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ニュースで偶然に中国がパキスタンの非常任理事国入りをつよくサポートするとかの記事を見て、日本のいまの情況をネットで調べたら、日本はいままで10回選出されたのに2011年は非常任理事国にもなっていないことが分かりました。 しかし日本は国連分担金の分担割合がアメリカについで2位とのことで、ただの国連加盟国でしかないいまの日本の立場で分担金の負担割合を減らすことはどうして日本政府は交渉しないのですか? そもそもこの分担金はどのように決められるのですか? 或い日本政府はいままでのようにただいい顔をしたいだけで交渉する勇気がないことでしょうか? お判りの方がいらしゃいましたらご教示頂ければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

国連加盟国は192カ国ありますが、国連分担金は日本一国で下から数えたほうが早い177,8カ国分の合計と同じくらいです。

ただし2009年に限ってです。国連分担金は分担率が固定されているわけでもないし、分担金額が固定されているわけでもないのです。192カ国が話し合って決めているのでもありません。そんなことをしていたら、いつまで経っても話はまとまらないし、予算が組めません。国連分担金は3年に1度、分担率が見直されるという仕組です。つまり3年間は同じ分担率が自動的に続くのです。そして経済力に応じて分担率が定まるのが原則で、交渉で変わる余地は限られています。いきなり20%が10%に変わるなんてことはありえない。日本政府は交渉をしていなくて、いいなりということでもありません。これでも最高で20%を超えてた分担率が12%ぐらいに下がってきています。3年に一度の見直しは一国ごとに分担率を話合って決めるのではなく、分担率の算出方法を見直すということなのです。各国が分担率算出基準を合意する機会が3年に1度あるということです。いいなりでもないし、交渉次第でどうにでもなるという話でもありません。あくまで経済力に応じて分担率を決めるのが原則です。その経済力をどう評価するかだけの問題なのです。どう計算したところで日本の経済力がアメリカについで2番目なのは否定できません。日本は決して理不尽な制裁を受けているわけではないのです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。 おかげさまで仕組みはよく理解できましたが確かにいま中国が日本を抜いて経済力ではアメリカについで2位になったとの報道が今年にありましたので中国がやはりもっと負担すべきだと思いますがいま世界経済は中国抜きでは語れないような雰囲気があるようだから中国に対して強い姿勢で臨めるような雰囲気でもないようなことでしょうか... いろんな意味で日本はもっと主体的に行動して欲しいと願っているだけです。

お礼日時:2011/10/22 16:29

いやバブル期だって、極端な偏りでしたよ。



そもそも国連という組織は、先の大戦での戦勝国が戦後の世界秩序を(自分達の権益を確保しつつ)コントロールしようとした組織ですから
常任理事国の意向を無視した運営は出来ません。

それは分担金によく現れています。
(敗戦国のドイツと日本が2位3位でイタリアも6番目)

1位の米国は、国連(関連組織)の運営が気に入らないといって、巨額の滞納金を積み上げている様だし・・・
中国は、経済力があるのは党の幹部とそれに繋がる一部の富裕層だけなので、国家財政は思うほど豊かではありませんし、常任理事国の特権を行使して分担金の増額は呑まないでしょうね。

交渉しようにも相手がいないし、中国や米国相手に交渉しても鼻であしらわれるのがオチ。

影響力を金で買った、昔の政治家さんの行為が今に祟っていると嘆くしか・・・・
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。 ドイツが分担金で3位でしたか..それならやはり敗戦国の弱みですかね.. 日本も一度自己意思のある国の証明としてアメリカみたいに滞納してみればいいのにと思いますね...なにかいまの世界の流れが不条理の部分がかなりあるような気がいたします。

お礼日時:2011/10/22 16:21

非常任理事国ですよね?



任期二年で連続で務める事が出来ないとの規定があるようですから、二年務めたら次の二年がお休みと言うことになりますね。

加盟以後50年ぐらいの間に20年間非常任理事国として務めていたと考えると、加盟直後の影響力の微弱な期間を除けば、ほぼ常連と考えて構わないのではないか?
そう考える事は出来ないのか?

中国の隣国に存在する大国とも言えるインド、そのインドの隣国パキスタンはその成立過程からしてインドとの緊張関係が続く。

昔から『敵の敵は味方』という格言があるから、パキスタンへの支援という事に関して言えば昔からであり慌てて反応するような事柄ではない。

分担金だって、経済力を見込まれて拠出額が決められてある意味その金で、各種国連関連組織のトップの椅子とか、非常任理事国の椅子などを買ったと考えれば良いことではないか?

それらの椅子に座ることが望ましい事なのか?必要なことなのか?その辺の議論は別にして。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。二年おきのルールがあるのをよく理解いたしました。 しかしバブル期の日本ならいいけどいまの日本は借金超大国であり、大震災にも見舞われており莫大なお金が必要な国なのに、経済力を見込まれている以前とは事情が違うはずなのに... いまもっとも経済影響力のある中国そしていろんな場面でもっとも発言力を強めている中国こそ日本にとってかわって分担金を増やすべきだと思うのですが.... 日本はいま落ちぶれた国だと思われているようなのでなおさら分担金を減らすべきなのではないか...

お礼日時:2011/10/22 13:00

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