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生体量当たりの純生産量の値で生産の効率を表すと、その効率は
浅海より、外洋の方が高い。○か×か?

という問題なのですが、
純生産量とは、現存量と呼吸量を除いたものですよね?
この、「生体量あたりの純生産量」というのは何をきいているのか意味が
わかりません。
生産者、一次消費者、二次消費者のあのピラミッド、
あの、現存量、成長量、被食量などの関係を表すピラミッドから、どうすれば
検討がつくのでしょうか?

A 回答 (4件)

呼吸量の大きさは,現存量の多さにほぼ比例します。



海藻は総生産量も大きいですが呼吸量も大きくなります。ですから純生産量はそれ程大きなものとなりません。

植物プランクトンは現存量が小さく,呼吸量も小さいですから純生産量は大きなものとなります。

高校生物を超えますが,実は珪藻の光合成システムは極めて効率の良いものです。ですから,一層純生産量は大きなものとなります。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
なるほど、そう考えるのですね。
ようやく解決できました。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/01/13 15:44

生体量とは,一般に現存量を示す場合が多いので,現存量(Kg/日)と純生産量(Kg/年)を比較せよと言うことですから意地悪の問題といえるかも知れませんね。



浅海の生産者の現存量は,コンブやワカメなどの海草が主ですから大きなものとなります。
外洋の生産者の現存量は,植物プランクトンですから小さなものとなります。

総生産量-呼吸量=純生産量で純生産量は,極端な話で,生態系が変化してもそれ程大きな変化はないものと思ってください。

なぜかと言いますと,うっそうとしたジャングルは,総生産量は確かに大きなものとなります。しかし,呼吸量も大きくなるのです。極端な例が極相林です。極相林とは,変化しなくなった森林です。つまり,物質生産から言ったら(総生産量=呼吸量)となりまして,純生産量は0となります。

結論は,浅海は現存量の分母が大きく小さな値となり,外洋は分母が小さいために大きな値となります。

受験生でしたら,下記の藤塾のURLを参考にしてください。何かありましたら,また質問してください。頑張りましょう。

◎藤塾
http://www.fujijuku.net/biol.HTML

参考URL:http://www.fujijuku.net/biol.HTML

この回答への補足

ご回答をありがとうございます。
藤塾のHPは生物の基本が丁寧に解説してあって、ありがたいです。
  
>浅海の生産者の現存量は,コンブやワカメなどの海草が主ですから大きなものとなります。
外洋の生産者の現存量は,植物プランクトンですから小さなものとなります。

>なぜかと言いますと,うっそうとしたジャングルは,総生産量は確かに大きなものとなります。しかし,呼吸量も大きくなるのです。極端な例が極相林です。極相林とは,変化しなくなった森林です。つまり,物質生産から言ったら(総生産量=呼吸量)となりまして,純生産量は0となります。


コンブやワカメは植物プランクトンに比べて呼吸量が多いため、
植物プランクトンよりも純生産量が少なくなるということでしょうか?

補足日時:2004/01/08 18:55
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このところ連続の質問ですが,高校生でしょうか。

それとも大学生…

生態ピラミッドで例外が幾つかあります。外洋の個体数ピラミッドと生体量ピラミッドや寄生連鎖の個体数ピラミッドが該当します。

この問題は,おそらく前者の例です。外洋の生産者は植物プランクトンですが,調査しますと動物プランクトンに比べて圧倒的に植物プランクトンの数が少ないものです。個体数で見ても,当然生体量から見ても少ないのです。ですから生産者と一次消費者は逆ピラミッドとなります。

なぜこのようなことが生ずるかと言いますと,簡単な例で説明しましょう。今,1匹の植物プランクトンと10匹の動物プランクトンがいます。動物プランクトンは1日に植物プランクトンを1匹食わねばなりません。この生態系が維持されるには,植物プランクトンが1日に10回分列増殖すれば成り立ちます。つまり,極端に増殖速度が速い生態系では,逆ピラミッドもありなのです。

この生態系で,1年間植物プランクトンが動物プランクトンに食われなければ,膨大な純生産量となります。純生産量は,一般に単位は/年ですから注意してください。

ついでに,ホルモンはまだわかりませんか,問題は「肝や筋にレセプター(ホルモン受容体)のあるホルモンは何ですか」と聞いているのです。レセプターがなければ直接作用することは出来ません。

この回答への補足

ご回答をありがとうございます。

>このところ連続の質問ですが,高校生でしょうか。それとも大学生…

そのどちらでもありません。ついこの間、OLを退職した者です。
色々あってもう一度、学校へ行って勉強したくなり、受験勉強を始めました。

・・・すみません、余談でした。


ホルモンのことはわかるようになりました。
ありがとうございました。
「生体量あたりの純生産量」なんですが、これは、植物プランクトンの
増殖量と被食量の差と考えてもよいのでしょうか?

わからないことばかりの日々で、お手数をおかけし、申し訳ありません。

補足日時:2004/01/07 19:34
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たぶん浅海のほうが日光が届きやすいので生産量は高いんじゃないかと思います。


生産量の基本は光合成ですから。

この回答への補足

ご回答をありがとうございます。
答は生体量当たりの純生産量は外洋の方が浅海よりも大きいので、
答は○なんです。
生体量当たりの純生産量は、純生産量÷生体量で計算するらしい
のですが、「生体量当たり」という意味がわかりません。

補足日時:2004/01/04 03:23
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