プロが教えるわが家の防犯対策術!

消費税の税額計算を考えていて以前から疑問だった点を質問させてください。四つあります。

消費税はその計算上、企業は切り上げ、切り捨て、四捨五入のどれをとってもいいとされている様子です。

1.しかし、そもそも、単価10円のもののとき、消費税額は10円*0.05ですから0.5円となり、切り捨てだと一切消費税が生じなくなります。こういった場合、本当に、切り下げという方法の採用が認められるのか?

2.単価100円のものを10個取引をしたときに、消費税額は100*0.05*10=50円でいいのですよね。しかし、例えば単価105円のものなら105*0.05は5.25ですから、次のようにいろいろな計算方法ができ、どれを取るかでかなり税額が異なります。

ア:品物一個について端数処理をする場合:
四捨五入及び切り下げで一個当たり5円の消費税が発生と考えると、合計50円の消費税額になる。
切り上げと考えると一個当たり6円の消費税額が発生で、合計60円の消費税額となる。

イ:一つの取引金額全体を一つの価格と考えてそれに消費税率をかける場合:
全体の取引金額は105*10で1050円です。1050 * 0.05 = 52.5ですから、
四捨五入及び切り上げで考えると税額は53円となります。
切り捨てで考えると52円です。

結果的に次の4つの税額が出てきます。

A:50円
B:60円
C:53円
D:52円

企業は上のどの計算方法を採用してもいいのでしょうか?単に、自分の自由意思で決めることが許されているのでしょうか?


3.よく、スーパーで5%引きのようなことをします。この場合の5%引きは上の計算のどれを指しているのでしょうか?全体の取引を一つの価格として考えてその5%を差し引くと考えるような気がするのですが、個々の商品一個当たりについて5%引きをやっているのでしょうか?

4.更にわかりにくいのが、割引の時、消費税を含んだ価格から5%割り引いているのか、それとも、消費税を含まない価格から5%を割り引いているのかということです。
単価10円のものを100個買った時のケースで考えてみます。
一応、取引全体の価格に消費税をかけるという前提で考えます。取引額は1000円です。
先に5%割り引くと1000円*0.05=50円が割引額となり、その額は950円です。これに消費税が付きますから、950円*0.05=47.5円が消費税額となり、これをまあ切り上げ(四捨五入)で処理して実際の売値は998円となります。
税額を先に計算して税額を含んだ価格から5%割り引くとすると、1050円から5%の割引となり、52.5円が割引額になります。これを切り上げによって処理すると、997円が実際の売値となります。まあ、1円の差ですが、現実には同じような取引が日に何千件・何万件とあるのですから、結構大きな差になるはずです。

以上、細かいことかもしれませんが、お教えいただければありがたく思います。

A 回答 (4件)

>企業は上のどの計算方法を採用してもいいのでしょうか…



取引の段階では、どれでもかまいません。
ただ、常に切り上げではいずれ顧客が離れては行きます。
したがって、

>例えば単価105円のものなら105*0.05は5.25ですから…

1個しか買わない客からは 111円をもらっても、10個買う客からは 1,102円50銭の切り上げで 1,103円しかもらわない店もあります。

>3.よく、スーパーで5%引きのようなことをします。この場合…

それはそれぞれのスーバー次第です。
・あらかじめ POS に 5% 引いた価格で登録する場合
・レジで 1品ごとに 5% を引く
・レジで総合計から 5% を引く

のいずれもあるでしょう。

>4.更にわかりにくいのが、割引の時、消費税を含んだ価格から5%割り引いているのか…

スーパー限定の話なら、「総額表示」の対象になりますから、税込金額の 5% 引きでないとおかしいです。

>1円の差ですが、現実には同じような取引が日に何千件・何万件とあるのですから…

国への納税の際には、1年 (期) 間の総合計から計算し、円未満は切り捨てとなります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6371.htm

その際に顧客から預かった消費税額との差が出れば、その企業の「売上」に含めて法人税や所得税の対象になります。
    • good
    • 0

端数処理は、切上げ、四捨五入、切捨てを選べることになっとる。

せやから、個別の取引で問題があるよに見える場合も、別に構へんいうことになるわ。

納めるべき消費税の金額は基本、年間の取引額から計算する。その場合、個別の取引での端数処理は問題にならへん。

ただ、一定の事業者間取引とか、レシートやらに税抜合計から端数処理した消費税記載しとるとかなら、個別の取引での消費税額の積み重ねが納めるべき消費税の金額になる。これ、端数処理が影響するけど、どゆ端数処理してもその金額を事業者が納税する仕組みやもの、基本、事業者の利益にはならへん。

スーパーの値引きは、決まりがあるわけではないもの、どの方法でもええ。税抜額から5%引くスーパーも見たことあるわ。もち、値引き後の税込額も書いてあったで。

あとは、端数処理にせよ、値引きの仕方にせよ、事業戦略とか次第やね。
    • good
    • 0

消費税の計算について。


消費税の計算は全て切捨てです。

1の答えの場合20円以下は消費税計算の対象にならない。

2の答え。単価100円のものを10個仕入れた。この時は素直に1,000円が仕入れ値これに×5%=消費税50円。1,050円これにマージンを加えます。例えば300円なら×5%=消費税15円
まとめ
仕 入1,000円
消費税   50円
利 鞘  300円
消費税   15円 
合 計1,365円 ← これが,あなたの売値 

割引も素直に1,365円×割引5%=68,25円 ← これは消費税の計算ではないので,お好きに。
    • good
    • 0

消費税の計算は、1取引の合計金額の*0.05


で計算し、当社の場合は、円未満切り捨てにしています。

ねじ1本の取引は有りませんが、
ネジ       1   @8.00 の消費税は
当社経理処理では、0円です。

取引先約1,600社で、90%以上が当社と同じ経理処理
を実施しています。

個人相手の取引はしていませんが、
・値引き額は、商品本体価格に対して ?%とし、
 特売価格 XXXX円は 総額表示にすべきと考えます。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!