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なぜ、A7→Dmがセカンダリードミナントになるのでしょうか?

ドミナントモーションの場合
例えばG7→Cなら

Gの3度「B」と7度の「F」が全三音になり、
この「F」と「B」が次のCコードの
1度の「C」と3度の「E」へ半音上下すると思うのですが、

A7→Dmがの場合、
A7の3度「C#」と7度「G」で次のDmで「C#→D」へ半音上は分かるのですが、
次の「G→F」は全音ですよね?

これでもドミナントモーションになるのでしょうか?

アドバイス宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

>これでもドミナントモーションになるのでしょうか?



もちろんです。ドミナントコードからトニックコードに進行する動きは、結びつきの強弱にかかわらず、「ドミナントモーション」と呼びます。

これは、キーがDmのときの話でしょうか?
キーがDmなら、A7はセカンダリードミナントではなく、ただの「ドミナントセブンスコード」です。
ナチュラルスケールのダイアトニックコードであるAm、あるいは、Am7では、トニックコードとの結びつきが弱すぎるので、導音を半音上げて(ハーモニックマイナーにして)緊張感を高めています。
しかし、おっしゃるとおり、マイナーキーの場合のドミナントモーションは依然として弱いので、C#→Dに加え別途に三全音の半音進行を作り出すために、A7→Dmに替えて、Edim→Dmを使うこともできます。これだと三つの半音進行が生まれるため終止感は高いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>これは、キーがDmのときの話でしょうか?

キーはCです。
キーCで一時的な転調はセカンダリードミナントになるんですよね?


Edim→Dmという使い方もあるのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/05/02 08:01

>キーはCです。


>キーCで一時的な転調はセカンダリードミナントになるんですよね?

キーがCなら、A7は、セカンダリードミナントコードです。
セカンダリードミナントコードは、ダイアトニックコードの前にある、5度上(4度下)の「ダイアトニックコードではないコード」のことなので、A7はセカンダリードミナントコードとなります。
ただし。キーがCと言うのなら、A7のあとはDmではなくDm7で、さらにG7→Cと続いていると思います。DmはキーDマイナーにおいてのトニック機能も持ちますが、Dm7にはトニック機能がありません。
「A7→Dm」なら、DmコードにキーDマイナーのトニック機能があるため、キーDマイナーに部分転調していて、A7は、ドミナントコードであるとも解釈できますが、「A7→Dm7」なら、Dm7にはトニック機能がないので、Cメジャーの中での6-2-5-1の進行であり、そこは部分転調ではなく、キーはあくまでもCメジャーであり、A7は間違いなくセカンダリードミナントコードであると解釈されます。

コード進行の質問は、ある程度長い範囲を示して質問しないと、的確な回答が得られないと思いますので、今後はそのようにされると良いと思います。
例えば、下記のような文章で質問するとよいと思います。
「キーがCメジャーのジャズっぽい曲で、C6-A7-Dm7/G7→C6というコード進行があります。この場合のA7はセカンダリードミナントでしょうか?また、A7-Dm7のところは、ドミナントモーションであると言えるのでしょうか?」
「キーがCメジャーの場合のポップスで、C→F→A7→Dm→Cというコード進行があります。この場合のA7はセカンダリードミナントでしょうか?また、A7→Dmのところはドミナントモーションと言えるのでしょうか?」
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この回答へのお礼

再度、ご回答頂きありがとうございます。

質問の説明が上手くできず申し訳ございませんでした。

コード進行というよりは、
「A7→Dmは、なぜドミナントモーションなるのか?」
という疑問があり質問させて頂きました。

質問のタイトルを上記のように書いておけば良かったと反省しています^^;

ドミナントモーションについて調べていると
ドミナントモーションの条件は、
ルートは、4度上。
トライトーン(三全音)は、反進行。

なのに、A7→Dmではルートは4度上だけど、
トライトーン(三全音)は、反進行していないという疑問があり質問させて頂きました。

お礼日時:2011/05/02 10:58

>ドミナントモーションの条件は、


ルートは、4度上。
トライトーン(三全音)は、反進行。
なのに、A7→Dmではルートは4度上だけど、
トライトーン(三全音)は、反進行していないという疑問があり質問させて頂き
ました。


A7のトライトーンは、C#とG相互ですが、C#が半音上行して、Gが全音下降するということなので「反進行」です。反進行というのは、和声の連続のときに、動く方向が反対方向であるというだけのことで、半音であるとか全音であるとかは関係がありません。
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この回答へのお礼

再びご回答頂きありがとうございます。

トライトーンの反進行は、半音、全音は関係ないのですね。
たしかに反進行だけを考えると半音、全音は関係ないですね。

G7→Cの音程で考えていたので、トライトーンの音程も
ドミナントモーションの条件だと思っていました。

謎が解けてスッキリしました。
何度も丁寧に回答して頂き本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/05/02 22:08

セブンスコードからマイナーコードに解決する場合、



1)トライトーンを解決すための半音の動きは1つ
2)完全4度上(完全5度下)へのルートの動き

という2つで解決感が得られ、メジャーへの解決よりも
解決感はよわいのですが、これもドミナントモーション
と呼ばれます(マイナー系のコード進行に頻出)。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。

4度上のルートとトライトーンの半音の動きが1つでも
ドミナントモーションが成立するということですね。

メジャーに比べマイナーの場合は、半音の動きが1つしかないので、
解決感が弱いということですね。

謎が解けてスッキリしました^^

お礼日時:2011/05/02 22:15

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