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あなたが思う囲碁が強くなる方法はなんでしょうか?
僕は現在20歳で2級です。
初段を目指して頑張っています。
詰碁などもしていますが、よく間違った勉強方法では伸びないと聞いたので高段者のかたのいろんな意見を聞きたいです。
ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

No.1です。


回答は、白石の中にある黒の一子の効果で、ダメ詰まりでシチョウにかかります。
一度碁盤に並べてみて結果を確認してから、ひたすら読んで読み切れるようになってください。

プロなら一瞬で読むでしょう。
恐らく、読むと言うより、結果の形がパッと「見える」のだと思います。
私程度でも、5~10秒ほどで読めます。
ちなみに、棋力は、IGS 5d(七段格)です。

初段くらいの人でも、こんなシチョウを読める人は少ないと思います。
逆に、これを読めるような初段は、すぐに高段者になれます。

言い忘れましたが、もう一つ大切な上達法は、強い人に打ってもらって、手直ししてもらうこと。
目から鱗が落ちると、一気に二段くらいは上達します。
逆に、間違った考え方に凝り固まると、そこで上達は止まってしまいます。
しかし、あまりにも棋力の違う人の考え方は、理解できません。
私でも、プロが何を考えているのか、全くわからない事がしょっちゅうです。
2~3段くらい上の人に教えてもらうのが、一番効果的です。

本当は、最初から高段者の人に教えてもらうと、悪い癖がつかないため、最初から筋の良い碁になり、一番上達が早いのでしょうが、それですと、常にこてんぱんにのされてしまい、打っていていやになってしまうでしょう。
また、碁が萎縮してしまい、冒険を避ける様になって、上達しない可能性もあります。

結局、囲碁が強くなるのは、、勉強量次第です。
逆さまにした平べったい円錐をイメージしてみてください。
その円錐を下から等間隔に輪切りにします。
輪切りになった部分の体積が勉強量です。
下の方から、9級から始まり、初段→高段者→プロ、と体積=勉強量は飛躍的に増大します。
強くなればなるほど、上達するために必要な勉強量は幾何級数的に増えるため、それをクリアするのが大変なのだと思います。

20歳で2級でしたら、勉強さえすれば高段者は確実です。
囲碁は、強くなればなるほど、面白さが増します。
がんばってください。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
そうなんですか!
そう考えるとプロってすごいですね。
参考になります。

お礼日時:2012/04/13 22:13

20歳で2級って、将来有望ですね。

私は20歳のときは10級くらいでした。今は5段です。

囲碁の上達の一番は、ライバルがいて機会があればとにかく囲碁を打つことでしょうね。負けたくないと思えば、本を読んで強くなりたいと思うようになります。

詰碁は上達の近道ですが、ただ解くだけではなく、読み物風のものや奇抜なものが私の興味を引きました。

というわけで、もう絶版になっているものもありますが、むかし私が読んだ本を紹介いたします。


石田 芳夫
碁の計算学入門 (MYCOM囲碁文庫シリーズ)
http://www.amazon.co.jp/%E7%A2%81%E3%81%AE%E8%A8 …

この手何目と明快に書いてあるので、ヨセに強くなります。


中山 典之
シチョウの世界 (日本棋院の囲碁読本)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%81%E3%83 …

おもしろいシチョウがたくさんあります。見るだけでも楽しいです。


福井 正明
画期的囲碁上達法 五路盤問題集 (囲碁文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%BB%E6%9C%9F%E7%9A …

5×5の碁盤なんてとバカにしてたら、とんでもない。小さい碁盤でも奥が深いです。添付画像の右は、1題だけ引用しました。黒先で1目勝ちです。


張 栩
よんろのごのほん―張栩からのもんだい100-張-栩
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%88%E3%82%93%E3%82 …

5路盤でもすごいと思っていたら、つい最近、張栩棋聖が「よんろのごのほん」というのを出されました。上には上があるものです。


奇妙な死活 (碁スーパーブックス)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81 …

面白い詰碁、奇抜な問題があります。添付画像の左は古来からある問題で、この本にも載っています。白先で黒の包囲網から脱出してください。

囲碁って面白いですねー。がんばって強くなってください。
「囲碁の高段者の方にお聞きします」の回答画像3
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
詰碁まで有難うございます。
参考になります。

お礼日時:2012/04/19 23:08

強い人と弱い人の一番大きな違いは、ヨミの力の違いです。



これは、テニスに例えれば、試合で長時間走り続けられる体力の様なものです。
どんなにテクニックを磨いても、体力が無ければ、試合には勝てません。
野球のピッチャーでも、走り込みをして、足腰を鍛えるのが非常に重要だと言われています。

アマチュアは特に、定石や布石を勉強して強くなろうとしますが、往々にして、力碁に遭ってこてんぱんにやられます。
そして、相手が汚い打ち方だと批判します。
しかし、それは自分の基礎体力が不足しているのです。

読む力が強くなると、定石の意味が自然と理解できますし、意味が理解できると、定石を覚えるのは簡単です。

ヨミの力を鍛えるには、当然ですが、ヨミの訓練を積むことです。

詰め碁は、その訓練に最適です。

また、あなたはシチョウを読み切れるでしょうか?
単純なシチョウではなく、例えば、コゲイマジマリを切断しに来るようなシチョウアタリを打たれて、それを受けた場合、対角のシチョウが成立するかどうか、読み切れますか?
これは、白黒白黒と一手ずつ読む習慣を付けて訓練すれば、必ず読み切れるようになります。
添付ファイルのシチョウの問題を、石を並べずに、読み切って見て下さい。

あるいは、断点を切られて、その石を取れるかどうか、読み切れますか?

手筋の問題にしても、初手は判っても、その結末がどうなるか、一段落するところまで読めますか?
その訓練に、最適なのが、瀬越 憲作著の手筋事典(上中下3巻)です。超おすすめです。

そのほか、プロの打ち碁を並べることは、大局観や相場の感覚を養うのに最適です。
最近の碁より、本因坊秀策、秀甫、秀哉あたりの古碁をひたすら並べると良いと思います。

古碁は、現代の碁に比べ、ゆったりした手が多く、相場感覚が身につくと思います。
無謀な手を打たないこと、相手の打った手が無謀かどうか、を感じること。
その感覚を身につけるだけで強くなります。
「囲碁の高段者の方にお聞きします」の回答画像1
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
とても参考になります。
答えは白がつながって生きるですかね?

お礼日時:2012/04/12 23:55

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