No.16
- 回答日時:
結局、大御所樣がたのお話ですと、
>みんなが知ってるような身近な現象だけど、実はまだ科学で完全には解明されていないという現象
は、この世にはないのだという結論なのでしょうか。わたしは
結構たくさんありそうだという印象なのですが、私の学がないということなのでしょうね。
確かに分類は理解の第一歩だと思います。科学の方法もわかるような気がします。
私がわからない第一のものは、やはり電気ですね。
これほど普及して、あらゆるところに応用されているのですが、よくわからないものの代表です。
電気の働きは電線の中をじわっと動く電子が熱やら光を発することでなされるそうですが、聞くところによればそれとは別に電線をつたって光に近い速さで伝播してくるものがあって、それによって電子が動かされ、色んな仕事をするようです。その恐ろしい速さで発電所から走ってくるものの実体は電場とか磁場とかいわれていて、光と同じ性質のもののようで、それらの動きや性質、ふるまいについての理論はかなりしっかりと出来ているようですが、では、それは何なのか?と問うと、それは目に見えないし、私たちの常識外のものに違いないと思わざるを得ませんね。それとも、光も電磁波も本質的に同じものだということを理解するのは、ただ数式だけしかないのでしょうか。電場とか磁場、それがパーツなのでそれで解明は終わりということなのでしょうかね。これは力の一種である、で納得しなければならないのでしょうか。
どこかにわかりやすい回答があるのかもしれません。ここ数年調べているのですがないようです。
この回答へのお礼
お礼日時:2012/01/14 11:49
回答ありがとうございました。確かに電気もそうですね。根本的な原理が分かってないのに、それを実用化して社会が成り立っている所がちょっと不思議です。
No.15
- 回答日時:
Mo.9 ORUKA1951様が、大変興味深く、また高い見識で科学そのものについて考察されておられます。
乗っかるわけではないですが、私もちょこっとやってみたくなりました(面白そうなことは、食いついてしまう性分でして ^^;)。
私が「科学」にイメージするのは、「素朴な還元主義」です。
これは、ある事物を見て、もしそれがすっきり、そして(まずまず)完璧に説明ができないとしたら、その事物を観察した結果から、その特徴を頼りに、それを構成している幾つかの要素に分解(分類)します。
そして、その各々の要素について、同じことを繰り返して行きます。
これを、妥協することなく、とことん突き詰めて行きます。
そして、「どうしても、これ以上分解できない。これをあるがままに受け入れるしかない」というところまできたら、それを「原理」として認め、分解していくことの行き止まりとなります。
原理といっても、簡単には諦めません。分からないなら分からないで、どの程度分からないのか、誤差があるならあるで、どの程度誤差があるか、そういうことすら、上記の意味で、科学していきます。
また、いったんそれ以上の追及を諦めて原理としたものでも、その後の研究で、まだ先まで理解が進むこともあります。古くは「てこの原理」が、実際は力学により原理から証明できる定理と分かっていますし、比較的近年では、不確定性原理も、もっと先まで背t名できることも分かってきました。
原理と言えども、絶対のものではありません。それは当然で、それ以上は思いつかなかったというだけのことですから。
そして今度は、これ以上分解できないところまできた「パーツ」を、元来た道を帰るように、再び組み上げて行きます。
そして、元の事物まで行きついたら、それを「科学的に解明した」ことになります。
これは手間のかかることですし、原理は受け入れるしかありませんが、そこより上であれば、どうなっているか説明することができます。
また、上記の過程は、原理から元の事物に至るまで、必要な勉強は前提条件となりますが、全て他人にも分かるような形で公開されます。だから、追試で検証したり反論したりと、知識の正確さを向上させることも、容易に行われます。
再現性があれば実験や観測に便利ですが、考古学や地球物理学等々、再現はできず、せいぜい過去の痕跡を探すしかないものもあります。
非常に典型的な例では、地上での物体の落下があります。古くは「重い物ほど速く落ちる」ということは原理でした。しかし、矛盾も抱えていました。
そこに、ガリレイ以降、ニュートンに引き継がれる流れがあり、万有引力と空気抵抗の二つの要素で説明できるようになりました。
これで以前の「原理」では矛盾であった、たとえば重い物を更にパラシュートを付けて重くしても、実際にはゆっくり落ちて行くことも無理なく矛盾なく説明可能になりました。
つまり、合理性は大前提として、一つ一つが理解可能かそれ以上の理屈をこねられないまでに細かく分けて理解し(あるいは原理とし)、そうして理解できたものを組み上げ直して、全体のどこでも理解できるし、全体も理解できて、そのどこもが他人に分かるように検証できるように、そして活用できるように公開されている。それが私のイメージする科学です。
対象が、幽霊でも、魂でも、宇宙人でも、生命でも、宇宙の根源や未来でも、ミクロからマクロまで、上記の手法を採用しているなら、私はそれを「科学的」と判断します。
No.14
- 回答日時:
ダウジング。
水道局で実際に使われているそうです。
ダウジングロッドでどうして水道管を探し当てることができるのか分かりません。
オーブ。
写真に写る玉の正体は何なのか分かりません。
No.12
- 回答日時:
統合失調症の原因は、ドーパミン仮説などが提唱されていますが、
科学ではまだ解明されていません。
ところで、2006年12月13日に、米国陸軍省情報公開プライバシー局(日本の防衛省情報公開室に対応する)スーザン J.バターフィールド局長は、極秘事項を機密解除し、カリフォルニア州ナッパに住んでいるドナルド・フリードマン氏に対して、マイクロ波を用いて幻聴を発生させる装置が実用化されている事実を情報公開しました。この文献は、「非殺傷性兵器の一部の生体効果」"Bioeffects of Selected Non-Lethal Weapons"という題名です。参照URLに記載しています。
この文献の6ページから8ページに、マイクロ波聴覚効果、フレイ効果について説明されています。
8ページの第1段落には、マイクロ波の照射の結果、頭の中で声が聞こえる現象が起きる旨が記載されています。
8ページの第2段落に、数百メートル離れた距離からターゲットに選択的にマイクロ波を照射して、一人の人質のみに音声を認識させることができる旨が公開されています。
マイクロ波聴覚効果は、世界保健機構(WHO)もレーダーが公衆に対して健康リスクがあるという観点で紹介しています。下記にリンクを紹介しますが、googleでwho.intのサイトの内部を検索してもヒットします。
http://www.who.int/peh-emf/publications/facts/ra …
マイクロ波聴覚効果を利用すると、幻聴発生装置を作成することができるということです。
米国ネバダ州に本社があるシエラ・ネバダ・コーポレーションが、MEDUSAという商品で、マイクロ波で脳内に音声を送信する兵器を開発しました。米国海軍がMEDUSAの開発に資金提供しています。
「マイクロ波 脳 音声 兵器」で検索すると、この記事がヒットします。
軍隊が国民を弾圧するために、マイクロ波を照射して、統合失調症を作出しているのですが、
現代の科学では解明されていないことになっています。
シリアは、反体制派を弾圧するために、軍隊が国民を銃殺していますが、
米国、日本などの先進国は国家が弾圧に関与していることを秘匿すべく、
眼に見えないマイクロ波を銃弾の代わりに使っています。
参考URL:http://www.freedomfchs.com/usarmyrptonmicrowavef …
この回答へのお礼
お礼日時:2012/01/14 11:34
回答ありがとうございました。事実だとしたら驚きです。日本でも行われているとのことですが、具体的にどんな思想を弾圧しているのかが気掛かりです。
No.11
- 回答日時:
銅はなぜあの色に見えるか?
というのはいかがですか?
プラズモン共鳴やら出てきますし,
それどころか,銅の表面は自然酸化でできた酸化銅I薄膜が,
酸化銅IIでコーティングされています。さてこれに自由電子も
加えて説明すると どうなるんでしょう ^^
10円玉はなぜ,梅肉やソースできれいになるか
このQ&Aでも数多くのご質問とご回答が寄せられていますが,
グルコースや有機酸による錯体についての記述はありません。
某大学の研究室では上記のご研究がなされていたりします。
No.10
- 回答日時:
>No.3さんの月の大きさは完璧に科学で説明できています。
え! 決着ついたんでしょうか?
いわゆる「地平線の月の錯視」がなぜ起こるかという
話なんですが・・・ 脳科学の領域だと思います。
ポンゾ錯視説とか、赤色膨張説とか、天空扁平説とか
20以上の説が有ったと思います。
私は「天空扁平説」がもっともらしいと考えていたんですが・・・
「ムーン・イリュージョン」
http://www12.plala.or.jp/m-light/notebook/Moon_I …
No.9
- 回答日時:
様々な回答がありますが、いくつか誤解もあるようでまとめさせていただきます。
そのまえに、まず「科学」とは何かを定義しておかないと議論になりません。
簡単に言うと
[科学とは]、
1) 客観的に観察される現象がなぜ起きるかを説明する理論を推測して
2) (設備があれば)誰でも試すことが出来る実験方法を用いて
3) その推論が正しいことを証明していく
という手法であることとします。(厳密にはWiki- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6% … )
「科学では説明できない」と言う場合それは。
a) 観察自体が出来ない・・そもそも科学の俎上に乗っていない
b) 誰でも試すことが出来る実験方法がないので証明できない
c) 結果自体が確定させることが出来ないことが証明されている。
などがあると思います。
たとえば(a)だと、「宇宙人」「幽霊」「霊魂」は存在するか?
まず、これらの観察方法を
・いつ、どこでどうしたら観察できるか自体がわからない
これらは、科学の適用外です。
(b)だと、宇宙の誕生、他の宇宙が存在しうるかなど
(c)だと、どの原子が崩壊するか、ある電子が何秒後にどこにいるか?
不確定性原理で、予測不能であることが証明されている。
「いつどこで大地震が発生するか」「いつどこで集中豪雨が」などや、No.1さんの「オシッコの軌跡」なんて、計算量が大きすぎてですから(b)にあたるのかな。
No.2さんのクオリアは、科学的な手法が使えない事象なので(a)の部分が大でしょう。
No.3さんの月の大きさは完璧に科学で説明できています。
No.4さんの重力(電磁気力、弱い力、強い力)の性質は科学で相当解明されていますし、将来的には説明ができるでしょうが、そこまでが科学の範疇であって、そもそもなぜこの宇宙がそういう仕組みになっているかは、科学が適用できる世界ではありません、言い換えれば「科学の対象外」。
No.5さんの心のうち、科学で説明できる部分はどんどん増えていますし、科学の本領発揮と言う分野でしょう。すくなくとも心が単なる化学変化の賜物ということはわかって(証明されて)いますが、複雑すぎて大変な作業になるでしょう。
No.6さんの生命については、観察できるものが地球しか見つかっていないので、(b)かな
No.7さんの回答には、様々な内容が含まれていますが、おおむねNo.1さん~No.6さんの回答と重複します。
大事なことは「科学」は単なる手順・手法に過ぎないこと。そのために、
「その手順に乗せられないものは対象外であること。」
「あまりに膨大な計算を必要うとするもの」「観察や実験結果が集まっていないもの」
ミクロな部分と、マクロな部分は解明できているが、その中間部分を検証する手法がない--(例)水分子のことはわかっているが、それが数g集まったときの挙動は説明できないとか・・
の二つを区別すると良いと思います。
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