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東京電力の福島原子力発電所については、予備の安全設備がみなダメになって、現在のような危 機的状況になっています。
そこで、不思議なのですが、同じく太平洋岸にあり、震源地に福島より近かった東北電力の女川原子力発電所、被害はどうだったのですか?現在、す業停止中なのはもちろんでしょうが、福島の場合と、何が違って、安全装置がうまく作動したのでしょうか?
津波が弱かったのか、地震の揺れが小さかったのかなど、福島との違いをご存知の方教えてください。

A 回答 (3件)

東北電力から詳細な事故報告が出ていないようなので、正確かどうかわかりませんが、津波により、非常用ディーゼル発電機が大量の海水により起動できなかったようです。

しかし、水の除去により起動が可能だったとのこと。
なぜ、福島はディーゼル発電機が稼働できず、女川は稼働できたかは、以下の理由と思われます。
福島は、ディーゼル発電機用の燃料であるオイルタンクが全て津波により崩壊しております。一方、女川は、高台にあったことから津波により、オイルタンクが無事であったということにより、ディーゼル発電機が稼働でき、格納器、及び使用済み燃料プールの冷却水の循環ができ、大事に至らなかったということでしょう。 紙一重の幸運だと言えるかと思えます。
地震国である日本で海岸線に沿って原発をつくることの危険性を今回ははっきりさせたことでしょう。
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この回答へのお礼

結局、ジーゼル発電の、オイルタンクが高いところにあったかどうか?が運命の分かれ道 ということでしょうか?
回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/21 22:29

はっきり言えば非常に安全に止まったとのことです。



地震の揺れや津波の高さは福島原発より大きかったようですが女川原発のほうが新しく津波の対策もより高いレベルであったためさしたる被害もなく安全に停止しています。

その証拠と言っては何ですが地元の一部の避難民を受け入れています。

参考URL:http://twib.jp/entry/qWfCOL
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この回答へのお礼

女川の方が、新しかった分だけ、対策がよくできていた ということでしょうか?

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/21 22:31

今は福島関連と被災地(避難所等)が中心なので、女川


の状況は殆ど触れられませんね。

ただ先日ず~っとNHKをウォッチした限りでは
・緊急停止装置が動作して核分裂は停止している。
・非常用系統に今の所不具合は出ていない。
って言われていたようです。

今回の福島も、緊急停止には成功して核分裂は停止
したんです。
ところが、停止した後の燃料の余熱(崩壊熱といいますが)
を除去するための系統が津波の影響でやられている。

走っている車で考えましょう。
動いているエンジン(核分裂反応)を、キーを切る(制御棒を
挿入する)で止めました。(核分裂の停止)
現在はこの状態。

しかし車は惰性で走っている(崩壊熱の発生)ので
ブレーキで止めなきゃなりません。(崩壊熱の除去=冷却)
このブレーキが津波で壊れたのが福島第一、どうやら壊れず
済んだのが福島第二と女川。


津波被害が少なかった理由.......。
地形だとか、標高だとか、諸々の要因でしょうね~。

報道でもありますが、リアス式みたいに狭まっている所では
津波も横幅が圧縮されて、その分上方向に上がってゆきまし
福島第一はリアス式ではなかったですが、津波の進行方向に
直面していて、かつ護岸で取水設備の部分等の海面が少し
絞られてますから。

女川は90度くらい角度がずれていたはずです。
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この回答へのお礼

原発の停止の状態のついての丁寧な説明ありがとうございました。

女川は、位置の関係で、津波をまともには受けなかったということでしょうか。

お礼日時:2011/03/21 22:27

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