プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

字数制限で、へんてこな件名ですみません。
私はかなりのDVD(主に映画)を持っています。その中には「ローマの休日」や「砂の器」のようにデジタルリマスターしたものもあります。
今は次世代ブルーレイということもあって、新発売作品はハイビジョンで特典もそれに沿ったものも多く、今後はブルーレイを購入しようと思っています。しかしこれまでDVDで発売されているものは、どんどんブルーレイで再発売されていますが説明が不足しているのではないかと感じています。つまり、中には良心的なメーカーもあって「環境をブルーレイにしただけである」旨の記載がある場合がありますが、元のデータ(画質)がDVD発売当時のままであるならば、それをブルーレイで再発売されても、実際どこが違うのか、という素朴な疑問が消えません。「教えて」でも見たのですが、どうもピンと来ません。
今お気に入りで所有しているDVDをブルーレイに買い替える必要はあるのでしょうか。
私の環境はDVD・ブルーレイ・大型液晶テレビ、そしてパソコンです。
お詳しい方、ご教示くださると幸いです。

A 回答 (3件)

 私自身の感想としては、旧作の名画の場合、もしDVDの画質で満足されているのであれば、あえてブルーレイに買い換える必要は無いと思っています。


 私の場合は、永遠の名作と言われる「風と共に去りぬ」を初め、「カサブランカ」「北北西に進路を取れ」「ドクトル・ジバゴ」など、すでにDVDを持っている作品を、ブルーレイで改めて買ってみましたが、DVDと比較して、格段に画質が良くなったとは感じられませんでした。
 ただし、私は、テレビは37型液晶ですが、もっと大きな画面の場合、また違った結果となるかも知れません。
 テレビ番組、特にデジタルハイビジョン放送の録画では、ブルーレイとDVDとの画質の差は明らかで、ブルーレイの、画面のきめの細かさを一度体験すると、DVDで録画したものは、画面の粗さが目立ち、もう見る気がしないという感じです。
 しかし、映画の場合、テレビ番組の録画ほどの差は、感じられません。
 映画は、よほど悪い画質でない限り、作品の内容で、感動を得るものですから、DVDで、それが得られるなら、ブルーレイに買い換える必要は特にありません。
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この回答へのお礼

すばやいアドバイス。誠にありがとうございます。
殆どが私と同意見でしたので、安心するやらガッカリするやらです(笑)。
質問に盛るのを忘れたのですが、ブルーレイの特徴の一つである「大容量」で、例えば黒澤の名作「七人の侍」は二層にしてもDVDだと1枚では収まらなかったのですが、ブルーレイで発売されて1枚になりましたね。
質問にも書いた「ローマの休日」のデジタルリマスター版は満を持して買いましたが、それまでノーメンテナンスで500円で売っていたものならいざしらず、それ(リマスター版)がブルーレイになっても価格以外には何も変わらないのだという意を強くしました。
なお、私はブルーレイは「最高の人生の見分け方」しか持っていません。映画館で観て、DVDでレンタルして、買ったそれとくらべたかったからです。それでもDVDと特段違うものは感じませんでしたね。
現時点では、自分のお気に入りDVDは、ブルーレイならではのものである記載があるときにでも、ボチボチ買い替えるか、買い足していこうと思っています。
いずれにしても、私には心強いアドバイスです。ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/13 22:02

ブルーレイの再生機を持っていないので、あくまで参考意見ということで……



映画をDVDなどデジタル化する際に、どんなものが元になっているかで映像のクオリティは変わってきます。
映画のオリジナルネガはどんな有名な作品でもたったの1本しかありません。
で、このネガを傷つけるわけにいかないので、これを元にマスターポジというものを作ります。
もっとも画質にこだわったDVDはこのマスターポジを使用しています。
「アラビアのロレンス」がDVD化されたときは、DVD化のためにマスターポジを作り直したと、パッケージに謳ってありました。

さらにこだわると、門外不出!のオリジナルネガを使うこともあります。
最近だと「サウンドオブミュージック」の製作45周年記念HDニューマスター版というのがこのオリジナルネガを元にしているようです。

で、あくまでもアナログでしかないフィルムを一コマ一コマデジタル化するわけですが、その取り込みの精度をどれくらいにしているかで画質の精細さが変わってきます。
たぶん商品のパッケージにそんなことは書いてないでしょうけど、2K,4K、8Kの種類があり、現時点では8Kが最高画質ではないかと思います。
フィルムはもっとクオリティが高いので(映画館で最大横幅20mくらいのスクリーンに投射しているわけですから)さらに高精細も可能ですが、これ以上だとブルーレイの許容量に収まらなくなります。
こんな機械を使ってます。
http://www.tokyolab.co.jp/digitalwork/scaning.html
いまはそれなりに安くなっているはずですが、ひとむかし前は1コマ数百円(映画は1秒で24コマ)でした。たったの1分で数十万円はしていました。



なんだか回りくどいことを書いてきたのですが、ブルーレイ化でこれまでにない画質へのこだわりがあれば、そのような文言が宣伝文句になっているようです。

アマゾンで「サウンドオブミュージック製作45周年記念HDニューマスター版」を検索して頂くと、購入された方の感想が書かれていますが、ブルーレイのために改めて8Kでデジタル化したようで、ジュリーアンドリュースの衣服の生地までよくわかるそうです。


メジャーな映画はフィルムの管理がしっかりしているので、ブルーレイならではの高精細ソフト化も可能なはずですが、手間ひまにコストもかさむので、製作○○周年記念版とかじゃないと、改めてのデジタル化はないんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
これまた素早いご回答に感謝します。
「詳しくはないが」との前置きののち、専門的なご説明をいただき、大変恐縮です。なんと奥ゆかしい方でしょうや。とても勉強になりました。
いずれにしても、NO1さんに続き、NO1さんと重複することなく、正しい方向への違う角度からの切り口に降参です(笑)。
お二人には、他のQ&Aにみられる「推測」や「思いつき」が全くなく、(少し我田引水気味ですが)私の「感覚としての意見」の裏付けをしてくださっている結果に、大変満足しています。本音を言いますと、推測や思いつきの回答をいただいても、それは私の血肉にはならないな、と、質問した時点で半ば醒めておりました。しかし、やはり質問してよかったです。
贅肉を取った私の感想を書けば、《既に所有しているDVDを、無理に焦ってブルーレイに飛びつくことはない》といった感じになります。
誠にありがとうございます。

お礼日時:2011/02/16 00:42

スタジオジブリの鈴木敏夫さんがブルーレイ発売記念の取材(媒体名を失念)の中で、


過去の作品をブルーレイ化するに辺りかなり苦労された話をされていました。

作品によってはブルーレイ化する際、
著作権者がディレクターズカット風にちゃんとデジタルリマスターにつきあうモノもあるようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
いやぁ、参りました。
NO2さんへのお礼に書きましたが、推測や思いつきのご回答は嫌だな、と醒めていた私を見透かすかの如くNO3さんのご回答。
これは困りました。お三方とも回答に「重複」が全くありません。嬉しい悲鳴です。
さぁ、ベストアンサーはどうしましょうや?
本当にありがとうございます。
繰り返しになりますが、皆さんのご回答を読んでいて
《所有しているDVDを急いで焦ってブルーレイにしてはいけない。内容注記を良く読んで、“ローマの休日”のデジタルリマスター版の時の如くブルーレイ化したもの購入すること》
という自分の回答が導き出すことができました。

お礼日時:2011/02/16 00:51

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