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柑橘系のオイルはそれでお手入れして日光にあたるとシミになりますよね。それでオレンジ精油、レモン精油などが入った化粧水などは日常のお手入れでつかわないほうがいいのでしょうか?
ローズヒップオイルも本などには夜のお手入れにだけお使いくださいとあります。
それとも美容液でなければクレンジング、洗顔フォーム、化粧水などに入っている柑橘系オイルは神経質にならなくてもいいのでしょうか?
今使い始めようかと思っている化粧品はオレンジ、レモン、リンゴなどが入っているのでしみができてからでは遅いので知識のある方教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは。


 手元にある日本アロマテラピー協会発行のアロマテラピーの学習書には、光毒性の説明として「皮膚につけた精油の成分(フロクマリン)が紫外線に反応して、各種症状(かゆみ、発赤、しみなどの色素沈着)を生じること」とあります。また、この「フロクマリン」は柑橘系(ミカン科)の多くのものだけでなく、セリ科のアンジェリカ、クマツヅラ科のバーベナにも含まれているそうです。さらに「外出前や外出時、日光にあたる部分へのこれらの精油の使用は避けること」との注意書きがあります。
 また、アロマテラピー系の手作り化粧品のレシピの載った本も何冊も持っているのですが、フロクマリンの含まれた精油を使った化粧水のレシピは見たことないですね。

 それで、ここからは私の意見ですが、光毒性は精油の量が微量だったら大丈夫と言いきれるものではないと思います。というのは、そもそも精油というのは(非常に濃厚なものであるため)、何かに希釈して微量しか使わないもの、つまり微量で当然だからです。なので、クレンジングや洗顔フォームなど洗い流してしまうものは、たぶん(あくまで、たぶん、です。自信はないです)大丈夫だと思いますが、化粧水などはやめたほうがいいと思います。成分が含まれているという意味で、美容液でも化粧水でも全く関係ないと思います。

 ただし、精油のなかにはFCF(フロクマリンフリー)と言って、フロクマリンが除去してあるものもあるそうです。なので、今検討されている化粧品をできれば使いたい、ということであれば、配合されている精油がFCFなのかどうか、メーカーに問い合わせてみたらいかがでしょうか?

 尚、ローズヒップオイルにはフロクマリンは含まれていないので、「夜のお手入れだけにすべき」というのは、柑橘系の場合と理由が違います。これは、オイルが肌についたまま日に当たるとオイルが酸化してトラブルを起こす可能性があるからで、ローズヒップに限らずオイル(油)全般に言えることです(精油は親油性ですが成分的には油とは全く別のものです)。

ご参考になればうれしいです。
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