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レオナルドダヴィンチはなぜ「最後の晩餐」でユダをキリストと同じ食卓に入れて描写したのですか?

歴史的に様々な画家が「最後の晩餐」を描写してますが、ほかの画家なら、ユダを裏切り者とわかるように様々な描写をしています。

・キリストがユダにパンを食べさせている
・ユダだけ光輪がない
・ユダだけ、食卓から一人はみ出されて描写

などされてますが、レオナルドはそういうユダだけ特別に何か違う描写というのを施していません。

これはなぜなんでしょうか?

また、自分が発見してないだけで、何かユダが裏切り者とわかるようにしてますか???

A 回答 (4件)

赤丸のなかですよね。



師の発言を受けて、明らかに周囲の人間とは異なったリアクションをとっているように見えます。
ぐっと身を引き、右手には師を売った報酬の入った袋をグッと握り締めていますね。
もちろんリアリズムに徹して、目立ったものではありませんが。
「ダヴィンチ「最後の晩餐」でのユダの表現の」の回答画像4
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取りあえず普通はあんな横一列に並んで飯は食わないでしょうから、あの構図自体がダヴィンチの意図するものなんだと思います。


良く言われるのは、12人の弟子を3人ずつ4組配置しており、他の3組が3人で一つのリアクションをとっているのに対して、ユダがいる組だけ、ペテロとヨハネだったか2人が話していてユダだけ孤立しているように描かれています。弟子たちの姿勢についても、ユダだけがキリストに対してかなり斜めの姿勢で身を仰け反っているように描かれています。

他の最後の晩餐を描いた作品との違いは、何もユダの描写についてだけではなく、キリストの頭の上に天使の輪が描かれていなかったり、他の宗教画とは異なった感じなので、それがダヴィンチなりの演出だったのか、自分くらいの力量があれば、弟子たちのリアクションでそれぞれの弟子たちを描き分ける事ができるとのダヴィンチの自信の表れなのかも?
まぁ大学時代の教授の受け売りですけど・・・。


また、世界一有名な絵画であり、世界一保存に失敗した絵画でもあるので、もしかしたら、あなたが考えている通り見た目ですぐにユダが裏切り者だと判断できるような分かり易い描写や色合いの違いがあった可能性もあると思います。
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今までの様式化された宗教画から、リアリズムの方向へ一歩踏み出したのだと、私は思います。


そして、そこが新しくて素晴らしいのだと。

素人考えですみません。
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はじめまして。

実は私も詳細は、分かりません。
それと、特に調べることなく自分の脳みそと相談しながらの書き込みまので、
頓珍漢な文章ですが、それでも良ければ、読み進めてください。

さて、ユダがこの位置なのは、実はペテロが(も、かな?)
イエスやマグダラを裏切ろうとしているからでは、ないでしょうか?
漠然と考えると、ユダは、銀貨30枚でしたっけ?が入っている袋を持っている。
それをペテロがナイフを持ち、裏切り者は殺してしまいましょう。
と、語りかけているように見えます。
でもそれじゃ「ナイフの向きが、逆じゃねぇ?」と思いました。
そこで、このペテロをイエスの位置までずらしてみると・・・
手は、イエスの首を押さえ、ナイフはマグダラのマリアのお腹を狙っている。
この時、マグダラのお腹にはイエスの子がいたのかもしれません。

ユダだけではなく、ペテロも裏切り者だってのでは?ないのかな??
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