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私は犬ほど猫が好きではない。
I don't like cats better than dogs.

私は彼ほどギターが上手ではない。
I cannot play the guitar better than him.

上記の英文は意味は通じると思いますが、英文として正しいのでしょうか。

ア) I don't like cats as well as dogs.
イ) I don't prefer cats to dogs.
ウ) I cannot paly the guitar as well as him.
エ) I am not better at playing the guitar than him.

どの言い方が一番自然な言い方なのか、また、上記以外により自然な言い方あれば教えてください。

A 回答 (1件)

どなたも回答されないようですね。

比較級は現在、本国でも流動的で伝統文法から逸脱してきています。ですから、このカテで妙なことを言うと、現代はこういう言い方もする、ああいう言い方もすると、どんどん意見が出てきますので、滅多なことは言えないのです。でも一応ここでは、従来の伝統文法(規範文法とも言います)で解釈いたします。受験ではこちらの文法の方がいいでしょう。

普通は、
good - better - best(形容詞)
well - better - best(副詞)
ですが、

"like"の時の変化は、「much - better - best」なんです。
I like cats very much.(ほとんどの場合、"very much"ですね。)
I like cats better than dogs.
I like cats (the) best of all animals.

"love"の場合は、much - more - most
I love cats very much.
I love cats more than dogs.
I love cats (the) most of all animals.

ア)I don't like cats as well as dogs.(×)---------(〇)as much as, またはso much as
イ)I don't prefer cats to dogs.(?)
ウ)I cannot play the guitar as well as him.(×)---------(〇)"him"を"he"に直す。
エ)I am not better at playing the guitar than him.(×)

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イ)I don't prefer cats to dogs.(?)
もし、「私は犬より猫はすきではない。」と言いたいのなら、それが一体どういう意味をもつのかということです。この訳の通りの英語らしい表現は、"I don't like cats so much as dogs."という文でしょう。"so"が"as"になってもいいです。

これがもし「私は猫より犬の方が好きだ。」という意味なら、
I prefer dogs to cats.
I like dogs better than cats.
と言えばいいのです。わざわざ否定形を使う理由は見当たりません。

** 少し難しいことを言いますが、日本語の部分部分を英語に出来たとして、それを足し算するようにくっつけても、日本語の表すような意味になるとは限らないということです。これをゲシュタルトと言い、「全体は部分の総和以上のものである。」という有名な句があります。
この場合「全体=英語の意味の世界」と思ってください。「部分の総和=部分部分の日本語を英語に直して足したもの」と思ってください。
「全体=英語の意味の世界」>「部分の総和=部分部分の日本語を英語に直して足したもの」
つまり、
「全体=英語の意味の世界」≠「部分の総和=部分部分の日本語を英語に直して足したもの」
ということです。

** まず学ぶべきことは言語というものは人間の使うクセのある道具で、そのクセの中にない表現は勝手にネイティブ以外の人間が変えるべきではないということです。見たことのある英文の構造、聞いたことのある英文の構だけを使うべきだということです。

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ウ)I cannot play the guitar as well as him.
** "as ~ as"のあとの"as"は接続詞で文と文を結びつけます。もし本文のとおりだと、基底の構造を肯定文で言います。
I can play the the guitar.という文と
I can play him.という形になり、"the guitar"と"him"を対照させ、「彼を遊ぶ」という妙な意味になります。
本文は
I can play the the guitar.という文と
He can play the guitar.という構造が既定にあり、"I"と"He"を対照させているわけです。ですから、 "him"を"he"にするのが標準的な文法です。

******************************
エ)I am not better at playing the guitar than him.(×)

"not + 比較級 + than"と"no + 比較級 + than"の2つは特別な意味があり、簡単には使えません。
エ)は肯定文なら少し変えると正しい文になります。
I am better at playing the guitar than he.------"he"の後に"is good at playing ・・・"省略。

もし、「私は彼ほどギターを引くのが得意ではありません。」としたいのなら、
I am not so(as) good at playing the guitar as he (is).
とします。

"not + 比較級 + than ~"と"no + 比較級 + than"の説明はまた別個の質問として尋ねられたらいかがかなと思います。その前にご自分でも勉強してくださいね。とくに比較級の前に"not"とか"no"がきたら一筋縄でいかないということだけ覚えておいてください。
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この回答へのお礼

詳しく解説していただき、とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/16 03:59

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