プロが教えるわが家の防犯対策術!

中二です。宜しくおねがいします。普天間基地について本当に危険な場所だなあ、、、地元の人は大変だろうな、、、と僕なりに色々調べてみました。ふと、思ったのですが、日米安全保障条約で「日本にアメリカ軍を駐留する事などを定めた二国間の条約」とあるのに、何故、グアム移転とかを要求出来るのですか?

A 回答 (1件)

米軍が日本の基地を使用している理由は、米軍の軍事的な都合によります。

米軍が日本から出て行きたくなったら出て行きます。

普天間移設には大きな流れが三つあった。

●1.普天間基地に隣接して民間施設・民家が立ち並び、事故が起こると大惨事になるので、これを解決しなければならない。
●2.米国国力が衰退に向っているので、お金を節約する為に全世界の米軍を前線からより後方に撤収させる計画を実施するが、その一部として沖縄海兵隊の大部分をグアムに撤退させる。
●3.中国に対抗して東アジア地域の米国軍事力を誇示して覇権を維持する為に、中国ミサイルに恫喝されない遠方(グアム)まで海兵隊主力を後退させ、いつでも中国と戦争出来る体勢に立て直す。

これらを理由として米国は、沖縄海兵隊の主力をグアムに移動させ、沖縄海兵隊の残りの一部をヘノコの新基地に移動させる。
ヘノコ新基地に現代戦に相応しい施設を建設し、戦争勃発の際にはグアムや米国本土からの大部隊の受け入れ基地とする。
この再編計画に要するカネの大部分を日本に負担させる。

対して日本側は、米軍が沖縄から出て行くと日本の防衛に支障がある(と、日本は思い込んでいる)ので、できるだけ米軍を沖縄に引きとめておきたい。
米国は本来は海兵隊の全軍をグアムや本土に引き上げたがっているが、何とかそれを引きとめて、少しだけでもヘノコに残してもらう。
たとえ海兵隊の全軍がグアムに撤退して行っても、数字の上だけでも少しは沖縄に海兵隊がいることにしてもらう為にも、ヘノコにハリボテ海兵隊部隊を置いておきたい…


【結論】
日本が移転費用を米国に払わなければ、貧乏な米国は海兵隊を撤退させない。
ヘノコ移設でも日本側がもめて、ヘノコ基地を造らなければ、総合的に日本にはお金が掛からない。

以上、通常の解釈とは若干異なっています。
通常の解釈は饅頭の皮みたいなもんで、饅頭の中身、つまり実態は上のような事情です。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。饅頭の皮と中身、、、なるほどですね。皮の部分も知りたくなってきました。

お礼日時:2011/10/16 19:45

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