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手短に質問させていただきます。

契約書を作成しているのですが、「○○の所有権は、原始的に甲に帰属する。」というのはどういう意味でしょうか?

A 回答 (4件)

他の方が回答しているように、他から譲渡された


所有権じゃない、ということです。

○建物を建てる場合。

建築会社に注文して建ててもらいます。
その場合。
A・・建築会社が建てるのですから、その建物は建築会社の
   所有物になります。
   それから、注文者に譲渡する、という形をとる場合。
   この場合、原始的に所有するのは建築会社で、注文者は
   その建築会社から有償で所有権を承継取得することになります。

B・・そうではなく、始めから注文者の所有に属する。
   建築会社には一度も所有権は発生しない。
   この場合は、注文者に原始的に所有権が帰属する
   ということになります。
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 所有権の取得方法には,原始取得と承継取得の2種類がありますが,「原始的に甲に帰属する」というのは,原始取得を定める合意を指すものと解されます。

原始取得は,基本的に新しく作られたもの(新築の建物や動産など)に関する所有権の取得方法であり,承継取得は既に存在しているものの所有権移転(売買や相続など)に伴う所有権の取得方法ですが,実際には本来承継取得と思われるようなものについても,原始取得の合意がなされることがあります。
 承継取得では,例えば土地についてAの祖父→Aの父→Aという順に土地の所有権が承継されていく場合がよくありますが,この場合後日になってAの父や祖父(あるいはそれ以前の所有者)による所有権の取得に法律上の無効原因があることが判明した場合,Aの所有権もその影響を受けて無効とされるおそれがあります。
 それでは紛争の余地を残してしまいますので,所有権の取得について甲の原始取得と定めることが時々行われるわけです。言い換えれば,「原始的に甲に帰属する」というのは,「○○の所有権は甲のものとする。○○の所有権が過去どうであったかは問題にしない」という合意であるともいえます。
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原始的の反対概念は「承継的」です。


承継的とは「友達から買った」とか「父が亡くなって相続した」とか、もともと他人が持っていた所有権を引き継ぐこと。
土地は何百年も承継的に所有されてきた物の代表です。

原始的はその反対概念、つまり自分が最初のオーナー(所有権者)ということになります。
たとえば新築の一戸建て、自ら描き上げた絵画など。

しかし厳密に考えると家屋は瓦や木材などのかたまりですから、問屋からの承継取得じゃん?と突っ込まれる可能性があります。
また家屋は自分の手で建てるのではなく、大工や鳶に注文して建ててもらいますから、誰が作ったと見るか実は微妙な問題です。
そこでトラブルにならないよう最初から所有権の帰属を決めておくわけです。
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○○を制作するときの話ですね。

作った時に最初に所有権を取得するのが甲だということです。
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