世界各国で、研究開発されているエネルギーの1つ
いまだからこそ?真剣に取り組むべき課題では、無いのか…
この際、危険な原子力を捨ててでも?早期実現をさせる事が
急務だと思いますが…
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E8%9E%8D% …
核融合炉
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
一応は(現在の)核融合炉研究に関わる者としてmulti-otakuさんに反論
(1)核融合が、実現可能かどうかの見通しがはっきりしません。
→実験炉(ITER)が現在フランスに建設中。次が実証炉(もしくは一つ飛ばして原型炉)。原型炉が成功すれば次は送電網に組み込まれます。最短30年、最長はもちろん無限ですが。
(2)中性子放射化と高熱への対処が解決されていない(見通しもない)。
→中性子による損傷は適宜の交換で対応。どの程度の頻度かはこれから詰める。(何年毎もしくは何ヶ月毎、数時間で交換しなきゃいけないようなことはないのは確かめられている)(IFMIFや実験炉)
トラブルがなければ実用レベルのプラズマ温度での熱に対向材料が耐えうることは現存の装置で実験済み。(JT-60U,JETなど)
(3)プラズマと磁力のバランスが解決できるかどうか不明。
→ちょっと意味不明。不安定性のことだとすれば問題なのは確か。ただし、数千万度、数時間の運転は実証済み。実験炉でさらに検証。
(4)実用化の見通しもない中で、莫大な開発費を投入できるか?
→実験炉の総工費が一兆円強。化石燃料の購入費は"年間"数十兆円。実験炉での成果が悪くなければ各国実証炉、原型炉を作るでしょう。(実験炉は工費を各国で分担負担)
(5)仮に実用化すると、最終的に膨大な熱量が発生し、地球温暖化を石油以上の速さで加速する。
(二酸化炭素は少ないが、発生できるエネルギーが膨大)
→誤り。熱機関を使う発電炉であれば核融合炉も分裂炉も火力発電も発熱は同程度。(火力はちょっと効率が良い)
何十年も行われている研究が本当に「あまり変化がない」なら予算が消えて終わりです。続いているのは遅くとも着実に目標に近づいているから。(そして、他の手法もどっこいどっこいの進捗だから)
で、ちなみに個人的には、どれだけお金をかけても「最短30年」は短くならないと思います。(一つ炉を建てるのに十年程度必要、ある程度オーバーラップさせるにしても、実験炉→原型炉→商用炉で30年)なので核融合炉に期待するとしてもこれが実現するまでの間のエネルギー政策は必要です。
回答有難う御座います。
実際どこまで技術が進んでるのかあまり伝わって来ないので
分かり易く説明頂き感謝致します。
30年ですか…昔に比べたら全身していますね…なを一層の発展
を望みます。有難う御座いました。
No.4
- 回答日時:
大昔数十年前(大河先生が活躍していた頃。
トカマクもヘリカルもレーザーもありました)、核融合の研究(研究室に週一回程度出入り程度。「京の昼寝」かな)をしておりました。専門的研究ではなく、かつ大昔ですが、現在もあまり変化がないようです。
単純に
『「核融合炉が実用化できるかどうか、実用化できるととすればいつごろか、開発費はどの程度か」を決定するための基準が存在するかどうかも不明である』
『核融合炉がどんな反応を起こすか、見通しはない』(大昔、原爆の爆発で地球や宇宙が吹っ飛ぶという大きな懸念が原爆開発中にあったが、厳密な計算と政治・軍事指導部の意志で否定された。)
(1)核融合が、実現可能かどうかの見通しがはっきりしません。
(2)中性子放射化と高熱への対処が解決されていない(見通しもない)。
(3)プラズマと磁力のバランスが解決できるかどうか不明。
(4)実用化の見通しもない中で、莫大な開発費を投入できるか?
(5)仮に実用化すると、最終的に膨大な熱量が発生し、地球温暖化を石油以上の速さで加速する。
(二酸化炭素は少ないが、発生できるエネルギーが膨大)
少なくとも、今の大人(投票権あり)が働いている間に、核融合炉の電気を一般の人が利用できることはなさそうです。
『原子炉を捨て核融合炉の早期実現』は無理ではないでしょうか。
原子力、増殖炉、トリウム炉、石油、天然ガス、シェールガス、太陽電池、潮力発電、省エネ、生活水準切り下げ、直流送電、人口減、オイルシェール、タールサンド、風力発電、海洋温度差発電、水素電池・・・(どれをどう使うかは人それぞれの考え方ですが)でやっていくしかないだろうと考えています。
No.3
- 回答日時:
大昔数十年前(大河先生が活躍していた頃。
トカマクもヘリカルもレーザーもありました)、核融合の研究(研究室に週一回程度出入り程度。「京の昼寝」かな)をしておりました。専門的研究ではなく、かつ大昔ですが、現在もあまり変化がないようです。
単純に
『「核融合炉が実用化できるかどうか、実用化できるととすればいつごろか、開発費はどの程度か」を決定するための基準が存在するかどうかも不明である』
『核融合炉がどんな反応を起こすか、見通しはない』(大昔、原爆の爆発で地球や宇宙が吹っ飛ぶという大きな懸念が原爆開発中にあったが、厳密な計算と政治・軍事指導部の意志で否定された。)
(1)核融合が、実現可能かどうかの見通しがはっきりしません。
(2)中性子放射化と高熱への対処が解決されていない(見通しもない)。
(3)プラズマと磁力のバランスが解決できるかどうか不明。
(4)実用化の見通しもない中で、莫大な開発費を投入できるか?
(5)仮に実用化すると、最終的に膨大な熱量が発生し、地球温暖化を石油以上の速さで加速する。
(二酸化炭素は少ないが、発生できるエネルギーが膨大)
少なくとも、今の大人(投票権あり)が働いている間に、核融合炉の電気を利用できることはなさそうです。
『原子炉を捨て核融合炉』は無理ではないでしょうか。
原子力、増殖炉、トリウム炉、石油、天然ガス、シェールガス、太陽電池、潮力発電、省エネ、生活水準切り下げ、直流送電、人口減、オイルシェール、タールサンド、風力発電・・・(どれをどう使うかは人それぞれの考え方ですが)でやっていくしかないだろうと考えています。
回答有難う御座います。
私もそんなにすぐに出来るとは、思ってません。
しかし、今後の事を考えると必ず必要と成る技術なので?
原子炉を諦めてでも、開発を1歩でも、2歩でも前に進め
て欲しいと思います。
No.2
- 回答日時:
核融合に限らず新エネルギーの開発は進めるべきでしょうね。
とはいえ、別に原子力を捨てれば核融合の実現が早くなるわけでも無いです。(ついでに言うならどう転ぶにしても原発の廃炉、バックエンド処理に関わる研究は捨てられません)
これからどういうエネルギー政策を採っていくのかは短期、中期、長期のそれぞれ別個のものとして(もちろん整合性はなければいけませんが)議論していく必要があるのでは無いでしょうか。
ちなみに、核融合炉は連鎖反応を用いず、燃料は随時炉内に導入していくので事故時にも爆発したりはしません。かつ所内に保持する放射性物質の毒性は核分裂炉より桁違いに小さいです。「核融合炉は核分裂炉より危険」というのはどこから来てるんでしょうね?本当にそうなら研究なんてしません。
回答有難う御座います。
開発が成功すれば…
その先に有る…熱核反応炉の1種に今ある核廃棄物質を燃料に
する炉が計画されているので…将来的にも良いと思いますが?
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