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鉛筆デッサンについて質問です。

芸大の受験で鉛筆デッサンがあります。
日々練習をしているのですが、
先生の指導がそれぞれ違って、どちらの方法を採用すれば良いのかわからなくてパニックになってしまいました。


片方は、
・形どりは構造から理解するために3Bを使ったりして軸や面の変わり目、面なども含め描く
・はじめは鉛筆をやや寝かせてでも大まかに明暗をつける
・ビンなどの白い光った部分もはじめは形に沿った線で覆って陰影をつけてから後で練り消しで抜く
・(石膏の時)→はじめの方では2B、3Bを寝かせて使って、ぼんやりと描き、徐々につめていく


と指導してくださり、
もう片方は

・形どりは必要最低限の輪郭線などにとどめ、出来るだけ薄く少なく描く
・はじめから鉛筆は寝かせずに立てて描き、線の集まりで形や影を描く
・白く見えるところや薄い箇所は最初からわりとよけて描く
・(石膏の時)→静物の時の様に形どりは薄く最小限に、時には輪郭のみぐらいの勢いで、それから書きこみも終始立ててハッチングで描く


と指導してくださりました。
おそらく両方、デッサンの法としてあるのでしょうが、
もし日本画受験のためにデッサンを描くのなら、どちらを採用すれば良いのでしょうか。
回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

あまり回答が寄せられていないようなので


私も書き込みましょう。

私はもう随分昔芸大の日本画学科に入り
考えるところあり3年で中退したものです。
あくまでもその経験での話しということで
よければ参考にしてください。

それに当然大学に知り合いの人もいて
試験の話もしたりすることもあるので
くわしいことはかけないのですが、あしからず。

端的にいってあなたの挙げた二つの方法では
前者の方がやはりいいようにおもいます。

理由は
日本画はいかに変化しようとも「日本画」と名乗るのですから
やはり伝統的な意識を重んじています。
そこのセンスの有無も試験ではみるのでしょう。
つまり、有体にいえば細密な描写力が求められるのです。
デッサンにしろ着彩にしろデザイン科やまして油絵科や彫刻科の表現とは
そこがどうも決定的に違うようです。
(着彩では面相筆や先のきく削用筆も使うぐらいですからね)
クロスハッチングによる表現では
やはり緻密にディテールを追った表現は難しいでしょう。
勿論細密さと同時に全体のマッスや面や空間を捕らえることも
やはり絶対必要ではあります。
(したがってあまりすべてをこすりすぎるのもよくはなく、
タッチで描き込むこともある程度は必要です。)
それらをつかまえながらさらに緻密な描写にもっていくには
前者の方法がまさにぴったりだど思います。
私も、また他の学生もそのように描いてましたし、
また研究所の先生もそのように教えてくださいました。
ちなみに、私が芸大に入学した年その研究所から入った人数は
日本画学科では半数近くにのぼりました。
つまり方法は間違っていなかったのでしょう。

クロス~の方をお勧めになる先生はひょっとして
他の科の出身の方なのではないですか?

どうぞ頑張って絵を学び、修練し入学を果たしてください。
芸大なんてはっきりいって必死に頑張ればだれでも入れるところです。
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日本画科受験について詳しくないので、きちんと回答できませんが…



ご質問者様ご自身が書かれているようにデッサンの法としてはどちらもありでしょう。
というか、デッサンなどというものは、モチーフがそこにあるように描ければなんでもアリともいえます。

描く人、見る人ともに描き方に対する好みはあると思いますが。

ただし、ご質問者様の言われるデッサンは受験デッサンですから、ちょっと意味合いが違ってきます。

受験デッサンは試験官に好感を持ってもらい、受かってナンボですから。

自分が美大を受験したのはかれこれ25年くらい前なので、今とは事情(事情というよりは流行)が違うかもしれませんし、自分を含め身の回りにも日本画科を受験した人がいないので、適切な答えができませんが、芸大で油絵科・デザイン科・工芸科・日本画科それぞれで基本的なレベルに達してるという前提ですが、好まれるデッサンは違います。
自分が知っている日本画科の受験デッサンはあまり描き込まない(黒くしない)輪郭線を意識したものでした。

今、複数の先生の違う指導で戸惑われているようですが、日本画科受験をよく知っている先生に指導を受けるのが早道だと思います。色々選べない環境に居られるのであれば、1日体験入学のようなことでもいいから、日本画科受験コースのようなところで一度描いて指導を受けられてはどうでしょうか。

ある程度描けるようになるまでは、色々方法論を教わるとは思いますが、描けてしまえばこっちのものです。
ご質問に書かれた違うやり方の先生の方法を自分がちゃんと理解できているかよくわかりませんが、自分の印象としては後者の描き方が日本画的のように思えます。
もしお住まいの近くで「日本画科受験コース」を選べるほどになくても、日曜日などの1日講習や体験入学ならどこかで受けられると思います。

悶々として今の時間を無駄にするより、一度リセットするつもりで日本画科受験に詳しい方のアドバイスを受けることをオススメします。
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