No.4
- 回答日時:
ちょっと話ずれるけど宗教自体基本的にウソまやかしなのではないでしょうか?
まぁこれは僕個人の意見ですし完全に正しいかは分かりませんがただの推測です。
別に宗教信じてる人が特別嫌な訳じゃなく、例えばキリスト教信じてる人で性格いい人って結構多いですし。
宗教信じる自体はその人の価値観ですしそっちのが自分を保てるならよいと思います。
でも経典そのものをまるっきり全部信じたら人間性の崩壊につながるのではないでしょうか。
自分で判断しないで何かを信じ込むってのは危険です。
だから宗教を信じるにしても経典すべてを信じずうまく利用するってのが正しいやり方だと思います。
なるほど。確かに宗教自体が嘘である、と言う考え方は新鮮です。
経典を全て信じることは危ない、というのは覚えておきます。キリスト教では『聖書は全て正しい』との前提で教えている人もいるので安心しました。
No.5
- 回答日時:
日本仏教のおおらかさ=いい加減さと比べたら、キリスト教が主張する神との契約と言うのは
堅苦しいと感じると思います。
天国へと導いてくれるかは、神様との契約なんです。
親鸞が起こした<浄土真宗>は、信じれば誰でも即阿弥陀様が「浄土」へと導いてくれるし、
そんなことを信じれない者がいても、それは娑婆世界での迷いそのものだから、なおのこと
哀れと思って下さるんですからね。
どちらがいいかはよく分かりません。
確かにキリスト教は厳密とも言えます。特にカトリックの方が厳密だとも感じています。
私自身、いい加減が良いか堅苦しいのが良いのかは良く分かりません。と、いうより宗教が良いものか悪いものかも分かりません。
あと、この質問はキリスト教を批判しようというものではありません。ただ単純に好奇心が起こって聞いてみただけです。勘違いさせてしまったら申し訳ありませんでした。
No.6
- 回答日時:
ギリシャ哲学でイデアってのがあるんです。
イデア界は普遍の属性を持っていると設定されています。
普遍とは変化が無いということです。
条件によってAだったりBだったり変わらないってことです。
変わらないので生まれることも死ぬこともない完全停止した世界。
そして完全に善の世界だとされています。
あくまで、そういうのをイデア界だと想定しての話です。
そして古代の人はこう想定していました。
「人間はもともとイデア界の住民で完全なるものだった。が、肉体という有限に入ったことで、完璧な存在ではなく不完全な存在になった。イデア界の善というものがわからなくなった。が、まったく穢れがなくなれば(不完全さが無くなれば)、イデア界に戻れる(入ることができる)」としたんです。
イデア界は不完全なものは入れず、完璧な属性のものだけが存在できるとしたので、不完全なものは入りたくても属性が違うので入れないってしたんです。
で、限りがあるということは、完璧ではないので、悪がある、罪がある となったんです。
完璧からみたら、有限の肉体に宿っているものは、不完全で、その不完全さを 罪 と考えたわけです。
で、キリスト教は洗礼をすることで、穢れが取り除かれ、100% いつでもイデア界に行ける存在となったとしたわけです。
だから洗礼を受けた直後であれば、イデア界の住民だとなるわけです。
ところが、穢れの世界に存在していたら、また穢れに接触して穢れてしまう。
自分は穢れたくない・罪を犯したくなくても、穢れと接触している以上穢れが付着してしまうとしたので、自覚が無くても絶対にみんな罪があるってしたんです。
「覚えが無いなぁ」と言う人も 穢れまみれだってキリスト教はしたんです。
有限の世界に属している以上、完璧ではない 穢れた存在である としたんです。
で、古代の人は生活の知恵で、水はいろいろなものを溶かす性質を持っているので、沐浴をして体についた汚れや細菌をはらっていたわけです。
ですから 沐浴ならぬ洗礼をすることで、精神的な意味での罪を洗い落とすという 意味で、洗礼の儀式をしていたわけです。
まあ 要するに 正月は めで鯛 とか よろコブとか で正月のおせち料理みたいに縁起をかつぐことを洗礼の儀式を通してやっていたってわけですね。
通過儀礼なわけで、例えば赤道は目では見えませんが、あると過程して通過したとするし、日付変更線も地球上のロープなんて張ってありませんが、日付がここで変わると設定しているので、変わったってしてますよね。
七五三や成人式も、目では見えない境目をまたぐ儀式としてやっていますよね。
これを通過儀礼と呼びます。
目では見えないもの、空想上で存在するものを、儀式をすることでまたぐってことを古代から人間はしていたわけです。
そのとき、いつもと違う服装をすることで、境目をまたぐ ということをしていたわけです。
だから、儀式のときは いつもとは違う格好をするわけです。
洗礼もそうで、空想上というか 仮定して 境界線があるとして、いつもと違う行動 ふるまい 服装をしてまたぐ儀式に参加することで、またいだ ってしていたわけです。
ですが、実際成人式を迎えたからといって、突然人格が変わるわけじゃありません。
本人が「もう成人になったから、大人の振る舞いをしなければ」と考える機会が成人式に異装で参加することで思うようになることもあるわけです。
本人が大人になったと自分をひきしめたら、大人としての仲間入りをしたわけです。
法律上は成人となりますが、それでも「てやんでー」と成人式に来賓に向かって罵声を浴びせる人やからかう人もいますが、、、、、
参加する人の心持次第で、またいだから今日から自分は新しい自分になったとするか、てやんでー変わるものか と考えるかは本人次第。
自覚次第。
洗礼を受けて、自分の穢れは清めれ 生まれ変わったのだから、誠実に生きて行こう と決心したら、それ以降は自分が満足する清い生き方になるでしょうし、あほらしい ただの水道水じゃん と思ったら、生き方は変わらないわけです。
こんな感じですね。
ギリシャ哲学のイデア、通過儀礼、 これらがキーワード。
最初は回答の長さに驚きましたが、読んでいて思わず引き込まれました。洗礼について丁寧に丁寧に噛み砕いて説明してくださって読み進めていくうちに面白くなってきました。今、読み終わって「もう終わったの!?」と悲しみと寂しさに襲われています。あなたの回答を色々なところで見ていますが、どの回答も本当に素晴らしいです。こう書くとあなたの機嫌取りみたいで申し訳ありませんが、私も勉強を進めてあなたのように人に教えられる人になりたいです。このたびは回答、誠に有難うございました。
No.8
- 回答日時:
キリスト教では洗礼を受けていない人は天国に行けないと考えますか?
○「思いと行い」それだけですね。天国地獄をわけるのは善因善果、悪因悪果です。
これだけのことなんですが、問題は「善因善果、悪因悪果」の意味が判らないのですね。
「思いと行い」とは心の問題なのですね。形式や儀式のことではありません。
キリスト教、仏教、イスラム教、神道、どの宗教であれ「思いと行い」とは心の問題であることが判らなければ大抵地獄にいってますね。儀式や形式が宗教だと思ってみたり、あの世は無いといってみたり、間違ったものを信じてみたり、地位や名誉を信じてみたりまあそういうことです。
それで宗教家や牧師、坊主もたくさん地獄にいってますね。
つまり、「思いと行い」が正しければ洗礼を受けようが受けまいが天国に行きますし、逆に「思いと行い」が正しくなければ洗礼を受けようが受けまいが地獄に行きます。カソリックにはやくざ家業のマフィアもたくさん入っていますが死後はみんな地獄で遊んでいますね。これは仏教、イスラム教、神道のやくざ家業も同じですよ。
正しい思いと行いとは一番簡単に言えば感謝できることです。人に優しく、愛を与えて生きればいいだけですね。それさえ心がけて生き抜けば間違いなく天国にいけますよ。簡単でしょ。
確かに『心』が大事そうですね。洗礼を受ける受けないではなく、自分がどの様に生き、どの様な人であるか。改めてそのことに気付かせてくださってありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
私は漫画も読みますが、文献も読むんですね。
理論で説明してある論文を読めないと、主張しているものがわからない。
それで1000ページ上段 下段にみっちり小さい文字で書かれてあるものも読むのですが、さすがに興味が無いものは、読めないです。
で、私は知らないことがあると、知りたいと強く思うので、ぶあつい辞書みたいな本も読んでしまうんです。
一言では説明できないので、ぶあつい本になるわけです。
それを全部読まないと理解できないものが、私が知りたいと思うものなわけだから、知りたいという欲求があるので、読んでも疲れないばかりか、ぐいぐい 引き込まれていく。
「なーるほど そうか」とわかったところで、質問があると、「えっと 確か・・・ あーたら こーたらで・・・」と思い出しながら回答しているんです。
なんとか相手に理解してもらおうとするので、長文になる。
興味が無い人は うんざりすると思う。
だけど、「知りたい」という欲求が強ければ、解説を読めるはずです。
「結局 yesかnoか どっちなんだよ どっちかって質問だから どっちがだけで答えろ」と質問者に言われたことがある。
「ん? 私の文を読めば、質問そのものが間違えているとわかるから、yesでもnoでもないとわかるはず、、、回答を読んでないしーー」って思う。
せっかくのチャンスなのに、結論だけ求めるわけで、結局 理解しないまま 間違えたことをずーーーっと思っているわけで、読まないから、その後も 勘違いのまますごして「わからない」となり、同じ質問を繰り返し続けるしかない。
まあ、結局 質問者が 「 知りたい 」という強い欲求が無いから、ずっと「わからない」で今まできたわけで、その後も「わからない」のまますごすことになり、回答したものがまったく無駄になってしまうわけですが、「まー いいかー 書くことで私のおつむの中の知識も整理されていくから」って思います。
洗礼は 人間が編み出した通過儀礼の一種だと わかっていただけたら幸いです。
気持ちの問題だとわかっていただけたら幸いです。
洗礼をやったところで、持って生まれた人格は変わることはありません。
ただ、表向きのふるまいを変化させることは可能になります。
お祓いってありますよね。
プラシーボ効果が関係する。
「悪い霊は除霊したので、もう消えました。」と言われた人が、健康を取り戻すことがある。
プラシーボ効果で、実際医療でプラセボというものがある。
気持ちの持ちようで身体機能が低下してしまう人に、「この薬を飲めば落ち着く」とビタミン剤を薬だといって与えると、不思議なことに血圧が落ち着き、心拍数も正常値にしゅーっとなる。
プラシーボ効果なわけで「楽になりました よく効く薬です」と言う。
頭痛もそう。 緊張が原因で頭痛を頻繁に起こす人には、プラセボを与えると、頭痛が消えてしまうことがある。
このようにプラシーボ効果を洗礼は利用していると思える。
「過去の悪い行いはすべて消えた」と言われたら、安心するでしょ?
緊張がほどければ、結構がよくなり、息苦しさも消えるでしょ?
ガラっと体調がよくなり、体が軽く感じるでしょ?
プラシーボ効果。
だから、病的なほどの人には 結構この洗礼は効果があるかも。
プラシーボ効果により、生まれ変わったと、心を軽くする人もいると思う。
そういう意味では まあ あってもいいとは思う。
そうやって プラセボが必要な人も確かにいる。
だけど、要らない人もいる。
プラセボは無害なので、精神的なもので体が不調にならない人が飲んでもどうってことないのですが、「この水を飲まないと毒が体にまわる」的な売り込みはいただけないですね。
害あって一利なしですから。
仰るとおり、単刀直入に『回答』という手もあります。しかし1つの理論を導き出すのに回り道が必要です。そういう意味で答えだけでなく他の事柄まで書いていただいて嬉しいです。
洗礼はむしろプラシーボ効果という意味で大事なのかもしれませんね。そういう意味で納得しました。
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