dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

知能指数(IQ)63
言語性(VIQ)67
動作性(PIQ)66
群指数
言語理解68
知覚統合67
注意記憶76
処理速度92
下位項目評価
言語性:知識4
     類似5
     算数5
     単語5
     理解5
     数唱7
動作性:絵画完成4
     符号6
     絵画配列5
     積木模様5
     組合せ6
     記号探し11
という結果でした。
 軽度精神遅滞と判断されました。

この結果は息子(14さい)のものです。
このテストをやり終わってからの一言が
「俺は幼稚園生かよ」という言葉でした。

彼なりに真剣にやったとはおもうのですが、
聞き取りの問題などは何をいってるかわからなくてわからなかったと言っています。
このテストは真剣にやったか、いい加減にやったかで変わるものなのでしょうか?

事情があり2箇所の病院で見てもらいました。

1箇所目はカウンセリング+学校での様子まとめてもらった(先生目線)書類+わたしの小さい頃からの子供の様子を話し、ADHDではないかとの判断で、少し攻撃性があるので落ち着かせるためにコンサータを服用していました。

後に大学病院での検査(WISC-III)で上のような数値が出ました。

わたしはADHDじゃないか?とおもっていたので・・・
知的障害となるともっと難しい問題になってくるのでしょうか?

検査をして診断してくれた病院では結果を言われるだけで今後どうしたほうがいいとか言われませんでした。
わたしももうパニックというか何を聞いていいやら放心状態で・・・

学校の先生にはADHDということで対応してもらっています。
普通のクラスですごしてきました。

今後も特別クラスへの変更はしないでいいという先生の意見で、普通クラスで通わせようと思っています。
なぜなら今の息子を特別クラスにつれていったら「俺は普通なのになんで?」となって自尊心も失う恐れがあるということです。

1対1なら理解できるとこのことで本当は特別クラスの方がいいとおもうのですが・・・

わたしは今後どうしたらいいのかなど、結果をみてどのような状態であるか(息子が)わかるからいたら詳しく教えてほしです。

A 回答 (3件)

No.2です。



早速の御礼、ありがとうございました。

ご要望に応じて、以下に簡単にそれぞれの下位検査の説明を書かせていただきます。
ただし、ことばだけでの説明となりますので、少々分かりにくいかも知れません。

特別支援教育コーディネーターの先生なども、この検査についてはご存じだろうと思いますので、お尋ねになるとよろしいかと思います。

なお、出版社のページに小さいですが画像と、説明があります:
http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/kensa/wisc3.html

また、公立図書館へいらっしゃり、心理学の教科書、心理テストの専門書や、特別支援教育関係の参考図書をご覧になると説明が載っているかと思います。


1)言語性下位検査
知識……日常的なことがらや場所、歴史上の人物等、一般的な知識に関する問題にことばで答える。
類似……共通点または共通の概念を持つ2つのことばを口頭で示し、その共通点や、共通の概念を答える(例えば、犬とライオンはどこが似ているか?)。言語理解力、とくに言語的な概念、言語表現力、抽象的言語概念、本質的な部分を見つける力を測る。
算数……算数の問題を口頭で呈示され、紙や鉛筆などを使わずに暗算で制限時間内に答える。
単語……単語を口頭で示し、その意味を答える。制限時間はない。
理解……日常的な問題の解決策や、社会的なルールなどについての質問にことばで答える。言語理解力、言語表現能力、言語的な因果関係の理解、社会的な常識の理解などを調べる。
数唱……検査者がことばでいう、決められた数字(数列)を、一度聞いただけで、それと同じ順序(順唱)、また、逆の順序(逆唱)で、その数字をいう。注意力、集中力、聴覚的短期記憶、数処理能力、順に情報を処理する能力を測定する。

2)動作性下位検査
絵画完成……絵カードを見せて、その絵の中で足りない重要な部分を指さし、または、ことばで答える。
符号……数字と対になっている簡単な記号を書き写す。機械的作業の処理速度、視覚運動協応(器用さ)、視覚的短期記憶、モデルを模写する能力を調べる。
絵画配列……短い物語を書いた何枚かの絵カードを、物語の順序とは異なる所定の順番に並べて呈示されるので、それらを制限時間内に物語の順になるよう並べ替える。
積木模様……積木またはカードで示されたモデルにならって、所定の数の積木を用いて、同じ模様を制限時間内に完成する。問題によって制限時間は異なる。視覚認知、視覚運動協応、モデルを模写する能力、非言語的な概念(解法の規則性など)形成を調べる。
組合せ……ピースを特定の順序で並べて示し、所定の時間内にそれを組み合わせて、具体物の形を完成する。視覚認知、視覚運動協応などを測定する。
記号さがし……検査用紙左側に示された見本の記号が、右側の記号グループの中にあるかどうかを判断し、回答欄の「ある」「ない」に○をつけることで答える。できるだけ速く、たくさん回答する。機械的作業の処理速度、視覚運動協応、視覚的短期記憶を測定する。
迷路……迷路の中央にある人のマークから始めて、袋小路に入ったり、壁を突き抜けたりしないように出口まで鉛筆で線を引く。見通し能力、空間の走査能力を調べる。ただし、今回は、実施していないようです。

以上、補足させていただきます。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

詳しく書いていただいてありがとうございます。

今は息子にできるだけの事をしてあげたいという気持ちでいっぱいで
いろいろ情報が欲しかったので、大変ありがたいです。

載せていただいたURLの方もよく見てみたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/11/24 18:21

臨床心理士です。



親御さんとして、いろいろご心配な様子が、ご質問を通してよく伝わってきます。
とくに、大学病院までいらっしゃって、WISC-IIIを受けられたのに詳しい説明もなく、途方に暮れられたと拝察致します。

お子様と直接お会いしておりませんし、診断をつけるのは医師の仕事になりますので、ここでは、WISC-IIIの結果についてのみ、解説させていただくことにします。

1.知能検査結果についての説明
1)WISC-IIIについて
児童用の知能診断検査です。
ただし、今年1月に改訂版であるWISC-IVが出版されていますので、WISC-IIIは当面は併用されますが、いずれは用いられなくなります。

IQは、ご承知のように、知能指数で、知能の高さを示す指標です。
ある年齢群の中で、平均的な成績を取った場合にIQ=100となるよう設定されています。
また、平均は、IQ=90~109で、この範囲に50%の人たちが含まれるように作られています。
90>IQ≧80が「平均の下」とされますので、IQ≧80が広く考えて、平均的な範囲といえます。
軽度精神遅滞(軽度知的障害)は、IQ<70を指します。

言語性と、動作性は下位検査の区別ですが、この区別には理論的、実証的な根拠がないと考えられるようになり、最近は用いられなくなりつつあります(したがって、ここではその説明は割愛します)。

群指数は、IQより細かいレベルでみた能力を示しています。
数値は、IQと同じく、ある年齢群の中で平均的な成績を取った場合に100となります。

下位検査の評価点は、同じく、平均の成績が10になるように換算されます。

2)知的水準
全検査IQ=63で、測定誤差を考慮しますと、全体的なIQは、59~70(90%の確率で)の範囲にあると
考えられます。
ご子息が、真剣に、ご自分の能力を最大限に発揮なさってこの結果であるとするならば(ここは肝心なところですから、よくご理解ください)、この結果からは、「軽度精神遅滞(軽度知的障害)」と判断されるものです。

ちなみに、言語性、動作性のIQの差もほとんどありませんので、知的なバランスも悪くはありません。

3)群指数
統計学的にみて意味のある差が認められるかどうかを調べますと、次のようになります(括弧内に示した%の数値は、簡単に言えば、数値の大小比較をした結果が誤っている可能性です)。
言語理解<処理速度(5%)
知覚統合<注意記憶(15%)
知覚統合<処理速度(5%)
注意記憶<処理速度(15%)

すなわち、処理速度(反応の速さ、視覚的な短期記憶、視覚的情報の理解)がもっともよくできており、処理速度については、年齢相当の力をお持ちです。
次いで、注意記憶(注意の範囲、聴覚的な短期記憶、聴覚的な情報の理解、聴覚から入ってくる情報を順番に処理する能力)の成績が高くなっていました。
ただし、注意記憶は、いわゆる健常者からみれば、平均と軽度知的障害との間のレベルです。
言語理解(言語の意味の理解、言語的な知識、言語で思考する、言語で表現する)や、知覚統合(視覚的刺激・情報をまとめて理解する、非言語的な思考、推理)は、残念ながら低いレベルとみざるを得ません。

3)下位検査のパターンからみた特徴
下位検査を個々の成績から評価することも可能ですが、それより以前に、複数の下位検査に共通する得意・不得意のパターンを基に評価する方が望ましいことです。
これをプロフィール分析といいます。
プロフィール分析の結果からは、次のようなことが考えられます。
ただし、以下の特徴は、検査からみた「仮説」ですから、日常生活や学校での様子でも同様の傾向が見られれば、ご子息の特徴である可能性が高くなります。

(1)得意と考えられること
・短期記憶(どちらかというと、視覚的な記憶を短時間保持しておくこと)
・学習能力(これも、どちらかというと視覚を通して学習する能力)

(2)不得意と思われること
・意味のある情報を視覚を通して理解すること
・図形の認知、理解
・ジグソーパズルのようなものの組み立て
・視覚を通して、情報をまとめて理解すること

(3)知的能力発揮に影響する要因
・自分の周りの環境への関心が少ない
・物事を理解するのに周囲のいろいろな情報の影響を受けやすい、本質的に大事なことを選び出して理解することが苦手

*これらについては、先に述べましたように、普段の生活でも同じことがみられるかどうかをお考えください

2.診断名について
1)軽度精神遅滞(軽度知的障害)ということについて
検査結果の数値(FIQ)から見る限り、妥当な診断と思われます。
ただし、その前提として、今回のWISC-IIIを受けられる際に、ご子息が、もっていらっしゃる能力を十分に発揮できたという条件が満たされている必要があります。

2)ADHDである可能性
ADHDのお子さんの場合、もう少し群指数や下位検査評価点の得点が、ばらついて、アンバランスが認められることが多いことが知られています。
また、ADHDや、広汎性発達障害などの子どもの場合、群指数でいえば、「言語理解」「知覚統合」が比較的よくできているのに対して、「注意記憶」や「処理速度」が苦手であるという特徴が指摘されています。

これらの点からしますと、ご子息がADHDである可能性は低いように思われます。

ただし、これらの発達障害の診断は、DSM-IV-TRなどの診断基準にしたがって、いくつかの心理・行動上の特徴が当てはまるかどうかという形で行われます。
その診断にあたっては、WISC-IIIなどの知能検査の結果は、あくまでも参考データでしかありません。
つまり、知能検査の結果では、診断はつけられません。

なお、すでに14歳になっていらっしゃいますので、ADHDをはじめ、発達障害の診断を下す上では、幼少の頃からの発達、生育の経過をよく見てみる必要があります。

3.今後について
今回の検査結果が妥当なもの、つまり、ご子息の能力を的確に把握しているという前提で説明させていただきます。

知的な水準は、数値からみると、軽度精神遅滞の水準に含まれますが、これは、あくまでもご子息の全体的な知能の高さを示したものです。
群指数をみますと、処理速度の力は優れていましたので、これを活かして、新しい知識やスキルを獲得していくことがもっとも望ましいといえます。

また、学習能力、とくに視覚的な情報による学習能力は得意な方ではないかと思われますので、これが正しければ、視覚を通した学習や、教材によってさまざまな知識、スキルを身につけられると考えられます。
これらの得意な点を活かして行かれることをお勧めします。

逆に、苦手な点を訓練や努力によって克服しようとしますと、なかなか成果も出ないでしょうし、自信持つ数、意欲も減退してしまいますので、おやめください。

ネットでのやりとりでは限界がありますので、検査の結果の詳細や、検査結果に基づくこれからの指導計画については、学校にいらっしゃる「特別支援教育コーディネータ」の先生、巡回相談に来られる専門家(臨床心理士、特別支援教育士など)にご相談になるとよろしいでしょう。
あるいは、No.1の方が書いていらっしゃるような特別支援学校に相談される、自治体の教育相談、教育センター(教育研究所)、あるいは、児童相談所などに相談なさる方法もあります。

いずれにしても、専門的知識と経験をお持ちの方に相談されることをお勧めします。

以上、ご参考までに。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

臨床心理士さんということでさらに聞きたいのですが、具体的に検査はどのような物をするのでしょうか?

14歳の息子に聞くと積木やパズル計算をしたといってるのですが、詳しくわかりません。

もし再度のこ質問を見ていたら、お時間等おひまな時でいいので、どのような問題をしたのか教えて頂くとありがたいです。

お礼日時:2011/11/24 17:21

支援学校教員です。



>このテストは真剣にやったか、いい加減にやったかで変わるものなのでしょうか?

それを含めて検査者は診断しますので、結果が変わると言うことはないと思いますが。
どちらかと言うと、検査者との信頼関係(ラポールといいます)が重視されますので、それによっては結果は変わってきます。

>聞き取りの問題などは何をいってるかわからなくてわからなかったと

と言っている数値は出ていますから、言葉でたくさん指示されるのはとても苦手なんでしょうね。

>知的障害となるともっと難しい問題になってくるのでしょうか?

軽度知的障がいも、ADHDも教育的には対応はあまり変わりないかと。
ADHDは衝動を抑えるのが苦手で、薬で衝動性を減らしたり、行動療法を用います。

知的障がいの場合も、子どもによっては衝動性が高いですが、行動療法は有効です。
ただし認識が低いので、わかりやすい言葉で短く説明し、メリハリのある指導が望ましいです。

お子さんの「俺は幼稚園生かよ」発言からも、知的障がい児として対応されるより、ADHDとしての対応の方が反発は少ないと思います。

>今後どうしたほうがいいとか言われませんでした。
>結果をみてどのような状態であるか

本来、検査結果から今後の対応の方が大事な話なのですが。大学でもう1度、聞かれてはいかがでしょう? もし、アセスメントを文章にしてくれなければ「子ども家庭センター」へ診断結果を持って行き、養育相談されてもいいかも知れません。

>今後も特別クラスへの変更はしないでいいという先生の意見で、普通クラスで通わせようと思っています。
>なぜなら今の息子を特別クラスにつれていったら「俺は普通なのになんで?」となって自尊心も失う恐れがあるということです。

先生も本人も「特別クラスにしなくてもいい」と言っている以上、変更は難しいのではありませんか?
それよりも加配をお願いして、クラスでの授業(とくに国語や数学)にサポートをつけてもらってはいかがでしょう?
わかりにくかった言葉を簡潔に説明してもらったり、書いてもらったりするのです。(もう、されてるかもしれませんが)

そして、高校受験時に支援学校なども見学されてはいかがでしょうか?

自分の生徒でも、納得して入学した子は伸びましたが、不本意なまま入学した子は不登校になったりしましたので。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

まだどうしても知的障害があるということを、わたしが受け入れる事ができないのだと思います。

特別支援教室などを本人にすすめたのですが、反発してしまって・・・

いろいろな機関に相談して見ます

ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/24 17:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!