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水酸化マグネシウムを有機材料に混ぜ込んで加熱するとモルフォロジーが出来るとありますが、モルフォロジーと言うのは酸化マグネシウムが形成する皮膜のことなのでしょうか?
それとも有機材料が持つ炭素も巻き込む炭酸マグネシウムなのでしょうか?

知ってる方には初歩的な質問かも知れませんが、初めて聞いた私には何がなんだか分かりません。
分かる方、是非とも教えて下さい。
あと、モルフォロジーはスチームを放出して発火し難くするとの事ですが、有機材料の可燃性ガスも透過するのでしょうか?

A 回答 (5件)

こんばんは



モルフォロジーとは恐らくですが
「morphology:形態学、形態論」 のことだと思います
「モルフォロジー」という物質というよりかは「状態」を示す
といっても具体的な状態を示している訳ではなく
私の経験的な範囲では例えばsurface morphology:表面形態
などの使われ方をします(電子顕微鏡で表面モフォロジの観察など)

なので私はhebo_chemさんの書かれたような使い方は
残念ながら今までみたことはありません
しかし狭義的な意味(その分野での言い回し)で
ある特定の意味を持つ言葉であるのかも知れません
そういう事ではhebo_chemさんの仰るように
何か酸化膜のようなものが形成されるということを
意味するのかも知れません

あまり参考にならなくてごめんなさい

この回答への補足

早速のご解答を頂き有難う御座います。
もう少し文献を読み漁り、沢山の方のご指導を仰ぎたいと思います。
何か良い文献などが御座いましたら教えてください。

補足日時:2003/12/02 09:06
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>水酸化マグネシウムを有機材料に混ぜ込んで加熱するとモルフォロジーが出来るとありますが、




 できればそのモルフォロジーが、アルファベット
で書くとどうゆつづりになるのか教えてもらえると
もう少しはっきりするかもしれません。

この回答への補足

一緒に考えていただき有難う御座います。
最初の回答者であるwild_herbsさんが書いてあるとおり、『morphology』と書きます。

日本語の意味もwild_herbsさんの書いている意味で同じだと思います。
何か思い当たることがありましたら教えてください。
宜しくお願い致します。

補足日時:2003/12/02 09:08
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>何か良い文献などが御座いましたら教えてください。



その名も「モルフォロジー」という本が出ています。
(参考URL)

 学生のころ電子顕微鏡(SEM)を使っていて、
関連文献にあっているときにこの言葉にぶつかり
調べてみました。

 結論から言うと、顕微鏡写真のような
材料表面の状態を、数学的に分析する
手法のことです。

 顕微鏡写真の状態を、言葉でつるつるとか
言ったりしても客観的でなく、倍率を変えた
ときの状態と比較し難いので、表面に点在
する塊の粒径など、数値的なデータを読み取り
数学的に処理したデータで表現するのです。

 1960年代前後に、フランスで地震学や
鉱山学に数学的手法が持ち込まれるのが
流行したようで、そこで生まれた数学的
手法の1つです。鉱物資源のサンプルを
顕微鏡観察するときの方法として
生まれたようです。
 他には地震波を分析する方法として、
ウェーブレットという手法が
このころ生まれました。

 1980年代にこのモルフォロジーと
いう手法が、IEEEかISOの
国際的標準に認証されたのを
切っ掛けに広がったようです。


 ただ、おおもとがフランス人の考えた
数学的手法ということと、外国の
手法に日本人が興味を失いつつあった
バブル期の1980年代に国際化した
影響で、日本人に広く理解されていない
という話も聞きます。
 論文レベルでも明らかな誤用が
見られます。

 私がこの言葉知ったとき、たまたま
卒研の関係で知っていたある企業の
研究員の方が、このモルフォロジー
(当時、私の周囲の人はモフォロジーと
言っていましたが)を論文や学会発表で
連発していたので、まずはこの人に
聞いてみたのですが、

「表面の形、という代わりに
モフォロジー的には・・・と
使うだけ」とののことで、
~ロジーというからには、
何か学問的体系があるはずと疑問に
思い調べたところ、以上の
ような数学的意味がることが
分かったものです。

平面画像、準平面画像の数学的
分析方法ということから、CGで
応用されているという話も聞いた
ことがありあます。

ただ、

>モルフォロジーが出来るとありますが、

 という表現は、私の話と合わないので、
化学の分野独特の専門的意味合いでの用法があるの
かもしれません。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4339006 …

この回答への補足

詳細も記載していただき有難う御座います。
apple-manさんが仰るとおり、分析に用いる手法やプログラム関連にモルフォロジーという言葉が使われているようです。

残念ながら、私が求めているモルフォロジーとは物体の燃焼によって発生するチャーに皮膜する(それともチャー自体?)コーティング機能です。
私がモルフォロジー自体を誤認しているのかも知れませんが、物質の難燃性向上での用途だと思います。

私の説明不足で誤解を招き、申し訳ありませんでした。
他にも良い文献など御座いましたら教えてください。

補足日時:2003/12/03 08:51
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ご質問の件は,水酸化マグネシウムのモルフォロジー難燃化の事ではないでしょうか。



参考URLには,「水酸化マグネシウムは燃焼時に材料表面で「反射層(reflective layer)」を生成することがわかった 。燃焼の継続には酸化反応場の熱が継続的に材料表面を加熱する必要があり、表面の反射層の形成は燃焼の抑制に大きな効果がある。…」とあります。スチームを放出して発火し難くするのではないようです。

参考になりましたなら…

参考URL:http://www.sic.shibaura-it.ac.jp/~takedak/study/ …
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり申し訳ありません。

参考URLを拝見しました。
モルフォロジーの原理的なことは大雑把ではありますが把握できました。
これは【チャー】=【モルフォロジー】と言う意味合いでよいのでしょうか?

反射層としては私の想像通りだったのですが、チャー(炭化層)だったら酸化マグネシウムではないですよね?
炭酸マグネシウムだとしたら、炭素はどこから供給するのでしょうか?

お礼日時:2003/12/05 12:49

質問に直接答える能力はありません。

モルフォロジーは文字通り燃焼物質の表面構造のことではないでしょうか。ですから,チャーも反射層もあらゆる形態がすべて含まれるのではと思いますが…

下記URLで順にお探しください。
◎難燃材料の教科書
http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/proftakeda/04 …

参考URL:http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/proftakeda/04 …
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この回答へのお礼

suiranさんには色々とお手伝い頂いて感謝しております。

参考URLを見ておりますが、なかなか実態が掴めず理解が難航しております。
もう少し時間を掛けて理解を試みてみます。

お礼日時:2003/12/09 09:30

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