低解約返戻金型終身保険について、保険金額が1,000万円以上の場合、
保険料の高額割引制度が適用されるので保険料が割安になると聞いたので、
保険金額1,000万円以上で検討しています。
主人の死亡保障として考えています。
主人は45歳、まだ小さい子供が一人います。
保険金額を1,000万円以上にした場合気をつけることはありますか。
また、いくら位がよいのでしょうか。
このほかに、収入保障保険 給付金月額12万円 払い込み期間70歳も検討しています。
医療保険については、入院給付金1日5,000円では、少ないと言われました。
増やした方がよいのでしょうか。
よろしくお願いします。
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
leaf7 さん
三度目の登場で失礼いたします。
>ますますどのようにして将来に備えればよいのか悩んでしまいました。
確かにおっしゃるとおりで申し訳ございません。
これまでの私の回答は、「あれはダメ、これはダメ」と言っただけで、どれが良いと言っていませんでした。
最初に、
どれが良いと言う前に、「保険とは何?」ということを書かせていただきます。
身もフタもない話をするようで恐縮ですが、保険とは「お金」です。
保険会社は、CMで、保険は愛だの何だのと訴えていますが、保険にできることは、結局は「お金」を支給することだけです。
保険契約者からみると、保険金を受け取るような出来事が起こったときに、「お金」を受け取ることが目的です。
保険で健康は買えません。もちろん、愛も買えません。
どこかのカード会社のCMにありましたが、「愛」は「プライスレス」です。
保険が「お金」ならば、「勘定」(計算)ができるはずです。
どのように計算したら良いか、その計算方法の例を、お示ししてみます。
「yahoo知恵袋」というQ&Aサイトで、回答した例をお示しします。
(「ucosmos_fc2」の回答をご参照ください)
以下の二つの回答は、ほぼ同じ内容ですが、
leaf7 さんの御主人が、会社員であっても自営業の方であっても、以下の2つをご覧になってみていただけますでしょうか。
○自営業・既婚の方の例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
○会社員・既婚の方の例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
ご覧になって、leaf7 さんの御主人の保険をお考えになる上で、何かヒントになるようなことが有りましたでしょうか。
私は、保険は「マサカのために、"仕方なく"加入するもの」だと考えています。
もう少し細かく言えば、
・いつ起こるかわからない、
・お金を必要とする何か困ったことが起きたときに備えて、
・社会保障制度や自分の手持ち金だけではその困ったことに対応できそうもない部分を、
・保険金(給付金)という手段で補助してもらうために
・"仕方なく"加入するもの
だと考えています。
"仕方なく"加入するのであれば、必要最低限の保険料を払うような保険に加入すれば良いと思いませんか?
保険営業員のカモになることなく、leaf7 さんご自身が納得した保険選びができますよう。
丁寧に回答していただき、ありがとうございます。
今回の回答も大変参考になりました。
「必要最低限」という説明に、とても納得しました。
自分たちに合う保険を、慎重に検討していきたいと思います。
No.5
- 回答日時:
leaf7さん
補足です。
毎月保険料を数万円も払うような生命保険の契約するときは、メリットだけではなく、デメリットも十分踏まえた上で契約することが、後で後悔しないコツだと思います。
(1)低解約返戻金型終身保険の特徴
低解約返戻金型終身保険は、「低解約返戻金型」でない終身保険よりも保険料払込期間中の解約返戻金を30%低くする代わりに、保険料を10%~15%ほど割安にした保険です。
(払込期間中の解約返戻金は30%低いのに、保険料が30%安いわけではありません。)
ですので、払込期間中での解約は、非常に不利な商品と言えます。
保険会社が保険料を決定する要素のひとつに、「予定利率」(*1)というものがあります。これは、いわば「保険料の割引率」です。
1990年頃は、予定利率(割引率)が5%ほどだったのですが、現在では1.5%ほどになっています。
回答No.3で例示した、低解約返戻金型終身保険商品ですと、保険契約期間中(解約しない限り、一生涯)この予定利率は変動しません。
このようなことから、低解約返戻金型終身保険を契約するにあたっては、
(1)保険営業員のセールストークを鵜呑みにすることなく、
(2)どんな目的で加入するかが明確であり、
(3)子供の教育費がかさむようになるなどして、その払込保険料が生活費を圧迫するようになっても、保険料払込期間中は解約することなく、
(4)世の中の預金利率があがっても、この保険に加入していることを恨めしく思うことがない、
このような限定的な条件に合う人に限って、この保険に加入するメリットがあるかもしれません。
(2)低解約返戻金型終身保険の「返戻率」について
他の方の回答の中で「返戻率」という言葉が出てきました。
これは、おそらく、それまでに払い込んだ保険料に対して、低解約返戻金型終身保険を解約したときに戻ってくる「解約返戻金」の率だと思います。(ある保険会社は、この率を「解約返戻率」と呼んでいます。)
それまでに払い込んだ保険料の合計額 100
その時に解約した場合にもらえる解約返戻金の額 90
とした場合、この時の解約返戻率は、90%ということになります。
契約を検討している保険会社に確認していただくのが確実ですが、払込期間中の解約返戻率は、平均で60%~70%程だと思います。(30%~40%の「元本割れ」)
例えば、45歳契約、60歳払込満了の契約をした場合、15年間ずっと、いわば大幅な「元本割れ」状態が続くということです。
保険会社は、払込満了後の解約返戻率ばかりを強調しますが、払込満了時期にたどり着くには、長く深い谷が横たわっているということです。
(3)保険金額による「解約返戻率」の違い
「長く深い谷」を越えて、払込満了直後を迎えた場合、保険金額による「解約返戻率」の違いを検証してみます。
回答No.3で例示した商品で比べてみます。
45歳、男、払込満了60歳、という条件で、
A:保険金額1000万円の場合
月額保険料 39,570円(総額保険料7,122,600円)
払込満了時解約返戻金 7,324,000円
払込満了時の解約返戻率 102.8%
B:保険金額500万円の場合
月額保険料 19,885円(総額保険料3,579,300円)
払込満了時解約返戻金 3,662,000円
払込満了時の解約返戻率 102.3%
解約返戻率の違いは0.5%です。Aと、Bを2本契約した場合との違いは、金額にして36,000円です。15年間で。この違いにどれほどの意味を感じますか?
今回例示した保険会社の商品だけでなく、他社商品でも似たようなものではないでしょうか。是非ご自身でも検証してみてください。
ちなみに、毎月39,570円を年利0.3~0.4%で銀行預金していけば、15年後に7,324,000円になります。元本割れなしで。
(4)最良のご判断を
私は、leaf7さんが低解約返戻金型終身保険・保険金額1000万円の商品を契約することを阻止したいわけでは有りません。
数百万円の資金を投入するに当たって、その投入先として「低解約返戻金型終身保険」商品が適切かどうかを判断する材料をお示ししてみただけです。
上記のようなことを踏まえて、最適なご判断をされますよう。
----------
(*1)保険選びネット-予定利率とは?
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/kazunasem …
(*2)解約返戻金
解約返戻金とは、保険契約の解約、失効、解除の際に、契約者に返還されるお金のこと。
(ライフネット生命-生命保険用語辞典より)
当然ですが、解約すれば、その後の保障はなくなります。
ありがとうございます。
とてもわかりやすい説明で、大変参考になりました。
でも、ますますどのようにして将来に備えればよいのか悩んでしまいました。
保険の相談で話を聞くと、子供の学資保険として低解約返戻金型終身保険が
よいとすすめられることが多く、単純に貯蓄のかわりになるものと思っていました。
主人が万が一の時に、自分ひとりで子供との生活を支えていく自信が無いので、
保険に支えてもらおうと考えていたのですが、あらためて見直してみます。
No.4
- 回答日時:
低解約返戻金型終身保険に関してのみお答えしますと、保険金を上げた場合割引が多少あることよりも解約返戻率が高くなるメリットがあります。
500万円の保険金よりも1,000万円にした方が返戻率がかなり高くなるでしょう。
従って支払い継続が可能なら1,000万円の保険金は良いと思います。
No.3
- 回答日時:
leaf7 さん
(1)低解約返戻金型終身保険について
>低解約返戻金型終身保険について、保険金額が1,000万円以上の場合、
>保険料の高額割引制度が適用されるので保険料が割安になる
ある保険会社の低解約返戻金型終身保険商品を使って、どれほど割安になるのか検証してみます。
「45歳、男、60歳までで払込満了」という条件で比べてみます。
A:保険金額(保障額)1000万円の場合
月額保険料 39,570円
B:保険金額(保障額)500万円の保険の場合
月額保険料 19,885円
この保険を2本加入して、総額保障額を1000万円にした場合
19,885円×2=39,770円
同じ1000万円の保障で、AとBとの差は200円
割安となる率は、200円÷39,770円=0.5%
保険営業員が言ったであろう「高額割引制度が適用されるので保険料が割安」になったのは、たった0.5%程度です。
たったこれだけの割引率を得るためだけに、高額な保険料を払ってわざわざ高額な保障にしますか?
ちなみに、この保険会社の商品が、割安になる率が特別に低いわけではありません。
御主人の年齢からすると、保険営業員は、月々の保険料を安く見せかけるために、払込満了の年齢を70歳や75歳に設定してくることが考えられます。
「45歳、男、保険金額1000万円」という条件で、
払込満了年齢を70歳にしますと、月額保険料は約25,000位、
払込満了年齢を75歳にしますと、月額保険料は約20,000円超ほど
となると思われます。
退職した後、老齢年金の中から、10年以上にもわたって、2万円を超えるような保険料を毎月支払っていけると思いますか?
あるいは、そこまでして払っていきますか?
終身保険の場合は、ある保険金額を得るために支払う保険料総額はおおよそ一定です。
低解約返戻金型終身保険で言えば、1000万円の保障を得るためには、総額で600万円~700万円くらいの保険料が必要。この金額を、15年分割払いにするか、20年or25年分割払いにするかにより、月々の保険料が違ってくるだけだと考えていただいて概ね問題ありません。
よくわからないまま、数万円もするような終身保険商品を購入することはお勧めしません。
お金をドブに捨てることになりかねません。
(2)医療保険について
>医療保険については、入院給付金1日5,000円では、少ないと言われました。
これも、保険営業員が脅したのですね。
leaf7 さんは、高額療養費制度(*1)をご存知ですか?
健康保険が適用される治療であれば、1ヶ月の自己負担限度額が10万円程度となる社会保障制度です。
ですから、保険営業員の脅しにのって、易々と高額な保障にする必要はないのです。
保険営業員自身は、高額な医療保障などに加入していないようです。(*2)
(3)保険営業員について
保険営業員は、leaf7 さんが高額な保障にするほど、あるいは高額な保険料を払うほど、自分が受け取る販売手数料が増える仕組みのようです。
ですので、時に顧客を不安に陥れて高額な保障にさせようとするのです。
(4)どんな保障をどのくらい準備するか考えてみる
以前ネット上のQ&Aで、私が回答した内容がleaf7 さんのお役に立つと嬉しいのですが。
○Yahoo知恵袋「Q:保険加入の考え方がわからないので教えてほしい」
(ucosmos_fc2のハンドルネームで回答)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
○教えてgoo「Q:保険見直しに役立つサイトなどを教えてほしい」
(ucosmosのハンドルネームで回答)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6461531.html
------------------
(*1)日本経済新聞-医療保険-高額療養費制度とは?
http://health.nikkei.co.jp/ins/point/step01/14.h …
(*2)ALL ABOUTプロファイル「医療保険・がん保険について」
釜口さんという方の回答を御覧ください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/q/ …
ありがとうございます。
丁寧に説明いただき、大変参考になりました。
いろいろな情報を載せてくださったので、さっそく見てみたいと思います。
No.2
- 回答日時:
はじめまして
死亡保障を1000万円以上ということですが、資金計画を策定した結果、1000万円以上不足しているのでその金額を設定しているのでしょうか?
ちなみに、60歳までの死亡率は0.0・・2ぐらい低い数字です。
それよりも、生きている時の保険、医療保険を充実させた方が良いと思います。
ただ、一般的に、健康保険を使用しての入院の場合には、自己負担額に上限があり、
1か月最大でも8万円ぐらいで、この金額を補てんするのに、民間の医療保険を利用します。
8万円って、1日あたり2700円ぐらいですが、入院となると、個室を利用しなくても食事代やテレビ代等はかかります。これがだいたい1カ月7万円以下なので、1日換算2400円となります。
よって、2700円プラス2400円=5100円
今、1日5000円の保険に入っていらっしゃるというお話なので、不測の事態を考えれば、少し足りないかもとは思います。
まぁそれでも1日7500円あれば十分ですよ。
先進医療特約がついていればですが。
入院保障の見直しは、1日あたりの給付金ではありません、給付期間と一時金がどれぐらいかの方が重要です。入院となると、いろいろとお金が必要で、そういう時に一時金があると非常に助かります。ちなみに某外資の保険は、保険料は安いですが、給付期間や一時金などの設定があまり良くないのですが、この詳細な保障内容をご存じの方は少ないようで、よく売れているそうです。
それと、所得補償保険はお勧めできません。
保険料が高い割には、免責期間(保険金をお支払いしない期間)が長く、通常7日です。
つまり、8日以上連続で入院あるいは場合によっては自宅療養でも可ですが、業務遂行が絶対に不可能な場合に限られる時に、超えた日にち分(8日なら1日)でるというものです。
旦那様がどういうお仕事をされているのかわかりませんが、事務職や営業職の場合は、さらに条件が厳しくなりますよ。
死亡保障というか、その後の生活のことを考えれば、長期定期保険が良いでしょう。
医療も充実させるなら、終身医療保険が良いのですが、
これを併せた形が簡保のばらんす2型等です。
長期定期保険は必要な時に資金を引き出しても、返戻率がそれほど悪くならないものが良いと思います。
通常、こういう場合には、キャッシュフロー計算書等を作成しながら、保障/補償を組み直すものなので、
ファイナンシャルプランナー(お知り合いの方がいればその方に、いなければ協会へあっせんを依頼)に相談されてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございます。
丁寧に説明していただき、大変参考になりました。
現在、主人の生命保険の定期保険、保険金1,500万円です。
更新の時期が近いのでどうしようかと考えています。
保険の無料相談をまたしてみようと思います。
No.1
- 回答日時:
生命保険は保険会社が儲かる仕組み
保険会社が損をする商品は薦めません
保険金の受け取りも、雑所得で税金を持って行かれます。
掛け金が安くなっても、受け取りで税金がかかれば同じです
医療保険も、高額医療制度があるので高額な保証は必要ありません
保険会社は数年たつと必ず見直しを薦めますがそれは契約者が有利になるような
錯覚を与えているだけで、自分らの儲けのために行っていると思うべきです。
保険金で資産を増やした人は周りにもいないはずです。
それは、1千万の保険であっても20年後、30年後の価値は保障されていません。
回答ありがとうございます。
もうすぐ主人の生命保険の更新の時期で相談したところ、
このように勧められました。
将来、貯金だけでも大丈夫なのか不安です。
検討してみます。
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