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時代劇などで「苗字+殿」と言うような呼び方をよくしますが、あれは目下の者、同等の者にしか使わないのでしょうか。自分より立場が上の者(例えば自分の先生)には「殿」を使っては失礼なのでしょうか。 よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

「殿」より「様」の方が丁寧な言葉なので、目上の人には「様」を使うのが正しいです。



検索したら詳しい説明が出てきたので載せておきます。

参考URL:http://kyushu.yomiuri.co.jp/special/kurasi/kuras …
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「殿」は、敬意を表す語です。

「様」よりはいく分か軽く見られるようですが・・・。目下に使う、というのは、よく聞きますが、いつからそのようなことが言われるようになったのか、不可解です。
一般には、肩書きを伴う場合は「殿」が正しい用法とされます。「〇〇〇〇様」「XX部長〇〇〇〇殿」です。その部長が自分より目上(年齢などが上)であっても、決して失礼にはあたりません。
ただし、実情として、その部長が、「殿は目下に使うもの」と(誤って)認識している可能性もありますので、使い方に注意する必要はあるかもしれません。
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40代の管理職です。


「殿」は自社内に流通させるのが無難な敬称です。しかも人名にでなく、役職名に付けるのが正解。「総務部長殿」などで、年が上とか下とかは関係なく、役職に対する敬語という理解でしょうか。ただ、固有名詞に続けて使うのであれば「様」が普通。課長が二人いて相手が特定できない場合など、固有名詞が必要な時には「営業部課長○○様」という風になります。退職願の最後に「代表取締役社長 ○○殿」と書きますが、これは例外と思われます(何故かわかりません。でも私も過去2度こう書きました)
また、取引先など対外的には固有名詞・役職名を問わずいずれにしても「様」をつけるのが常識でしょう。
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殿とは本来は官庁用語です。

「殿」とはそもそも御殿・宮殿等の官庁を指し示す言葉です。ですから官庁同士の通信に殿が使用されました。

宮殿跡から発掘される木簡にも「殿」と言う使い方が見られるようです。おそらく平安・室町と古くから使用されていたのでしょう。

個人名に殿が付く場合には,当然官庁から個人にあてたものです。いわゆるお上が下々に書面で命令したり,褒めたりする際(賞状)に利用されたものが一般にも広まったものと思います。

公官庁では,以上のような理由から,現在は使用が禁止になっています。民間では当然使用すべき言葉とは思いません。
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殿は自分と同等、もしくは目下の人に対して使うものです。


なので自分の先生などへは、「様」のほうがいいと思います。
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尊敬語や丁寧語には、時がたつにつれてインフレがおこる傾向がはっきり見られます。


もともとは立派な尊敬語・丁寧語として使われていた言葉も、そのうちそれでは物足りなくなり、さらに尊敬・丁寧にする表現を加重したり、あるいは、別のもっと丁寧な言葉を使うようになったりするのです。
その反動として、昔は目上の人・高級な物を意味していた言葉が、そのうちに普通の人・物を言う時にも使われるようになり、更には目下の人・下等な物を指す言葉になってしまうことは、よくあることです。

「殿」は、もともと「貴人の大きなお屋敷」の意味で、転じて「そういう大きなお屋敷のご主人」を指す言葉として使われるようになったものだそうです。
しかし、時とともに意味が微妙に変化し、今では目下の人に対するときや公文書・事務的書類に使う言葉となり、目上の人にはあまり使わなくなっています。

ちなみに、他の言葉でも、例えば、
君=君主、ご主人様の意味
お前=(「神仏や貴人の前」の意味から転じて)身分の高い人を直接指すのを避けて言う言葉。
などは、昔は相当丁寧な言葉だったはずですが、今では見る影もなく落ちぶれた使われ方をしています。

今の言葉遣いを考えるときに、時代劇や昔の言葉遣いを参考にするのは、かなり無理があると思います。
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