プロが教えるわが家の防犯対策術!

マンディブラリスフタマタクワガタn交尾をさせようとしたところ、雄の雌殺しは、顎を縛ることで防いでいるのですが、雌が雄の足の関節に食いついて、足がもげそうになっていたので、現在、離して飼育しているのですが、どうやって交尾にまで持ち込むことができますか?雄、雌両方とも野外採集品です
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

>今現在産卵木は少々堅めのような気がしますが


産卵木の表面は適度に荒れた感じになっています。
もうしばらくしたら、幼虫を食べてしまわないように産卵僕を取り出して
保管をするつもりです。

産卵木の表面は相当にかじられているでしょうか?
1ミリくらいの浅いカジリ跡だけの場合は、試掘で終わっている可能性があります。木が硬いと試掘だけで終わる可能性が高いです。
飼育ケースにゼリーを置いておくと、1ロットの産卵の途中の場合は、エサを食べませんが、1ロットの産卵が終わると、ゼリーを食べます。10日~二週間ほど休憩すると再び産卵に向かいます。
1ロット歩の産卵の目安としては、メスを産卵セットに入れて、1ヶ月ほどです。
早いのは1週間くらいで切り上げてしまうメスもいます。卵の数は、少ない場合は3ヶくらいで、多ければ20ヶ以上産卵しますが、木があわないときはゼロという場合もあります。また、オス・メスのどちらかに問題があって、産んではいるが無精卵という場合もあります。
卵の期間は約一ヶ月なので、メスを出すのは投入後一ヶ月くらいです。このタイミングで最初の一粒が幼虫になります。メスを出して、産卵木のみを約一ヶ月保管して、木を割ります。一ヶ月の保管期間の間に最後の一粒が幼虫となります。多産している場合は、1ロットの最初の一粒と最後の一粒では、一ヶ月近くズレるので、幼虫のサイズは、2センチくらいのものから順に6ミリくらいのまで、大きさが段階的になります。卵で取り出してしまうと、死亡率が非常に高くなります。フタマタ系統は、卵の数に対して羽化まで行く歩留まりはかなり悪く、マット交換のたびに半減していくというケースが多いです。
オオクワガタや、ニジイロなどにくらべると、難しい種類です。


>そこでまた栄養高蛋白ゼリーを与えて別の産卵木を入れたら産卵するっていうことでしょうか?
そのとおりです。1シーズンに2~3ロット、生涯で10~60ヶの卵を産みます。
産卵木は柔らかくて太いものを選んで下さい。よく枯れていて、持った感じが軽~いもので、年輪の間隔が広く、芯が無く、木口に爪の跡が簡単に付くものです。持った感じがズシリとするものはオオクワガタ用です。
産卵木の選択がすべてと言っても過言ではありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

せっかくご指導頂いたのですが、どうも今回は失敗のようです。
産卵木二ロットで雌が表面を荒らしている様子はあるものの、産卵していない
ようです。 今は今回交尾の用もなかったオスだけが元気に暮らしております。
アドバイス通りベストアンサーを出さずに最後は良い報告で締めたかったの
ですが残念です。

来年こそは、今回のアドバイスを再読してもう一度チャレンジします。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/09 10:08

>しかし採集された際にはほぼ交尾済みってことは、


交尾産卵をものすごい勢いで繰り返すってことでしょうか...

そうではなく、クワガタのメスは一回の交尾で、精包という精子の入った袋を受け取り、そこから必要に応じて精子を使っていきます。だから、だいたい1シーズンに3ロットの卵を産みますが、一回の交尾で、一生分の産卵に必要な精子を受け取っているので、二度と交尾は必要が無いのです。
精包を受け取っているメスは、交尾の必要が無いので、交尾を拒否する場合が多く、そのためにオスに殺されることになります。また、クワガタムシは、よりあとに交尾したオスの精包が有効となる、すなわち、より前のオスの精包をかき出してしまうような機能があります。そのため、あとから別のオスが交尾しないようにメスを守り、またさっさと産卵に向かうように攻撃するのだとも言われています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

たびたびの回答誠にありがとうございます。

今現在産卵木は少々堅めのような気がしますが
産卵木の表面は適度に荒れた感じになっています。
もうしばらくしたら、幼虫を食べてしまわないように産卵僕を取り出して
保管をするつもりです。

そこでまた栄養高蛋白ゼリーを与えて別の産卵木を入れたら産卵するっていうことでしょうか?

お礼日時:2011/06/13 18:27

マンディブラリスは、オスによるメス殺しがあります。


また、メスはオスのすべての足を食いちぎります。
足を切られて身動きできなくなったオスは、メスの蛋白源として捕食されます。
野外採集品は、まず100%交尾済みですので、改めて交尾する必要はありません。
オスがメスを殺そうとするのは、そのメスがすでに精子を持っているからです。自分の精子か他者の精子かは関係がありません。
両者が殺し合うのは、早くメスが産卵に取り掛かるようにオスが仕向けている、あるいは、メスが足を切ろうとするのを阻止するためにメスを殺すような行動に出るのだとも言われています。
メスがオスを捕食しようとしたのは、すでに産卵の準備に入っている証拠です。あなたのメスは、産卵セットに投入すればスグに産卵を開始します。

フタマタ系統は、柔らかい産卵木を好みます。オオクワガタに使うような硬い目の木には産みません。また、マットに埋まった部分には産卵しないので、ケースに1~2センチのマットを入れ産卵木がころころと転がることを防止しておきます。産卵木は水に浸して皮をむき、陰干しをして使用します。

フタマタ系統は産卵木が丸見えなので、産卵の様子が観察できます。
一向に木をかじらない場合の原因は、九分九厘産卵木が硬すぎる場合です。切り口がスポンジ状にグサグサになっていて、12時間以上水没させた産卵木を強く握ると水がしたたリ落ちてくるようなのがベストです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、まるで昆虫ショップのベテラン店長さんのような解答で
感動しました。
正直東京中野の昆虫ショップの店員さんも良く教えてくれますが、
ここまで周到にすっきり教えてくれるのは稀です。
(会話の中では難しいですよね)

本当にありがとうございます。

お礼日時:2011/06/13 10:57

これはよく言われている事ですが、野外採集個体の場合は既に活動期で交尾済みの可能性が高いので、そのまま産卵セットに投入しても十中八九問題ないですよ。


種類によっては材割採集であったり現地ブリード個体が出回るので、その時は成熟するまで待ってからペアリングとなります。
発生初期の種でもまず間違いなく交尾済みですね(採集されたタイミングにもよるので断言はできませんが)。

今回の様に♀が挟んでしまうのは、管理ケースが狭い、交尾済みで産卵行動に移りたい、成熟していない、ウザかったので挟んだ(笑)などいろんな原因が考えられます。
アゴに物が触れると挟む習性があるので、たまたま脚が当たっただけでも挟みますし。
野外採集個体の様に成熟しているペアであれば一晩でも放置すればほぼ交尾完了しますし、ハンドペアリングさせてすぐ個別管理しても良いですね。
後尾を受け入れない様だとそのままセット投入です。

自分なら交尾させずにそのままセット投入しますけどね。
どんなモンスター級と交尾済みなんだろうという楽しみもあるし、特にマンディブラリス等は同定ミスもあるので…。

自分のとこでHexarthrius属は現在ボーリン、アドゥンクス、ダビソン、ムニスゼッチの4種しかいなくなったので、またいろいろとフタマタ増やしたいなと思っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご連絡が遅くなり申し訳ありませんでした。
回答があった際メールに連絡の設定をOFFにしておりました。
しかし採集された際にはほぼ交尾済みってことは、
交尾産卵をものすごい勢いで繰り返すってことでしょうか...

WBなので、とりあえずやわらかい産卵木
を投入して様子を見てみます。

どんなモンスターが出てくるか楽しみです。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/13 10:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!