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護衛艦DDGとDDの対空ミサイルの違いは何ですか
おもいつくのはイージスシステムの有無ですが、それではイージスシステムのないDDGはたがぜの対空ミサイルと他のDDの対空ミサイルはどうちがうのでしょうか。

A 回答 (1件)

DD(Destryer)とDDG(Guided Missile Destryer)の違いは、前者がシースパローのような個艦防空用のミサイル程度しか持たないのに対し、後者はスタンダードミサイルのように、艦隊防空を目的とした射程の長い対空ミサイルを持つ艦であるということです。



イージスシステムだからDDGというのではなく、艦隊防空を目的としたスタンダードミサイル(SM-1やSM-2)を積んでいる艦のことをDDGと言います。

護衛艦はたかぜは、イージスシステムは搭載していませんが、スタンダードミサイル(SM-1MR)を搭載した、艦隊防空を目的とした艦ですから、DDGとなります。

はつゆき型護衛艦などのDDに搭載されるシースパロー(RIM-7)は、自らを守るためのミサイルで、射程もスタンダードミサイルより短くなります。

ただ、最新の護衛艦あきづき型などに搭載される発展型シースパロー(RIM-162)は、名称はシースパローですが、射程は30~50km程度と、はたかぜ型DDGのSM-1MRの射程20~30kmを上回る射程を有しています。
レーダー・射撃式装置も国産の最新型FCS-3Aを搭載、アクティブフェイズドアレイレーダーですから、古いはたかぜ型DDG搭載の回転式三次元レーダー(SPS-52)よりもあらゆる面で優れています。
それでもあきづき型の艦種はあくまでDDです。
ミサイルや武器システムの発展で、従来ほどDDとDDGの差はなくなってきています。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2012/04/01 02:12

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