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今古典学派、ケインズ学派、新古典学派と経済学史の流れで調べています。古典学派は供給に比重を置きすぎた事、非自発的失業を認めていない事、市場万能主義だった事がケインズによって批判されていますが、新古典学派はまだ非自発的失業を認めていません。その他の問題に関しても改善修正がされたように思えないのですが実際はどうなのでしょうか?よろしければ教えて下さい。

A 回答 (1件)

現在の対立は、市場と政府のどちらを重視するか?というレベルであり、いわゆる新古典派といわれる人はかなり少ないと思います。



その上で非自発的失業については
1.求人があるのに、待遇が不満なので就職しない
2.次の仕事に移るまでの移行期間
3.ごく少数の例外
これらを当てはめればまあ概ね説明できると思います。
今でも仕事を選ばなければ、警備員でも日雇いでも派遣でもバイトでも幾らでもあるわけです。
ただうんなこといっても人は仕事を選ぶわけで、市場重視の人たちもその現実は認めているかと。
ですから不況期に財政を拡大することは已む無しと思ってる人が大半だと思います。

ちなみに確かに古典派の開祖であるリカードは経済理論を組み立てるとき労働者を人間とはみなしていなかったと思います。彼の頭には貴族(地主)と資本家しかなかったとも思います。
しかし、それは当時の社会情勢的に
1.社会的に資本の蓄積が何よりも必要だったこと
2.労働者に今ほど学がなかったこと
などが主な原因であり、当時はそれで良かったのだと思います。
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この回答へのお礼

分かりやすい解説ありがとうございました!助かりました!

お礼日時:2011/01/20 21:41

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