プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 この二つについて調べているんですが、どうしても見つかりません。
通信秘匿については、調べたら、「ハッカーを助ける」ってありました。
 これはつまり、ハッカーからは盗みやすい仕組みになっているということなんですか?
だったらなんでこんな仕組みを作ったのでしょう?

 それと黙認についてですが、様々な種類の黙認があって、それら一つ一つは別モノなんですか?

 困っています。教えてください

A 回答 (3件)

こんにちは。



少し難しく考えすぎてませんか?

「通信秘匿」とは、文字通り通信内容を秘匿(隠す)する行為や技術を指すことが多いでしょう。

典型的な例は「通信の暗号化」ですね。

オンライン・ショッピングのお会計ページなどでクレジット番号や個人情報の受け渡し時に利用される「SSL通信」などが具体例といえます。

インターネットなど安全ではない通信経路で「他人に知られたくない情報」をやり取りするために、万一他人に読み取られても理解できないよう「暗号化」することで結果として情報を”秘匿”出来るわけです。(仮にパケット(データ)を盗まれても読めなければ盗まれていないのと同じということです。)

「ハッカー云々」というのは、上記の仕組み上「悪さを隠すことも出来てしまう。」ということでしょう。

「違法コピーのソフトやファイル」「ハッキング目的のソフトや手口の解説」など、見つかればヤバイ情報のやり取りに暗号化(通信秘匿)が利用されるわけです。

実際に中東のテロリストたちが「ステガノグラフィー」という技術を利用して、一見無害な情報に見えるホームページ上の画像に指令や情報を埋め込んでやり取りを行っているともいわれています。(画像を専用ブラウザなどで見ると情報が復元される「あぶり出し」のような仕組みです。)

しかし、通信秘匿は情報セキュリティーの3大要件「Confidentiality-秘匿性」「Integrity-整合性・完全性(改ざんされたり破壊されたりしないこと。)」「Availability-有効性(いつでも閲覧・利用できること。)」の一つとして、「プライバシーの確保」や「安全・財産の保護」など、安全なネット利用のためにも欠かせないものです。

次に「黙認」についてですが、言葉の指す意味が広すぎて、ちょっと説明しにくいですね。

国語的にそのままの意味でとれば「好ましくない行為自体はわかって(知って)いるのに見逃してあげること。」といったカンジでしょうか。

情報セキュリティーに関する具体例でいえば、会社でのファイル共有(P2P)サービスの利用を「黙認」している場合や、攻撃手法の研究のために”わざと”不正侵入を許す「ハニー・ポット」の利用しているケース(こちらは少し違うか?)などがあげられるでしょう。

私にお答えできそうなのはこんなところですかね。

参考になれば幸いです。

それでは。
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たぶんこの記事を読まれたと思うのですが...


http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0308/02/epn08. …

>これはつまり、ハッカーからは盗みやすい仕組みになっているということなんですか?
>
その逆ですね。
悪い事をしているのが発見されにくくなる という目的で使われます。

黙認についての問いは「ネットワークセキュリティ」に関する質問なのでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
凄く分かりやすかったです。
それとスイマセン、『黙認』ではなく『認証』の間違えです。
こちらの打ち間違えです。

お礼日時:2003/12/12 13:35

質問の意味がよくわかりませんが、とりあえず用語の意味を説明してみます。



通信秘匿:文脈にもよりますが、通信内容の秘匿と通信存在の秘匿に分類できます。通信内容の秘匿は通信内容を暗号化して中間相手型以外に読まれないようにします。通信存在の秘匿は通信が会った事さえ見つからないようにすることですが、後者はかなり難しいです。

黙秘:刑事事件などの疑いをかけられて逮捕された場合に、自分にとって不利な内容を喋らなくてもよいという権利を黙秘権といいます。つまり黙秘とは黙っていることです。日本の刑法は自白がないと処罰できないものが多いので、黙秘すると裁判は有利になります。もちろん証拠が見つかれば心象が悪いわけですから判決が厳しくなりますが。
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