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日本人作家の良質なファンタジーを紹介してください。

いまのところ
山尾悠子 「遠近法」「ムーン・ゲイト」「ラピスラズリ」と
小野不由美 「東京異聞」(京の字は違いますが「とうけいいぶん」です)
がベスト。
仁木英之 「僕僕先生」シリーズも面白く読んでいます。

ちなみに、ものすご~く広義のファンタジーでは
津島祐子 「ナラ・レポート」
篠田節子 「薔薇密室」
村上春樹 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
大江健三郎の 「M/Tと森のフシギの物語」など四国の谷間ものが好みです。

A 回答 (11件中1~10件)

上橋菜穂子さんの「獣の奏者」はご存じでしょうか。

全部で5冊でていますが、とりあえず2冊目でひとくぎりなので、2冊目まで読んでみてはいかがでしょう。
上橋菜穂子さんの作品は児童文学に分類されますが、大人の読者が多い事で知られています。
あとは森福都さんの「琥珀枕」が中華風ファンタジーで、面白かったです。数百年生きているすっぽんに県令の一人息子の家庭教師をしてもらう話です。短編集なので読みやすいです。
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この回答へのお礼

hiromini6641さん、こんにちは。

>「獣の奏者」はご存じでしょうか
もちろん知ってますが…発売当時からず~っと読むのを迷っている作品です。おもしろそうではあるけど…ライトノヴェルっぽ…食わず嫌いはやめて、読んでみましょう。
>森福都さんの「琥珀枕」
好きな作家ですが、これは未読です。いつ出てたんだろう。「琥珀枕」良さそうですね。すっぽんが(!)この作家らしい。これは読みたいと思いました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/27 19:50

質問者さまのあげられている作品は小野不由美さんのものしか読んだことがないので、


好みに合うかわかりませんが…

荻原規子さんの勾玉シリーズなどいかかでしょうか?
「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」があり、いずれも古代の日本を舞台にした作品です。

私が初めて読んだのは中学生の時でしたが、今読んでも面白いですし(むしろ今の方がはまっているかもしれません(笑))、大人でも十分楽しめると思います。

個人的には「空色勾玉」が一番オススメです!!
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この回答へのお礼

blue-1357さん、こんにちは。

>荻原規子さんの勾玉シリーズ
あー、ありましたねえ。すっかり忘れてました。たしか漫画家の従妹がはまってました。ネタをパクってないとは思いますが(笑)
改めてレビューを見て、そそられました。下の方の麻城ゆうといい、ジュヴナイル恐るべし。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/28 09:55

## 質問に書かれたものはどれも読んでいないので、ずれていたらごめんなさい。



川又 千秋「竜の夏」
SF系のいろんなジャンルを書く人ですが、これはファンタジー

井辻 朱美「エルガーノの歌」「パルメランの夢」
タニス・リーとかファンタジーやSFの翻訳をしている人です。どちらも自作のファンタジー。

ちょっと脱線しますが、ファンタジーが好きなら、以下のような本もお薦めかも。
井村 君江「ケルトの神話 女神と英雄と妖精と」
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この回答へのお礼

Siegruneさん、こんにちは。
お礼が遅くなりました。

>「竜の夏」
は読んだはずなのですが…記憶に残って…。ごめんなさい。
井村先生のはホントに参考になります。趣味で書いているものですから。
井辻さんは歌人にして「ベーオウルフ」(サトクリフ版)の訳者として認識してました。自作があったのか。ちょっとそそられました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/27 12:37

こんばんは、はじめまして。



これまで上がっていない作家さんだと、
・菅浩江さんの「末枯れの花守り」
菅さんはご趣味で日本舞踊をされるそうで、それ故か日舞・歌舞伎・能の作品背景が付け焼刃じゃなく裏打ちされた、正に「和のファンタジー」だと思いました。
同じ菅浩江さんの初期作品
・「メルサスの少年」
もよかったです。これはSF&ファンタジーという感じですね。主人公の少年の少年期の終わりと世界観がリンクしているラストが圧巻でした。

小野不由美さんの「十二国記」は既読と思います。

昔は、ファンタジーは自動的にジュブナイルに分類されていましたので、今のライトノベルにはない、結構作りこんだ良作がありました。
・麻城ゆう「界渡りの魔道者」
から始まる、月光界シリーズは夢中になって読みました。主人公が高校3年生なのでジュブナイル扱いになってますが、「月光界」はすごく作り込んだ異世界設定だと思いますよ。

ちょっとお題違いかもしれませんが、
・石川透「続・時をかける少女」
去年復刊されました。この本は、NHKの少年ドラマシリーズで筒井康隆の「時をかける少女」原作のTVドラマ「タイムトラベラー」のシナリオを書いた石川透氏が、その後自分のオリジナルで「続・タイムトラベラー」のシナリオも書き、それをご自分でノベライズ化した作品です。
筒井康隆氏の設定を使いながら、まったく別の作品に昇華しており、単独でも充分おもしろいのでお勧めします。
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この回答へのお礼

tanpopo91さん、こんにちは。

菅浩江は「永遠の森」が印象に残ってます。SF&ミステリー
麻城ゆうは・・・BL系の作家さんだと思ってました(汗)新書館から出してたから…。

そそられたのは「続時かけ」 キワモノだと思ってましたけど、
>まったく別の作品に昇華しており、単独でも充分おもしろい
読んでみたいと思いました。

菅浩江を含めなじみのない作家を紹介していただき、感謝。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/25 20:14

質問者様の挙げられた作品は恥ずかしながらいずれも未読ですので、お気に召すかどうかわかりかねますが…



『裏庭』(著:梨木香歩) … 主人公の少女をはじめ登場人物の「傷」をテーマとした作品です。作品の端々から非常によく練られた物語であることがうかがえ、同時にかなり難解な物語でもあります。「大人向け」、そして「良質」なファンタジーという条件は充分に満たしているかと思われます。
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この回答へのお礼

ancient_memoryさん、こんにちは。

>『裏庭』(著:梨木香歩)
寡聞にして知りませんでした。
レビューを見て、往年のトマス・バーネット・スワンを想起させ、読んでみたいと思いました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/25 20:19

すでに紹介されていますが、梶尾真治さんの作品は、短編から長編までハズレが無いと思います。



他には、新潮社の「日本ファンタジーノベル大賞」の受賞作ははずれが少ないと思います。

http://www.shinchosha.co.jp/prizes/fantasy/archi …

後、個人的には薄井ゆうじさんの作品が好きです。

http://www.jali.or.jp/usi/index.html
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この回答へのお礼

srxmk3proさん、こんにちは。

まずは二つのサイトをご紹介いただき、感謝。
わたしも薄井ゆうじさんの作品は好きです。特に初期の「透明な方舟」「星の感触」あたりが。
ファンタジーノベル大賞 いいですね。「楽園」「信長」「競漕海域」が受賞していたのを忘れてました。(汗)

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/25 17:27

すみません、普段読むのがミステリー中心なので、


ファンタジーは小野不由美・田中芳樹以外だと
この人しか思いつきませんでした。

光原百合(みつはらゆり)
「銀の犬」ケルト神話がベース
「イオニアの風」ギリシャ神話がベース
「扉守(とびらもり)」日本が舞台
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この回答へのお礼

haruko-oriさん、こんにちは。

光原百合さんは今ファンタジーにいるのですね。ケルトはわたしも興味あるので「銀の犬」からでも。

ご回答ありがとうございました。、

お礼日時:2012/02/25 17:17

半村良「太陽の世界」



一般的に、魔法ものはファンタジー、超能力ものはSFに分類されるみたいで、その基準をあてはめるとSFになるのですが、作品の舞台はムー大陸だし、エヤ(失敗)とかヒソヒソ(蜘蛛)とか、独自の造語がたくさん使われていて、ほぼ完全な異世界ものになっているので、ファンタジーといっても良いのではないかと思います。

脳内言語の何割かがこの作品中の言語に置き換わるくらい、一時期どっぷりはまっていました。「エヤった!」と叫んだりして…。
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この回答へのお礼

D-Gabachoさん、こんにちは。

>半村良「太陽の世界」
いやー、これも懐かしい。イーデス・ハンソンじゃなかった半村良ですかぁ。全巻購入した記憶がありますが、「神征記」のあたりで挫折してます…。発掘してみます。
そういえば井上ひさしの「ひょうたん島」もファンタジーでしたね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/25 11:08

椎名誠氏でおすすめがあります。



武装島田倉庫(新潮文庫)

同じ世界を舞台にした連作短編集で、最終話でオチもつきます。異世界ファンタジーとして、非常によくできている一作です。ジャンル分けしたらSFになると思いますが、SFのFはファンタジーのFですし、鼻白むような荒唐無稽はありません。大人向けといえます。

アド・バードはちょっと分量がおおいし、続編の砲艦銀鼠号は今一つなので、やはり武装島田倉庫イチオシです。

あと、意外ですが詩人として名高い佐藤春夫がSF書いています。

のんしゃらん記録

戦前日本最高のSFと言われています。
明らかに映画「メトロポリス」に影響をうけたディストピアSFですが、いま読んでも面白いです。これだけ取り上げられることはまずないので、図書館で全集から読まれるのがいいと思います。
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この回答へのお礼

k16399638さん、こんにちは。
早速の御回答ありがとうございます。

>椎名誠氏
「アド・バード」「砲艦銀鼠号」「銀天公社の偽月」は読んでますが…
「武装島田倉庫」はまだでした。読んでみます。
>佐藤春夫(!)
「田園の憂鬱」を読んだときは憂鬱になりましたが(笑)そうか、「美しい村」のような作品も書いてますね。「のんしゃらん記録」読んでみようかなぁ。

お礼日時:2012/02/24 23:18

・ファンタジーノベル大賞関連の作品


・「夢の上」(多崎礼・中央公論新社C・NOVELSファンタジア)唯一神サマーアを信仰する国の、さまざまな人々の物語。
・「竜が最後に帰る場所」(恒川光太郎・講談社)短編集。

この回答への補足

>「夢の上」
アマゾンでレビューを見ました。「夢売り」とは面白い発想ですね。ちょっとそそられました。

補足日時:2012/02/24 23:24
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この回答へのお礼

j2eeさん、こんにちは。
早速のご回答ありがとうございます。

>ファンタジーノベル大賞関連の作品
いちおうほとんどチェックしてます。
「バガージマヌパナス」「鉄塔武蔵野線」「バルタザールの遍歴」「世界の果ての庭」「クロニカ」
このあたりが良かった。とても良かった。
>及川光太郎は「夜市」の人でしたっけ? 「竜が最後に帰る場所」期待できそう。
読んでみます。

お礼日時:2012/02/24 23:04

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