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先日風の谷のナウシカの原作を一通り読みました。
これで2度目なのですが、イマイチ理解できない箇所があります。

ナウシカは、5巻に出てくる上人様の格好をした骸骨に対して「人を食らう虚無だ」と言って、骸骨(虚無)を否定しています。しかし、7巻のラストの部分ではナウシカは虚無を肯定しています。5巻の最後でオウムに呑み込まれ、セルムと共に森の中を進み浄化された世界を見たことでナウシカの心境にどのような変化があったのでしょうか。

いくつか、ナウシカの解釈をしているサイトを見たのですがしっくりくるものがありませんでした。
サイトの紹介等でも結構です。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

シュワの墓所を目指す旅の過程で、ナウシカはこの世界が、汚染された世界を浄化するために、人の手によって計画され生み出された存在だと知ります。


腐海とそこに住む王蟲をはじめとする生物は、この世界の汚染を取り除くという役目が済んだら亡びるよう定められている、生物のありようとしては極めて不自然な生態系であると・・・一方的に亡びを受け入れなくてはならない悲しい存在であり、そこにあるのはは、まさに虚無の深淵と言えるべきもの。
しかし、その虚無の深淵の中から王蟲の「いたわりと友愛」は生まれました。
それを知ったナウシカはただ虚無を否定するばかりの考えから遠ざかりました。

つまり世界の成り立ちを知り、その中で虚無からも生まれるものがある事を知ったナウシカは考え方が少し変わったのだと思います・・・と、私は自分なりに解釈しているのですが・・・まぁ解釈というものは人それぞれ十人十色なものだと思うので、私の解釈が必ずしも適切・的確であると自信を持って言うつもりはありません。
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