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737は伝統的に主脚のタイヤ部分にドアがありません。

元々は短距離用に設計されたので、離発着の頻度が高い
ため、冷却効果を考えてドアを付けなかった、と聞いた
事があります。

しかしながら、NGでは国際線でも利用できるぐらい
の航続距離を持っているわけで、主翼の再設計の時に
あわせてドアを付けなかったのはなぜ?なのでしょうか。

個人的に考えたのが

(1)主翼+胴体に、カバーを付けるだけのスペース(厚み)
   が無かった。
     (少なくとも主翼部分だけでも)再設計できたはずだが、
   厚みを嫌ってあえてそのままにした。
   
   あるいは、胴体の直径が細いため、元々無理だった?

(2)短距離での利用も考えるため、長距離時の空気抵抗
   よりも短距離での利用時の冷却を優先した。

※ちなみに、737MAXではドアが付くんでしょうか?

A 回答 (1件)

単純に考えると、当初、不要と思ったんでしょうね。

で、翼構造に主脚ドアを取り付けられるような構造を設けなかったのだと思います。で、やってみたら大きな有力損失を発生しなかったのでそのままじゃないですかね。で、その後、主翼構造物の大きな設計変更をしなかったのでそのままなんじゃないですか。
まあ、-100/-200と比べればエンジン回りは大幅に変更されていますが
それに、ライバル機のA320も主脚ドアが無いと言うことで、このクラスのデファクトスタンダード化したと言えるかも

航空機の場合、離着陸時は別として、巡航時の揚力発生には翼上面の整流の方が重要です(ベルヌーイの定理ね)。下面にはエンジンはあるわ、パイロンはあるわ、フラップのガイドレールのフェアリングはあるわ、スラットのガイドレールはあるわで、上面に比べたらとても平滑面とは言えません。ですから、その中で想定できる範囲の揚力損失なら許容してしまえと言う発想も考えられたのではないでしょうか

MAXに付いては、wiki.enでは主脚ドアについては特に触れていませんね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_737_MAX

固定脚を引込脚にして大幅な性能向上を実現した航空機としては、セスナ336スカイマスターと337スーパースカイマスターの例ががありますが(この場合、後方エンジンの冷却改善などもあるけど)、元々、引っこみ脚でカバーの有無というのは大きな差が付かないのかも知れませんね。

余談になりますが、そういう点では、主翼上にパイロンを立ててジェットエンジンを装備したVFW614などはどうなんでしょうね。主脚が短くて強度的に不整地離着陸には有利だと思いますが、主翼上の座席に座ると目の前にエンジンですからね。整備性も最悪だと思うし
http://en.wikipedia.org/wiki/VFW-Fokker_614
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この回答へのお礼

ultraCSさん、

レスありがとうございます。

最初のタイプでドアをつけなかったのは、理解できるのですよ。
 ただし、New Generationで主翼を新設計して、ウイングチップで
抵抗削減(=省エネ)を目指している訳なので、だったら主脚ドアを
付けても良かったのでは?という思いがあります。

もしかすると、主翼は再設計したけれど、ドア付近(胴体下部)に
ついては元々スペースがきついこともあって、何もしなかったのかも
しれないですねぇ。

お礼日時:2012/06/08 20:33

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