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(カテゴリー違いだったらすみません)

朝鮮半島に軍事境界線というのがあります。あれは韓国と北朝鮮の事実上国境のようなものでは
ないのでしょうか。

韓国の旅行ガイドブックを見ていると「板門店見学ツアー」というのが載っています。
それらをみると、板門店の会議室(南北の会談をするところ)を見学でき、その会議室の中にある軍事境界線(マイクのコード)を越え北朝鮮の領土?にちょこっとだけ入れるそうです。

その会議室内のマイクのコード(軍事境界線)を越えて北朝鮮の領土とされる側へゆけば、いちおう北朝鮮にも行ったことになると思いますか?
それともならないと思いますか?

A 回答 (3件)

 事実上の国境になってますが、国境でなく境界線です。


 韓国の憲法では韓国の国土を、南は済州島から北は鴨緑江・図門江(豆門江)までと規定しています。つまり、今北朝鮮が支配している半島北半分はれっきとした韓国領土です。

 韓国は国策として北朝鮮内に土地を借り、韓国企業の民間工場をたくさん建てました(開城(ケソン)工団)。その工場の韓国側経営者らが韓国から北朝鮮へ行くため、境界線を越えることは「出国」とは呼びません。
 その人達が仕事でまた韓国に帰って来ることは韓国への「入国」とは呼びません。
 出入りするゲートに監視所があり、韓国政府発行の特別な身分証を韓国側と北朝鮮側の官吏に見せて許可をもらった人だけが出入り出来ます。そのゲートは「出入国管理事務所」とは呼ばず、「出入管理事務所」と呼びます。
 境界線が国境ではないためです。

 韓国と北朝鮮間の貿易は韓国では「貿易」という言葉を使いません。「交易(こうえき)」と言います。国と国との貿易と区別するためです。

 ノ・ムヒョン前大統領が大好きで毎日のように口にしていたことばに、「原則」(基本 の意)ということばがありますが、韓国のこの「原則」中の「原則」である国土を今や韓国人自身が忘れてしまっているのが現状です。
 今や多くの韓国人が韓国国土を38度線以南だと認識しています。
 ですので、「全国地図」も38度線以南のみの地図が平気で印刷出版されます。
 日々のテレビの全国天気予報も北朝鮮地域は地図でもまともに画面に表示されません。昔は北朝鮮地域も表示されて、予想気温も大まかではありますが表示されていたのですが、今は韓国に近い地域の気温も表示されなくて、無視です。今は脱北者だってたくさんいる時代なのですが。
 でも竹島は、天気予報で実際よりとてつもなく大きく地図に書かれ予想気温も表示されてます。450メートル×450メートルの小さな島ですが、ウルルン島の半分強位に画かれてる。
 イ・ミョンバク現大統領は北朝鮮との統一を目指すお役所である「統一省」を無くし、その仕事を外務省に組み入れようとしました。が、外務省は外国との交渉を行なう役所。
 北朝鮮は外国ではないという原則派がかろうじて勝って、統一省は残りました。しかし、北を外国扱いする韓国の風潮は変わらないので、無くなる日が遠くないかもしれません。
 (韓国が抱えてる最大の領土問題は、38度線以北、北半分なんですけどね。既に支配している小さな竹島では日本に拳(こぶし)を振り上げるのに、北半分の広大な領土については自分たちの領土である事すら忘れてます。)


 北朝鮮に入国するには北朝鮮政府の許可が必要ですので、そういう手続きを経ないでは「北朝鮮に入国した」とは言えませんが、片足だけ「北朝鮮に行って来た」と言うことは十分に言えると思います。
 が、板門店ツアーは大変ポピュラーなオプショナルツアーで、年間数万人が行きます。今まで過去30年以上、換算すると日本人だけでも数十万人が体験してることなのであんまり珍しくないかなと感じます。
 でも、何と言っても百聞は一見に如かずですよね。是非行って見られてください☆
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この回答へのお礼

>手続きを経ないでは「北朝鮮に入国した」とは言えませんが、片足だけ「北朝鮮に行って来た」と言うことは十分に言えると思います。

北朝鮮に入国したとはいえないでしょうが片足だけ北側へ踏み入れたといえるでしょうね。

>板門店ツアーは大変ポピュラーなオプショナルツアーで、年間数万人が行きます。

私はまだ韓国は行ったことがなく板門店ツアーは特殊なものだと思っていました。しかしポピュラーなオプショナルツアーのようですね。

お礼日時:2011/05/24 09:32

朝鮮戦争は正式に終結(平和条約調印)をしていないので、正式にはあくまで停戦ラインですね。


ただ、韓国も北朝鮮も今ではそれぞれ国連に加盟していることを考えれば、事実上の国境線と言ってよいでしょう。

私も10年以上前でしたが板門店に行って、会議室の白線の向こう側で記念写真を撮ってもらったことがあります。
会議室の外で白線を越えたら北朝鮮兵士に狙撃される危険がある、くらいのことは言われました。
これで北朝鮮に行ったことになるかといわれれば、ちょっと違うかもとは思いますが、板門店には独特の緊張感があります。
その緊張感の中で北朝鮮に「ちょっと足を踏み入れた」くらいの達成感(?)はあります。
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この回答へのお礼

>その緊張感の中で北朝鮮に「ちょっと足を踏み入れた」くらいの達成感(?)はあります。

ちょっと足を踏み入れたという感じはありますよね。

お礼日時:2011/05/24 09:28

軍事境界線は事実上の国境線です。



(あくまで実効支配地域の「境界線」なので、「国境線」ではないですが。)

軍事境界線の南北には、幅2キロメートル(合計4キロメートル)の非武装中立地帯が設けられています。

更に、韓国側には民間人統制区域といって、非武装中立地帯に沿って南側に設定されている一般住民の立ち入りを規制する区域があります。

ここを軍事境界線だと、観光客などはしばしば誤認してしまう様です。

(通常の軍事境界線付近は、非武装中立地帯と民間人統制区域の、いわば二重の緩衝地帯によって、肉眼で見えないばかりか近づく事すら出来ません。)

ちなみに、民間人統制線を越えて民間人統制区域に入る場合には、多くは限られたルートのみであり入域には検問所での手続きが必要になります。

区域内に居住している住民・軍人などの関係者以外は、厳格に指定された観光用ルートのみ、事前手続きを持って入域可能です。

逆に言えば、手続きさえすれば、区域内に入れる訳ですから、ガイドブックに紹介されているツアーはこの事だと思われます。
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この回答へのお礼

>軍事境界線は事実上の国境線です。

事実上国境とも解釈できる感じなのですね。

韓国発の板門店ツアー(服装など制限はけっこうありますが)に参加して板門店の会議室内で軍事境界線を越えて
北朝鮮側にゆけば(もっとも建物内に制限されていますが)いちおう北朝鮮にもちょこっとだけ行ったと解釈できるのかもしれませんね。

展望台からは北朝鮮の村が見えるそうです。

旅行ガイドブックやインターネットで検索すると板門店ツアーってなんか珍しいせいか意外と人気があるみたいです。

お礼日時:2011/05/24 00:09

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