プロが教えるわが家の防犯対策術!

ネットでオーディオファン諸氏の方々が
自身のオーディオルームの写真を公開してますが、
左右のスピーカーを内側に向けてセッティングしている方が多い様です。
スピーカーはこのようにリスニング者の方に向けるのが一般的なのでしょうか?

私は普通に部屋の後ろの壁に対して
垂直方向に音が出るように置いてますが、
スピーカーのメーカーはどちらを想定して
製品作りをしているのでしょうか?

「スピーカーのセッティング(角度)について」の質問画像

A 回答 (5件)

はじめまして。

よろしくお願いいたします。

手元に丁度良い図がありましたのでご覧ください。内ぶりのスピーカーセッティングがもたらす結果を理解しやすいと思います。この図は、ある海外製スピーカーの和文取扱説明書から抜粋しました。
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・斜線部:左右スピーカー
・ドット部:良好なステレオイメージで聴取できるリスニングポジション
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添付図から見て分かる通り、図2のように内ぶりにスピーカーをセットした場合は、図1の一般的なスピーカーセッティングよりも、良好なリスニングポジションの面積が増えています。特に前方方向、そして横方向に広がっています。

リスニングルームの大きさ(広さ)、設置場所が左右対称である等、利用するスピーカーにとっての理想的な条件が、一般家庭においてすべて整うという事は稀であると思います。従って、リスニングルームに起因する制約の中で、可能な限りその影響を少なくするために、各種のセッティングテクニックが存在し得ます。今回ご指摘の内ぶりのスピーカーセッティングは、これに該当するものです。特に、スピーカーから視聴位置までの距離が短くなる場合や数人が並んで音楽を鑑賞する場合は、聴取位置の少し手前で左右スピーカーからの音をクロスするようにセッティングするテクニックを利用します。


ステレオ再生の前提として、左右のスピーカーから再生された音が空間で混じる事により、この位置に音場が生じて、記録された時点の音場に近い結果が現れるというのは、既にご承知置きかと存じます。結果、各々の音がより明瞭となったり、方向定位が明確になり、どの方向にその音源が聞こえるか感じ取りやすくなる事で、音の移動や遠近等がより分かりやすくなるわけです。この点がモノラル再生と異なっており、『ステレオ再生でのスピーカー設置は、再生される音の質に大きく影響を及ぼす』とされる理由です。

前述の通り、スピーカーを内ぶりにするという行為は、再生上理想条件の整いにくい一般家庭において、可能な限り良好なステレオ再生に近づけようとするテクニックです。つまり、設計の前提等で左右されるものでもなく、個々の視聴環境によって、『このようなセッティングを行うか否か』や『どれくらいのパラメータで調整するのか』が変わってくる、そういう性質の行為です。

この内ぶりの加減について理論的に堅く考えると、視聴者(視聴ポイント)の少し手前の位置で左右スピーカーの音をクロスさせるようにセットします。これは、前述のステレオ再生の前提を広いエリアで安定的にもたらすのが理由です。しかし、この第一義の目的に拘らず自由に解釈し、左右スピーカーの音を視聴者に直接当てるような角度でセットした場合は、まさにその視聴位置が良好な視聴スポットの先端に当りますから、その場ではシャープな定位となるでしょう。反面、首を左右に動かすと定位がズレる等のシビアな結果になると考えます。ちなみに、この結果がお好みであった場合は、そういう選択をなさっても一向に構わないと思います。
「スピーカーのセッティング(角度)について」の回答画像5
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この回答へのお礼

お礼がおそくなりまして申し訳ありません。
皆さまのご回答を今後の参考にさせて頂きます。
有難うございました。

お礼日時:2011/01/24 22:09

はじめまして♪



スピーカーの測定はユニット軸上正面を代表値にしています。

このため、リスナー側に向きを合わせると言うマニアが昔から多数おられます。


もう一つは、メーカーの試聴室より、一般のリスニングルームは狭いので、左右の壁に反射する音をコントロールする目的で、リスナーへ向くほどでは無いけれど、内側に振ると言う場合も多々有ります。


ちなみに、レコーディングスタジオ等では壁面の音響処理等に莫大な費用を投じて、その上でスピーカーは試聴者へ振っているのが一般的です。

御質問者様もスピーカーの向きや高さ、土台の素材等を換えてみて聞き比べてみてください。
聞いてみて「違ったなぁ~」って思ったら、より自分の好みの方法で利用すれば良いダケですよ。理論や手法は一つの指標ではありますが、最終的は利用者が好む音が出るように工夫すればそれで良い物ですね。

メーカーは、無頓着に外注して販売している場合から、専用の研究室まで所有しているメーカーまで有ります。 基本的にはたくさん売れて利益が上がれば企業として優良なのです。

今の国内オーディオブランドでスッピーカーを基礎研究から製品開発しているのは非常に少なくなっています。測定条件すらJISに沿っていないスペックで表示している製品も多くなっていますからね。
(JIS規格の測定には体育館2個分のスペースに遮音性の高い構造体、天井と床も壁も音響的に自由空間を作り上げないと、、、)

どんなに測定技術が高度になっても、実際の聞こえ方、感性によるチューニングが必要なので、(これが無ければ、電子音のバイオリンと高価なバイオリンの音色を表現出来ない等)高額製品は作る事が難しい時代なんでしょう。

ちなみに、感性チェックで造り込まれた高額製品は、まれに得意なサウンドで突出しますが苦手ジャンルが出てくる場合も有ります。

まぁ、メーカーが想定した部屋や他の機器も違いますし、ましてやメーカーのチューニング師と同じ曲の同じ楽器が好きで、さらに同じ感性って事も無いですね。

オーディオは趣味のカテゴリーって事は、個人の趣味製が高く、いろんな趣味の人が居ると言う事ですね。

自分にとって良い聞こえ方を模索し、好みのサウンドを目指してください。がんばれ~~~♪
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お礼日時:2011/01/24 22:09

高音用のスピーカー(ツィーター)はどのような形式でもある程度の指向性を持っています。

カタログ上のデータは殆どは正面特性です。
これに比べると例えば左右30度では10kHzを越えると明らかに減衰するものが殆どです。

従ってそのスピーカーの特に高音性能をベストで聞こうと思えば正面で聞くのは意味があります。
左右のスピーカをどちらも正面でと言うことになると当然内側に向けるセッティングになりますね。

一方昔ラジオ技術の記事で読んだことですが、それによると高音の30度特性が余り変わらないスピーカーの方が一般的に試聴結果がよかったと言う記事を読んだことがあります。

現在多いドーム型のツィーターは昔のものに比べるとかなり指向性が良くなっていますから、今は昔ほどは気にする必要はないのかもしれません。
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お礼日時:2011/01/24 22:09

>スピーカーのメーカーはどちらを想定して


>製品作りをしているのでしょうか?
安いミニコンポやラジカセならともかく
ある程度のものになると試聴する位置に向けてスピーカーを向けます。
スピーカーはコーン部分から音が出ています。
視聴者へ向かなければ飛んでいく音の方向の中心がずれて別の方向に行く事になります。
モノラル(スピーカー1つ)で考えれば中心にならなければならない音が右や左にずれるような感じです。

大きな会場、リビングルーム、店舗など視聴者が1人ではない場合はまた違ったセッティングになります。
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お礼日時:2011/01/24 22:10

どこのメーカのそんなことは想定してません


しいて言うのならば測定している環境はメーカにもよりますが・・無反射音響ルームでの測定に成ります

真ん中にある管球アンプは300BやKT88見たいな感じですね


基本的な話

部屋の後ろから反射がでると定在波はしょうじます」
そのことスピーカらの周波数が乱れれます
(後ろの壁の他 音が反射しますので周波数はフラットに成りません)

部屋の後ろの壁にカーテン見たいな物をおいた方が良いです

内側に向けるのは1名だけ視聴するのであればベストなんですがそれ以外は意味無いです
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この回答へのお礼

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お礼日時:2011/01/24 22:10

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