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wikipediaの言語帝国主義の項目なのですがhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E% …

このページ11行目に
「朝鮮語の口語では、対話者が発話者より社会階層の位置が上位にランクするか否かに言及することなく対話者に向かって何かを述べることは不可能である。」
とあるのですが、韓国語の知識はゼロで、何のことを言ってるのかよく分かりません。

具体的な例を出して説明していただきたいですm(__)m

A 回答 (3件)

 言語帝国主義というのと、御記載の部分がどう関係あるのかつながりがよく理解出来ませんが、御記載の2行についてだけご紹介いたします。



 不可能だと断定する程のことはありません。
 「社会階層の位置」というのも、この文をお書きになった方には悪いですが大げさな表現を使ってらっしゃるようです(この2行だけを見て考えた時)。

 ただ、韓国朝鮮語ではことば使いが大きく2つに区分されてしゃべられています。
   ていねいなことば使い(言い方)  か、
   ぞんざいなことば使い(言い方)  か
 の2つに区別されてしゃべられます。
 2つのうちどちらであるか、というのがしゃべるときにたいへん大事な点です。

   自分より目上の人  に向かってしゃべる時は  ていねいな言い方 で、
   自分より目下の人と、自分と同じ歳や友だち  に向かってしゃべる時は  ぞんざいな言い方 で しゃべります。
 自分より目上の人とは、日本と同じです。
 自分より歳が上とか、自分より偉い人。例えば自分が学校のヒラの教師だとしたら、教頭先生や校長先生は目上ですね。
  自分より目上の人へ向かっては例えば、
 「お昼ご飯はもう食べられましたか?」と言い、
  自分より目下の人へ向かって(生徒などへ)は、
 「メシ、もう食ったか?」と言います。日本語と基本的に同じで使い分けます。

 現実には人間にはこの、目上か目下かの2種類の人間しかいないということは無く、この場合だと「同い歳の同僚先生」というのもいます。目上でも目下でも無く、どっちが偉いということが無く、友だちでも無い。
 そういう人へは、職場と言う公的な場での人間関係なので ていねいな言い方 を使います。仲が良くてお友達になったら、ぞんざいな言い方 でも大丈夫です。

 しかし、ていねいな言い方(ことば使い)とぞんざいな言い方(ことば使い)の差が、日本語の感覚よりたいへん大きいのが韓国朝鮮語の特徴です。
 目上の人や上記の同僚先生のような社会的にていねいな言い方を使うべき時に、ていねいでない言い方・ぞんざいな言い方をすると、相手を自分より目上の人間と認めない、目下の人間と見なす、ていねいな言葉を使うに値しない人間である、ぞんざいなことば使いで十分な人間だと言ったのと同じことになり、相手を侮蔑することになります。
 ていねいな言い方をすべき時にぞんざいな言い方をすると、「オレをバカにしやがって!」と大ゲンカになります。殺人事件・殺人未遂事件に至ることも時々あります(マレじゃなくて、時々)。

 ていねいな言い方とぞんざいな言い方の差が、天と地の違い、とまでは行きませんがそれに近い物があります。韓国朝鮮語に不慣れな方や初級学習者の方は、天と地の差、と心得て置かれるくらいがよいです。
 (ちなみに、ぞんざいな言い方 のことは韓国朝鮮語学習では「友だちことば」「パンマル」などと呼ばれます。)
 爆笑問題の太田何とかみたいに自分より年上の大学の先生に向かって「そう、そう、そうなんだよ。」「先生、今・・・したでしょ?」「うん、うん。」などと言う光景は韓国朝鮮ではありえません。
 「何ていう常識の無い人間! 謝れ!」テレビ局に視聴者から抗議殺到です。
 「そうです、そうです。そうなんですよね。」「先生、今・・・なさいました?」「はい、はい。」と目上の人へのふさわしい、ていねいな言い方をしなければいけません。
 この人は日本の常識から言っても常識を外れていると思いますが、韓国朝鮮ではこういう人が電波に出て来る事自体がありえません。テレビ界、芸能界に存在することが出来ません。

 ていねいな言い方とぞんざいな言い方の落差はこんな感じです。
 が、御記載の2行に戻りまして、実際の日常では初めて会って相手について何も知らない人としゃべる事も、相手の人が自分より目上か目下かわからない状況というのはよくあるわけです。
 そういう時にはどういうことばを使うか。ていねいなことばを使えば大丈夫。相手に失礼がありません。誰にでもていねいな言い方でしゃべることが出来ます。
 ていねいだから失礼、ということはまずありません。

 例えばイベント会場でイスに座ろうとして、席が空いているかどうか見ず知らずの初めて見る人に話し掛ける時。
 「ここ、空いてますか?」 と普通にていねいに聞けば、 OK。
 「空いてますよ。」 とかのことばが相手から出ます。
 「ここ、空いてんの?」 とぞんざいなことば使いで聞くことはまずしません。(相手が明らかな子供で、自分が大人だったら「ここ、空いてる?」と言っても大丈夫。)
 相手の人の年齢、社会的地位を知らなくてもしゃべられます。会話が成り立ちます。

 例えば飛行機の隣りの席になった初めて会った人とおしゃべりする時。
 相手の社会的地位も年齢もわからない。こういう時もていねいな言い方で話します。
 「韓国へはもう何度か行かれてるんですか?」「2回目です。」「そうなんですか。」・・・ていねいなことばの会話が続きます。
 まだ親しくない人とはていねいなことば使いでしゃべるのが常識です。
 > 社会階層の位置が上位にランクするか否かに言及
 しなくても何かを述べることは出来ます。

 年齢は顔見ればだいたいわかりますよね。
 「ていねいな言い方」にも、 とってもていねいな言い方 ~ 普通にていねいな言い方 まで微妙にいろいろランクがあります。
 ですので相手の年齢を考慮して、自分よりう~んと年上だと思ったらとってもていねいな言い方でしゃべり、自分と同じくらいとか自分より年下だと思ったら普通にていねいな言い方でしゃべります。年下でもまだ親しくないとか初めて会う人だとていねいな言い方をします。
 相手の社会的地位を知らなくても話せます。
 たまに日本の韓国朝鮮語学習者の人で、年下に向かっては一律にぞんざいな言い方をする、とまちがって覚えてらっしゃる方がいらっしゃいますが、そうではありません。

 社会人同士の会話はていねいなことばが基本で、圧倒的に多く使われています。

 御記載の2行の部分については事実でありません。
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これは英語の問題でしょう。



「言及する」の部分で文章が意味不明になっているのでこれの原語を考えます。
原語は英語でしょうから和英辞典を引くと、「言及する」という訳になる単語はそう多くなく、誤訳しそうな単語と考えると十中八九「refer」だと想像がつきます。
referは「参照する・照会する」という意味もありますので、「~を参照することなく~」と訳しなおしてみると一応意味が通ります。
参照といってしまうとちょっと分かりにくい日本語ですが、相手が目上かどうかを他の人に尋ねたり、自分の知識の中から思い出すことをrefer(参照)と表現しているわけです。

言っている内容自体は他の解答を参考にしてください。
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つまり、自分より相手が年上かそうでないか、によって話し方が変わるので、


いきなりは話しづらいって事でしょう。
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