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VHSに録画した映像を、DVD-Rに焼こうという場合についてです。
まず、前提としてDVDに書き込める容量は4.7Gとなっています。
昨日、以前録画していたVHSビデオの映像をパソコンでキャプチャーし、合計時間が約1時間30分前後の変換された同じデータを、DVD-R、DVD-RWの両方に焼いた所、表示された容量が4.7Gとぴったりになっていました。
ここで質問なのですが、この場合、もし時間が2時間であった場合、入りきらなかったということになるのでしょうか。何故なら、寸分も違わずに4.7Gとあまりにもぴったりの容量なので不自然に感じられたからです。また、最大録画時間が分からないと計算をしようにも出来ない為、不便であります。
結局の所、何時間迄、焼くことが可能なのかを知りたいからです。
今回は、フレームサイズは720×480がDVDには最適ということで選んだのですが、選択肢には最小160×120~最大800×600迄ありました。これも何かしら影響しているのでしょうか。
詳しい方がいましたら、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

はじめまして。



キャプチャーのMPEG設定はどのようになっていますか。
また、音声形式はなんでしょう。
ビオデキャプチャーは安価なものではリニアPCMしか音声が選択できない場合もあります。
キャプチャーによってプリセットの高画質、標準画質、長時間の設定、音声設定の仕様が異なるのでピンポイントの回答は不可能です。よって一般的な回答となります。

DVD-VIDEO作成が前提の場合はDVD-VIDEO規格に準拠したMPEG2データが必要です。
映像ビットレート+音声ビットレートは約10Mbps以下。音声はリニアPCM、AC-3(ドルビーデジタル)、MP1-L2(MPEG音声)などが選択可能です。
解像度の規定もあります。720×480。352×480。352×240しか選択できません。他の解像度を選択した場合はリサイズのための再エンコード処理となり画質が劣化します。
なので
>選択肢には最小160×120~最大800×600迄ありました。

は無視してください。PCで他の形式にエンコードするなら話は別ですが。

リニアPCMは約1.5Mbpsとなるので、映像ビットレートは最大でも8Mbps(VBRピーク、CBR)に制限されます。CBR8Mbps+リニアPCMで最高画質となり、約一時間(実際は63分)程度は収録可能です。
AC-3やMP1-L2は圧縮音声で、それぞれ規定値がありますがビットレートは5分の1以下程度にも設定できるので、その分映像への割り当てが増えて画質の向上に繋がります。画質を維持しての長時間収録も可能となります。
最高画質はVBR9.8Mbps(ピーク)、CBR9.8Mbpsの設定が可能となります。これで約1時間(実質63分)程度収録可能です。
但しMP1-L2に関しては、元々AC-3の使用料回避でヨーロッパ中心で採用され、日本においてはレコーダーでAC-3を採用した経緯からDVDのタイトルホルダーたる東芝製のレコーダーやプレイヤーでは音声が再生されません。SONYやパイオニア、安価な中国製のプレイヤーなどでは音声が再生されます。
画質優先ならば圧縮音声を選択した方が良いです。

AC-3、MP1-L2の音声形式が選択できるのであれば、概ねAC-3:256Kbps、MP1-L2:224Kbps、VBR4Mbps(ピーク8Mbps)で135分程度収録が可能で、4.5~5.2Mbps(ピーク9~9.8Mbps)で120分収録可能となります。これはレコーダーのSPモード相当となります。
6Mbps(ピーク9.0Mbps)で約90分収録可能です。
リニアPCMの場合は5Mbpsで約90分収録。3.3Mbpsで約120分収録となります。
解像度はキャプチャーの仕様次第ですが、4Mbps未満は352×480以下しか選択できない場合もあります。
大雑把には上記の計算ですが、詳細が必要なのであれば
http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/arc/pdf/RD …

の録画モードの表を参照してください。

CBR(コンスタント・ビットレート)は画像の複雑さに関係なく、常に一定のビットレートとなります。6Mbps以上ならば画質の劣化が余り目立ちませんが、以下となると動きの激しい部分等でブロックノイズが発生する場合があります。
VBR(バリアブル・ビットレート)は映像の複雑さでビットレートを可変させる方式で、動きの少ない静止画に近い画像では極端にビットレートを抑え、動きの激しい部分には多くのビットレートを割り当てます。平均値とピーク値があり(実際は最低値もある)、ピーク値は最大で平均値の2倍となります。が、DVD-VIDEOの制限から最大値は9.8Mbpsが上限となります。
キャプチャーの仕様によってはCBRしか選択できないものもあります。
またVBRはキャプチャー次第でアルゴリズムの相違から若干データの増減があります。

>合計時間が約1時間30分前後の変換された同じデータを、DVD-R、DVD-RWの両方に焼いた所、表示された容量が4.7GB

音声がリニアPCMならば映像ビットレートが5Mbps程度。AC-3やMP1-L2ならば6Mbps程度のプリセットとなっていて、1層の記録型DVDにちょうど収録可能の設定となっているものと思われます。おそらくそのキャプチャーの標準画質モードの設定なのでしょう。
レコーダーでもSPモードは1層記録型DVDに丁度収録可能な設定となっています。それと同じことです。

>この場合、もし時間が2時間であった場合、入りきらなかったということになるのでしょうか。

そうですね。
2層の記録型DVDを使用するか、分割して2枚組にするかです。
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この回答へのお礼

早速、試してみました。とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/15 08:56

> 今回は、フレームサイズは720×480がDVDには最適


というか、DVDビデオ規格で記録させる映像の解像度は
720x480、704x480、352x480、352x240の4つだけです。

フレームサイズは、たぶんキャプチャする時のサイズではないかと思いますが
DVD-Video規格で記録した時点で、解像度は、上記の4つのどれかに必ずリサイズされます。
※通常は殆ど720x480 になります。
低い方は、問題外ですが、最大で処理しても最終的に多少画質に影響するかもという程度だと思います。
※当然、計算時間はその分だけ増えます。

何時間焼けるかどうかは、使われている変換ソフトウェアの性能や設定に依存します。

通常DVD 1枚に記録できるデータ量は、パソコン上では、4.37GB迄ですので
あとは、いかに効率よく、不要なデータを削って必要なデータを生かすように
データを変換するかにかかっています。

簡単に言えば、1秒間の映像にどれだけのデータを使うかでしょう。
1秒間に 100 のデータを使う映像と
1秒間に  50 のデータを使う映像を比較したら

記録時間で言えば、同じ解像度なら
「50 のデータを使う映像」の方が「100 のデータを使う映像」よりも
2倍の時間記録できます。(データが半分なので)

でも、画質をみてみれば、「100 のデータを使う映像」の方が「50 のデータを使う映像」よりも
単純で倍以上の鮮明さになります。
※実際には、動画に適した圧縮という技術が使われている為、必要なところで数倍以上の差が生まれます。

たとえば、白黒黒白の点の画像を
□■
■□
灰色の点が4つというデータにしてしまえば、データ量はかなり減ります。
でも、元の白黒黒白には戻りません。それだけ鮮明度が失われたという事になります。
実際には、複雑な圧縮技術が絡むので、こう単純ではありませんが…

まぁ、記録時間単位のデータ量を減らせば、簡単に言えばモザイク上のものが画面に現れるようになります。
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この回答へのお礼

早速、試してみました。とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/15 08:56

>この場合、もし時間が2時間であった場合、入りきらなかったということになるのでしょうか。



2時間の場合も1枚に入り切ります。
一般的に、4.7GBのDVD-Rというのは2時間までの動画を焼き込むのに使います。
もっと長い動画も入れることも可能ですが、その場合は画質が目に見えて落ちるため向いていません。

>寸分も違わずに4.7Gとあまりにもぴったりの容量なので不自然に感じられたからです。

書き込みソフトの設定にもよりますが、おそらくはディスクの容量と動画の長さから画質を自動設定しているだけでしょうね。
動画の画質はビットレートというもので大体決まり、このビットレートというのは動画1秒あたりに必要な容量を表しています。
そのため、ディスクの容量と動画の長さが分かっていればディスクを使い切ることが出来るビットレートが逆算出来ます。
この仕組みを利用して、ディスクの容量を無駄なく使って、出来る限り画質を上げているんです。

>最大録画時間

・4.7GBのDVD-R/+R/-RW/+RW/-RAM
XPモード(高画質)※1:1時間
SPモード(標準) :2時間
EPモード(低画質)※2:6~8時間

・8.5GBのDVD-R/+RW DL(2層式)
XPモード:1時間45分
SPモード:3時間35分
EPモード:10時間45分~14時間20分

・9.4GBのDVD-RAM
XPモード:2時間
SPモード:4時間
EPモード:12~16時間

※1:市販やレンタルのDVDと同等の画質設定、DVDの仕様上の最高画質
※2:VHS時代の3倍モードみたいなもの、画質を落とす代わりに録画時間を長くしています

大体の目安はこんな感じですね。
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この回答へのお礼

早速、試してみました。とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/15 08:57

DVDやBDは画質が固定ではありません。


画質はビットレートであらわされ、このビットレートからこのビットレートまでならDVDやBDビデオとして使えますと言う範囲があります。
つまり、その範囲内であれば時間に関係はありません。
画質(ビットレート)や画面サイズ(フレームサイズ)を落とせば4時間でも5時間でも容量内に収まれば可能となります。

今回は単純に、1時間30分でDVDの最大サイズになるように自動的に調整されただけでしょう。
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この回答へのお礼

早速、試してみました。とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/15 08:57

逆ですね。


4.7GBに合うように、録画時間から逆算して画質(フレームサイズ、ビットレート)を自動的に計算して求めているのですよ。
画質さえ落とせば結構な長い時間も録画できるはずです。通常のDVD程度の画質でしたら2時間程度が目安です。
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この回答へのお礼

早速、試してみました。とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/15 08:57

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