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原発事故が終息しないままTPPに参加するのは自殺行為ではないでしょうか?

国内でさえも次々と風評問題が起こってるのに、海外で日本製、日本産を買ってもらえるのでしょうか。
たしか、原発事故のすぐあと、工業製品まで海外で拒否された事例が起きてたと思うのですが。

どうもTPP参加賛成の意見は、原発の安全神話と同様の「結論ありき」に聞こえます。

自分の考えはともかく、TPP賛成意見、否定意見を問わず勉強させていただきたいので、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

私はTPPに明確に反対です。

震災・原発云々は関係ないと思います。
とりあえず、TPPとはどんなものかを説明します。


下記は、このへんの動画で述べられているものをまとめたものです。

【TPPの概要】
・環太平洋と言いつつ、実質は日米2カ国で市場規模(GDP)の90%以上を占め、ほかは小国ばかりですので、実質は日米協定です。
・元々は、その小国がお互いに無い産業を補いあうための協定であり、産業のほとんどを自国でまかなえるアメリカや日本には必要ありません。(特に今の日本は供給過剰であるため、TPPで供給を強化してしまうとデフレが悪化します。)
・アメリカの狙いは、「日本への輸出拡大による自国の雇用確保」であり、自由貿易の理想実現のためなどではありません。
・TPPは農業だけでなく、金融や投資なども含めた24項目であり、農業だけを問題にするのは間違いです。
・TPPとは「世界的な貿易の枠組み」などではなく「極端な自由貿易ルール」です。
・TPPのルールはほとんど決まっており、日本に有利な交渉をする余地はありません。
・参加国に日本と利害関係の一致する国がなく、ルールを交渉しようにも多数派工作ができません。

【TPPのメリット】
・日本がアメリカに輸出する工業製品の関税5%が撤廃されます。
(しかし、これは為替レートが少し変われば吹っ飛ぶ程度のメリットです。)
・「グローバリズム」「自由貿易」を絶対善とする宗教の信者(竹中平蔵など)が個人的に満足します。

【TPPのデメリット】
・米国産の安い農作物を無制限に輸入しなければならないため、高価だけど美味しい作物を作っている日本の農業が崩壊します。
・日本の農産物への高い安全基準が、「非関税障壁」と糾弾され、撤廃されます。その結果、日本の食の安全が崩壊します。
・日本の工業製品への高い安全基準が、「非関税障壁」だと糾弾され、撤廃されます。その結果、安心して使える日本製家電製品がなくなります。
・金融業が強制的に自由化されることで、郵貯や信金などの優遇条件が撤廃され、国民にとって安全にお金を預けられる場所がなくなります。
・投資が自由化されることで、国の根幹となるインフラ企業などが米国企業に自由に買収されます。電圧が極めて安定している日本の電力供給や、素晴らしい回線品質の電話・インターネットなどが米国並みの低品質なサービスになります。
・保険や医療が自由化されることで、国からの補助がアメリカ並みにしか出せなくなり、医療費が馬鹿高くなります。
・弁護士業が自由化され、ちょっとしたことでもアメリカの弁護士が訴訟を勧めてきます。その結果、食品や製品の理不尽な訴訟が増え、すべての産業がコスト高になります。その結果、裁判費用が出せない日本の中小企業は壊滅します。

【まとめ】
・TPPのメリットは僅かであり、デメリットがあまりにも大きすぎます。
・「グローバリズム」「自由貿易」は世界的な時代の流れでも何でもありません。日本にとってデメリットであるのならば、ついていかなければ良いのです。
(さらに言うなら、「IT化」とTPPとは何の関係もありません。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
TPPや原発などの問題は賛成派、反対派の意見が真っ向から対立するので、
あえて原発事故による汚染を持ち出して執行猶予的な質問の形にしましたが、やはり本質はTPPの是非ですね。

現在、首相がTPP参加の方向で動き始めているようですが、アメリカもしくは経団連には逆らえないということなのでしょうか。
(たぶんどの党が政権を取っていても、参加を選ぶんだろうなーという気がします。)

お礼日時:2011/10/10 15:31

人間食べるものがなくては生きていけません放射能で食料が食べられないという現実は


実際にあるようですね外国から何らかの理由でくる人は食料を持ち込むなどして日本のは
食べないという通達もあるようです,車がなくても生きていけますが食料が自給できなければ
生きていけません,他国に食料を依存するというのは原発以上に異常な事は否定できないでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
TPPに参加すると、恐らく「地産地消」は成り立たなくなりますよね。
日本に限定した不作などでは、海外からの食糧の供給がほしくなる場面も考えられますが、
「国内の農業を維持しておいて助かった!」となるケースも、危機管理では当然想定されるわけです。

TPP参加は、(国内においては)日本がどうするかだけの問題で語られがちですが、
世界的に問題のある、見直すべき仕組みなのではないでしょうか?

お礼日時:2011/10/08 11:54

TPPの良し悪しは兎も角今の世界情勢では参加しないと


日本は結果的に鎖国状態に陥ります。

日本は今後IT化社会を止められますか?
出来ないと思います。

IT化によって社会にとってマイナスな面があります。
TPPも同様に負の部分も有りますがやらざるを
得ません。

社会の流れに逆らえられる国力が有れば参加の必要は
有りませんが資源のない、食料自給率の低い日本は
入らざるを得ない国です。

この回答への補足

お礼に追加いたします。
IT化にしろ原発にしろ、私自身も紛れもなく恩恵を受けている一員ですので、それを後退させるのはとても苦しいことです。
しかし、リスクを過小評価して進み続けると、後戻りがもっと難しくなります。
そもそも先進国の今の生活が、環境問題的に無茶なんですよね。
考えれば考えるほど、どうしたらいいか分からなくなります。

補足日時:2011/10/08 12:05
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私はTPPは「前門の虎、後門の狼」と思っています。
参加してもしなくても喰われるのではないかと危惧しています。
どちらかと言えば反対派ですが、どうするのが良いか決めかねます。
少なくとも原発事故がおさまらないうちに参加すると、たちまち餌食になるのではないでしょうか?

お礼日時:2011/10/07 22:18

 


海外が購入してくれないと仮定して、TPPに参加しても、しなくても、何も変りませんが...
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参加してもしなくても何も変わらないとのことですが、そのようにお考えになるのはなぜでしょうか?

お礼日時:2011/10/07 22:10

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