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以下に示された家系図に関して、個体dと個体eとがそれぞれ血友病の遺伝子をもつ確率はいくつになるのでしょうか??
解説も付けていただけるととても助かります。


〇は女性、□は男性。
斜線は色覚異常、塗りつぶした黒は血友病です。

「色覚異常と血友病の遺伝問題」の質問画像

A 回答 (1件)

どちらも遺伝子を持つ確立は50%で、発症率は0%です。



血友病の遺伝子は、X染色体上に乗っていて劣性遺伝、そしてその子供が発祥していないことから、2段目は母親がヘテロの保因者。父親は保因者ではないことがわかります。

つまり、母親の遺伝子の分配がキーとなるわけです。

女性の場合、母親の血友病遺伝子の乗っているX染色体が分配される確立は50%で、父親のX染色体は100%ですよね。

つまり、女の子が血友病遺伝子を持つ確立は50%になります。


以上が、一応高校までに習う事項。
以下は今後の参考のために。わからないことがあると思いますが、正確なことを伝えるために書きます。

血友病遺伝子といいますが、本来は、ある酵素(血液凝固酵素)をコードする遺伝子のどこかに変異が入っています。その変異の入り方は様々。
なので、高校では一貫してある遺伝子に変異が入ったものを、血友病遺伝子と呼んでいます。
あと、女性でも、ヘテロで持っていても発祥する確立は0ではないのです。
これについては、マニアックになるので、このへんでw

もし興味があるのなら、Lyon現象を調べてみてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。とても助かりました。

お礼日時:2011/02/05 00:15

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