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人事異動で未経験の仕事を任される場合って

質問
人事異動で、まったく経験のない分野に異動させられ、なおかつ上役からはその道何十年のプロと同じだけの結果を要求された当事者というのはどのようにして結果を残すのでしょうか? 

詳細
お世話になります。
くだらない質問ですみません。

一般企業においても、公務員においても、人事異動というのがあります。
あの人事異動について不思議に思っております。
人事異動で未経験の部署に所属した場合でなおかつある程度の地位にいる方(それも監督的立場でなく、現場で陣頭指揮を執る立場の方)って、どうやって知識、経験を得て、どうやって実績を残すのでしょうか?

政治の世界でも似たようなことがありますね。
たとえば、旧自民党政権下における大臣職など。
あの場合は、大臣というのはほとんど「お飾り」「神輿」「一日警察署長、一日消防署長」的な立場であり、
国会答弁書は事務次官や政務次官たちが作ってくれ、それをただ棒読みすれば務まるお仕事でした。

これに対して、民間企業や公務員(それも中央省庁ではなく市役所、町役場レベル)の人事異動では今までまったく経験のない部署に異動させられる場合も多くあると思います。
こういう場合、自分より学歴が低くて、現場一筋30年!!みたいな叩き上げのオジサンオバサンが幅を利かせているところに上司として放り込まれ、部下のほうがよほど現場を把握している、ということも多くあるでしょう。下手すれば専門用語がわからず、部下に何を指示していいやら、部下からの報告が何のことやらまったく理解できない、ということもありえると思います。

 しかし、上役に対して、結果は残さなくてはなりません。
上司として部下に命令を下さねばなりません。

何かトラブルがあれば、上司である自分が表立って渉外を行わなくてはなりません。(たとえ就任翌日であっても)
今、九州では自然災害や家畜防疫で大変なことになっています。毎日のように県庁、市役所の課長さんが記者会見を行っていますが、おそらく彼らが土木、防災、畜産、防疫に関して、大学でそれを学び、役場の入庁の際も、一生そのスペシャリストとして仕事をすることを約束されているわけではないでしょう。下手すりゃ、前任者が逃げてしまい、まったく畑違いのところから押し付けられた人事かもしれません。

さて、まったく経験のない分野に異動させられ、なおかつ上からはその道何十年のプロと同じだけの結果を要求された当事者というのはどのようにして結果を残すのでしょうか? (多分、上は「未経験だから結果が残せないなんて言い訳にならん!」というでしょうね)

たとえば、新入社員時代から主任クラスまでA部署だった人が、係長に出世する際に同時にB部署に異動になったとする。
A部署とB部署はまったく何の関係もない。
しかし、B部署の係長になったからにはB部署の係長としての成果は残さねばならないし、B部署の若手や主任と、B部署の仕事内容について、ツーカーに話せなければ仕事が進まない。

ここで、もしもB部署の係長として初日からバリバリ仕事ができるのであれば、彼はスーパーマンか、もしくはB部署の係長職がバカでもできる仕事なのかのどちらかである。まあ、多くのサラリーマンはスーパーマンではないので、バカでもできる仕事なのであろう。
会社としてはうれしいが同時にB部署の係長職は係長職である必要はない。バカでもできる仕事をやる人に係長の手当てを支払う必要はない。役職を撤廃してB部署からは係りをなくせば人件費削減になる。

逆にB部署の新任係長が仕事がまったく理解できず、部下とも仕事の報告連絡相談ができないのであれば、会社の人事異動は間違いだったことになる。B部署の係長が空きポストになったのならB部署の主任を係長に昇格させ、空いた主任ポストにA部署の主任を横滑りで移動させればよかったのである。
これなら仕事に滞留が起こることはない。
しかし、この方法だと部署内部での昇格以外、昇格人事の方法が見つからないことになる。

しかしながら、多くの人事異動では昇格と同時に部署も変わり、仕事も変わる。
おそらくほとんどの異動者は、新任地に赴く際、期待よりも何倍もの不安を抱えていることであろう。
果たしてこの矛盾を企業、役場はどのようにして解決しているのでしょうか?
結局、就任直後は何ヶ月も休日返上で無給出勤し、部下たちが数年かかって覚えた仕事を数ヶ月で机上で勉強しろってことでしょうか?
でもそれができたらそれだけでスーパーマンですよね。

経験者の方、教えてください。
また、逆に人事をつかさどる方、企業経営者の方は未経験の人員を配置し、結果を出させることをどのように思っているのでしょうか?

A 回答 (5件)

再び



要するにサラリーマンは
[未経験の業務であっても,何でもそこそこできる器用な人が重宝される]
ってことでしょうか?

ちゃんと書いたつもりですが、会社にはスペシャリストとゼネラリストと両方必要です。
技術職では特にスペシャリストというある意味職人は非常に重要視されます。
事務職ではもちろんスペシャリスト的な側面もありますがゼネラリスト的な幅広いことが
要求されることが多いかもしれません。

野球のキャプテンからスキーのキャプテンの話がありましたが
それはまあ要求されるものがまったく違う違うわけですが、
スケートから自転車競技とか違うジャンルでトップになる人もいるわけで、
前やっていたことと同じ、つまり延長線上でやれることと違う、新しく身につけることを区別することからはじまると思います。
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あくまで参考マデ。



 いきなり熟練者になるのは無理ですが、仕事の仕方の基本さえ身に着けておけば、上司(管理職)としても勤まると思います。私が、全く新しい部署で何もわからない状態なら

 ・部下個人個人と面接する。
 ・それぞれの部下の目標又は任務を聴く。
 ・仕事が終われば報告させ自己評価させてみる。
 ・新たな目標を立てる。
 ・経過を報告させる。

 こんな繰り返しで部下に関与していくのです。わからないことは知っている部下を呼んでレクチャーさせる。そのうち、自分も仕事内容がわかってきます。
 経験だけが長い部下の中には、いきなり難題をつきつけてくることもあると思います。専門用語がわからない場合は、部下にわかるように説明させます。上司としは納得いくまで聴き質問し把握することです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
部下と面談して仕事内容を聴いたり、目標を尋ねる、
部下からの話の内容がわからなければ「上司の私にわかるように説明せよ」というのもイイですね。

ただし、まだこれでもちょっと違うかな、という感じもします。
お答えのないようですとまだまだ監督者的立場の地位の話ですよね。
私が聞きたいのは、それよりも下の地位の人の場合です。
部下に指示を出すと同時に、自分も一兵卒として上司の命令によって最前線で働かなくてはならない立場の人です。自らが部下に対して目に見える手本を示さねばならない地位の人。
会社でいえば(会社によっても多少違うでしょうが)課長、係長、主任クラスの正に「最前線戦力」の人たち。

スポーツでたとえるなら(余計こんがらかるかもしれないが)
昨日まで野球部でサブキャプテンとして活躍していた人がスキージャンプ部のキャプテンに異動になった
とでもいいましょうか?
野球部ならキャプテンを張れる自信はある。でもスキージャンプなんてやったこともない。
用語もルールもまったく知らない。
でもチーム員からは
「期待してますよ、キャプテン」
「新人の僕に教えてください、キャプテン」
といわれる。
監督、コーチからは
「必ず結果を出せよ。野球部でサブキャプテンなんだからスキージャンプ部でも充分結果を残せるよな!」
と激を飛ばされる。
その監督、コーチの話す内容はさっぱりわからない。
怖くてジャンプ台から飛べない。でも、肩書きはキャプテン。

監督、コーチ(会社における部長クラスの役職)として異動になったなら、
「目指せ、優勝、全国制覇! 日常生活は規律正しく! 誇りと自信を持って行動しよう! 部室はいつも整理整頓!」
といったように、どの運動部でも通じる共通理念を唱えていればそれなりに格好がついて、勉強の時間稼ぎもできるのに・・・・

なんかこの人事異動、間違ってるんじゃねえの?
と言いたいが、言ったら自分の能力を疑われる。
さあ、どうしよう・・・・

こんな感じですかね。

お礼日時:2011/02/16 10:44

 あなたがどの業界のどの会社か分かりませんので、身の回りで起きた例を、記入しておきます。


 まったく関係ない話かも知れませんが、僕が知っている彼らの人事異動は、あなたが直面している問題よりも、もっと大きくて深い問題を抱えているような気がします。

 まず、仕事のできる人は、企業に就職した場合、その企業の仕事の全体を把握しています。
 おそらく、入社する前に、その業界の世界的傾向や日本国内の状況、そしてその業務を遂行するための、会社の能力などを、客観的に把握する必要もあります。
 あなたはそれらのことを、入社前にどの程度やっていたのでしょうか?

 また、会社も、経営陣に迎える人を育成する必要がありますから、一定程度見込みのある人間は、全く違う部署の仕事につけることがよくあります。

 友人Aは、営業部で、トップの成績を上げた後、財務に移って再びトップクラスの成績を上げ、次いで総務に移り、広報部に移り、と相当に専門性の高い全く違う仕事をこなし、ある一部上場企業の役員への階段を上りました。

 また、いわゆるキャリアのBは、こんな言い方をしていました。
 「僕たち官僚は、2年ごとの異動は付き物だ。辞令が何所へ出ても良い様に、あらかじめ用意はしている。」
「そして、年度末に内示が出るとその日から、新しい職場の猛勉強をする。」
「だいたい、2週間でプロフェッショナル、2ヶ月でオーソリティと言われる様な勉強をする。そして、2年後には××さんが置いていったシステムだ。と言われるような、その職場に合った新しいシステムを構築してから退任する。」
 と言っていました。

 おそらく、あなたが言っているような、
《就任直後は何ヶ月も休日返上で無給出勤し、部下たちが数年かかって覚えた仕事を数ヶ月で机上で勉強しろ》
程の時間を貰いたい、という人は、ラインから外れることになります。

 常に企業全体のこと、業界全体のこと、を把握していないと、話になりません。
 経営者は、そのような全く違う部署に人をつけて、彼の能力を見るのです。量るのです。
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>どうやって知識、経験を得て、どうやって実績を残すのでしょうか?



基本的には元からいる人に 質問されることが多いです。
質問/回答の中で非効率だが慣例でやっている業務が見えてきて、業務改善につながることもあります。
またアイデアは、元からある者同士の組み合わせである場合がほとんどですので、前の業務の何かと今の業務の何かをくっつけて新しいアイデアが創造されるという事も多いですね。

>まったく経験のない分野に異動させられ、なおかつ上からはその道何十年のプロと同じだけの結果を要求された当事者というのはどのようにして結果を残すのでしょうか?

その道何十年と同じやり方で同じ結果を残すのは、どうも困難そうですが、何十年の実績をベースに色々工夫してみれば、ほぼ同等の結果を残すことは可能ではないでしょうか。

>果たしてこの矛盾を企業、役場はどのようにして解決しているのでしょうか?

人事異動には、同じメンバーで長い間仕事をしていると、マンネリ/淀んだ人間関係により業務効率が低下したり癒着による不正が行われたりするので、これの打破を期待している面が強い様に感じます。よって目先で一次的に効率が落ちても、長期でみれば組織が活性化して取り返せるのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
癒着や不正をあぶりだしたり癒着や不正をやめさせるための人事異動というのには賛成します。

お礼日時:2011/02/16 10:24

上に立つ人間、長の場合は、Management能力を買われることが多いわけで


全く違う仕事、業種でも結果を残すことができます。
もちろん、その業界、仕事についての情報収集力、理解力は高くないといけないでしょうね。
異業種のTOPの引き抜きなどはこのパターンでしょう。
社内でも同じようなことはあります。

もう少し下の立場で考えた時は、基本的なポテンシャルのある人は
どんなところに行ってもその順応性は高いものです。
つまりその部署の仕事で一流になるまでの時間が短い。

私の知る会社では、大学以上の卒業で入社した人間は5年目で総替えがあります。
つまり経理で配属されてもいきなり営業になりますし、生産管理をしていた人が営業というのもあります。
でも皆、それで一時的には戸惑いますが、半年もすればそれなりの仕事をするようになります。
それがやはり適応力だと思います。

>結局、就任直後は何ヶ月も休日返上で無給出勤し、部下たちが数年かかって覚えた仕事を数ヶ月で机上で勉強しろってことでしょうか?

できなければ休日返上が必要かもしれませんが、普通の人は数年かかって覚えたことの8割を数か月で吸収する能力が求められます。(10割は必要ありません)
未経験の職種で実績をあげられる人こそが望まれているのかもしれません。
(もちろん一つの仕事で一生を全うする職人的な仕事も軽んじるわけではありませんが)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
普通の人には適応力が求められ、また適応できる仕事が普通の仕事なんですね。

飲み込みの悪い人とか、特定業務にだけずば抜けた能力を発揮できる人(職人的な業務など)は
使用者・経営者によっては「だめ人間」の烙印を押されるかもしれない、ってことですね。

要するにサラリーマンは
[未経験の業務であっても,何でもそこそこできる器用な人が重宝される]
ってことでしょうか?

お礼日時:2011/02/16 10:21

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