止符が打たれている事はおかしいし、意味・価値を追求する存在であり考える存在である人間は、一体何を求めて何を考えれば良いのか・・・それが無くなるから人間としての存在意義を失ってしまう・・・それは人間には起きない事やから、僕は宇宙から来た人となる訳でございましょうか?
もし違うかったら修正をお願いしますね。現段階では、僕はその様に受け取りました。
>今ここで論じておる真理の探究とは人類の永遠の課題やからや。これは全人類にとっての共通の認識のはずやからや。
永遠とは、終わりが無いという意味でございましょうか?それとも終わりがあるけれども、g3452sgpさんには計れないからその事を取り合えず永遠と置いているのでございましょうか?
それによりまして、僕の応え方も変わると思いますし、この先の話も語弊を生じる気も致しますが。
絶対的真理と相対的真理を人類が得た今の段階にありましても、人間がそのあとに求めるものが無くなるという事でも考える事がなくなるという事でもございません(g3452sgpさんは、何故その様に考えられたのでしょうか?)。
考えから自由になる、考え卒業という事はございましょう。
ですが、その事と考えをしないという事は違いますね。
そもそも、真理を得ていない状態では、考えに支配されてしまって考えから自由になれません。一日に、6万個とも9万個とも言われる数の考えが生まれている中で、実は自分の考え一つ自由自在に制御できていないのが人類の今の現在地です。
例えば、実は水1滴さえも理解していない人類は、水⇒分子⇒原子⇒素粒子⇒ヒッグス・・・と言って、名前を差し替えているだけでございますね。結果的に実在するものは何か、を分かっておりませんから、実在する何かがどの様な仕組みでヒッグスを生み出しているのかも理解できず、ヒッグスが集まってできる素粒子も理解できず、つまり水1滴も理解していないけれど、名前を貼り付けて何となく理解しているかの様な錯覚現象の中で、水を知っているといい、水を使っている、と言っています。
人間は、飛行機を飛ぶ原理を理解していなくても、飛行機を飛ばせますし飛行機に乗るんですね。
少し、横道に逸れたかもしれませんが、水1滴さえも理解・説明できていない人間が、考えが何なのか、考えの用途・機能・目的さえも分からないままに考えをやり続けている状況があり、終わり無き考えが出てくる世界から脱出する事が出来ていません(今までは)。だから永遠(っぽく見えている状態)です。
その理由は相対世界を超えていないからです。
それと同時に、なぜ相対世界が生まれる様になっている仕組みを理解していないからです。
そこにピリオドを打つ世界が絶対世界の明確な理解でございます。全ての相対世界を生まれる様にさせている絶対世界、その理がどうなっているんだろう、知りたいとしてきたものが絶対的真理でございます。
今からは、絶対的真理を道具として活用しながら、全ての相対的真理を理解・説明する時代へ突入する事でしょう。その上で、一体相対世界がどうやって創られているのかについて、明確な理解が進む事となりますでしょう。
そして、今までバラバラでお互いが分離されていた情報や知識、思想・哲学は、絶対的真理と相対的真理によって統合共存されて、人類は新しい進化発展のプレートを生み出していきます。
理は、あくまでも理でございますが、実践を伴う理でございますれば、今まで人類が実践してきた全ての水準を高めて、全く新しい文明へとパラダイムが転換する事となります。
今まで知の爆発は2回起こりました。
一度目は、お釈迦さま・老子・ソクラテス・イエスキリストなど多くの賢人達を輩出させた時期です。ですが、まだまだ問題はございました。二度目はニュートン・デカルトを始めとして、学術の開花と共に文明に飛躍的進歩をもたらした西洋のルネッサンスです。今に至りますが、やはりまだまだ問題を残しています。
そして三度目が今からの時代でございます。
人類が、今までずっと追及してきた行き着くところ、遂に、その発見・発明が完了し、これからは日本を中心とした東洋のルネッサンスが開闢していきます。全ての問題が一掃されていく世界を、現実の相対世界においても創ろうとするのが今からの時代でございます。
如何でございましょうか?
No.13
- 回答日時:
zakky74でございます。
>もしかして、あんたは何処かの惑星から飛来してきた宇宙人ではないんか?
どういう事でございましょうか?
もし宜しければ、なぜそう思われたのかをお聞かせ下さい。
>>条件・状況・環境に寄らずに常に起きている理と、条件・状況・環境の下で起きている理を、人類は明々白々に理解出来ているという事でございます。
>もしそれが本当だとすればもはや哲学者の考えることは尽きており、人類が考えるべき問題は何も残ってないことになる。
へー、この世にそんな風に考える人間がおったとはこれはもーただただ驚くばかりや。
なぜ、哲学者の考える事が尽きている事になるのでしょうか?
なぜ、人類が考えるべき問題は何も残ってないことになるのでしょうか?
そんな風に考える・・・「考える」というのは何を指して言っておられるのでしょうか?
今ここで論じておる真理の探究とは人類の永遠の課題やからや。
これは全人類にとっての共通の認識のはずやからや。
もし真理の探究がすべて成し遂げられ答えが出ておるちゅーんなら、人間はこのあと何を求め、何を考えればえーんや。そーゆー事ではないんか。
No.12
- 回答日時:
zakky74でございます。
>以下の部分、わしにはよく判らんので説明してくれんか。
>まづ絶対的真理とは何?相対的真理とは?絶対的真理と相対的真理はどこがどー違うのか。
絶対的真理は、条件・状況・環境に寄らずに常に起きている理。
相対的真理は、条件・状況・環境の下で起きている理。
如何でございましょうか?
>また今の時代は絶対的真理と相対的真理ともに到達しております・・・とあるが、つまりこれは人類は既に真理に到達しておる、真理は既に得られておるちゅーことか。
g3452sgpさんがどんなイメージからそれを仰るのかまでは分かりませんが。
条件・状況・環境に寄らずに常に起きている理と、条件・状況・環境の下で起きている理を、人類は明々白々に理解出来ているという事でございます。そして、論理とイメージによって伝達が起きているという事でございます。
>人間は生きている限り完全な真理には到達できんと考えるのが普通と思うが。
興味深いですね。
g3452sgpさんは、なぜその様にお考えなのでしょうか?
>条件・状況・環境に寄らずに常に起きている理と、条件・状況・環境の下で起きている理を、人類は明々白々に理解出来ているという事でございます。
もしそれが本当だとすればもはや哲学者の考えることは尽きており、人類が考えるべき問題は何も残ってないことになる。
へー、この世にそんな風に考える人間がおったとはこれはもーただただ驚くばかりや。
No.11
- 回答日時:
zakky74でございます。
>もちろん思想や哲学を含め、人の考えることは時代とともに変わり行くもの。ただし、ここで探究とは机上の空論であってはならず実践を伴うものでなければなりません。
仰る通りですね。
人である質問者さまが考えることも時代とともに変わる行くものではないでしょうか?
絶対的真理、相対的真理ともに未達の状態でございましたら、真理は探求するものかもしれません。ですが、今の時代は絶対的真理と相対的真理ともに到達しておりますれば、もはや探求ではなく活用するものでございましょう。
それ故に、次の様に申しました。
>>ただ、それは今までの時代でございまして、これからの時代はまた少し変わるだろうと思います。
>>真理は活用するもの。
如何でございましょうか?
>まさにこの点が探究と漬かりの違いと考えるがどーや。
探求している段階では、真理と宗教を比較してみたくなるのかもしれませんね。そういう意味では仰る通りかもしれませんね。
以下の部分、わしにはよく判らんので説明してくれんか。
まづ絶対的真理とは何?相対的真理とは?絶対的真理と相対的真理はどこがどー違うのか。
また今の時代は絶対的真理と相対的真理ともに到達しております・・・とあるが、つまりこれは人類は既に真理に到達しておる、真理は既に得られておるちゅーことか。人間は生きている限り完全な真理には到達できんと考えるのが普通と思うが。
No.9
- 回答日時:
質問者様の「真理は探究するもの、宗教は漬かるもの」という結論は
私にはしっくりくるものと感じました。
真理とは全宇宙に均等に普遍的に存在し、
人の意思の介在など全く関係ないし必要としないもの。
それを見つけよう、気づこうとする人間の意志と行動が探究だと思います。
宗教は、真理に独善的な解釈を出して探究を降りてしまった者と、
その独善的な解釈を妄信し、そこに安寧を覚えてその先を探究しない者の集合体。
ただし、神仏関係の一般的に宗教と言われるものばかりではなく、
科学や哲学でさえそこに立ち止まってしまっては、
そういう宗教的なものになってしまう危険性があると思います。
全くその通りや。
一つ補足しておく。
仏教であれ、ユダヤ教であれ、イスラムであれ、ヒンズーであれ、およそ宗教なるものの全てに共通することは、これに漬かった者と議論すると直ぐに気付くことやが、必ずある時点において議論は停止し先に進むことはないちゅーことや。
つまりこれを宗教は探究するものではなく、漬かるものと言うたんや。
No.8
- 回答日時:
>そー思うのは、もー既に漬かっとるちゅーことなんや。
ほらみろ。その傲慢さに漬かりきって恥ずかしげもなく何を書いているんだよ。
私が何に漬かろうがあなたの知ったことか。
No.7
- 回答日時:
「宗教は漬かるもの」というのは的確な表現だと思いました。
私は「真理」という言葉はよくわかりません。
世界は相対的なものなので真理などは無いと思っています。
なので真理という言葉自体、宗教じみているように思います。
宗教と対比するものは「学問」ではないかと思います。学問の探求。
宗教=疑わない考えない。学問=疑って考える。
真理など無いと考えるのは間違いや。
真理など無いと考えるのは一種の逃げであり、これはまさしく宗教的姿勢や。
つまり漬かろうとする精神そのものなんや。
真理は厳然として存在する。
なぜなら我々がいるこの宇宙は厳然として存在しており、永遠に不変不滅なる宇宙の法則に従い一寸の狂いもなく動いておるからや。
だから真理が宗教じみているなどと申すのは全くの間違いや。
宗教は決して真理の探究など行うものではない。
宗教とは真理の探究の対極にあるもんや。
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