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統計学についておしえてください。

ハザード率が良からぬことが起こる確率であることはわかります。

しかし、累積ハザード関数の「累積」のイメージがつかめません。
累積ということは、すべてを足し合わせているという事でしょうか?

足し合わせることに何か意味は有るのでしょうか?

A 回答 (2件)

一番関心があるのが、F(t)です。

いろんな呼び方がありますが、故障時間分布関数と呼びます。
F(t)=累積故障機器数/総機器数   医療等の分野ではF(t)=累積死亡人数/初期人数
1-F(t)=R(t)を信頼度関数と呼びます。医療等の分野では、生存関数かな?
で、λ(t)=f(t)/R(t) を故障率と呼びます。医療分野ではこれをハザード関数(死亡率)と呼びます。
意味は、時刻tまで故障(死亡)せずに、直後に故障(死亡)する率です。
これを時刻tまで積分したのが、累積ハザード関数H(t)と呼びます。これ自身に意味があると言うより、
F(t)=1-exp(-H(t)) の関係が重要なのです。R(t)との関係で言うと、R(t)=exp(-H(t)) H(t)=-logR(t)
で、何のためにH(t)を考えるかというと、元々の関心はF(t)です。このとき、統計処理でF(t)を推定するとき
H(t)を推定する方がたやすい場合があるからなんです。(そういうデータを取りやすい)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
なるほど!

という事は、

累積ハザード関数H(t)→微分→F(t)=累積死亡人数/初期人数
F(t)=累積死亡人数/初期人数→積分→累積ハザード関数H(t)
ということでしょうか?

よろしければ、もうひとつ教えていただきたいのですが、

x軸:生存期間
y軸:累積ハザード関数

というグラフを書いた時、曲線は何を表わすのですか??

よろしくお願いします。

お礼日時:2012/06/19 22:31

>累積ハザード関数H(t)→微分→F(t)=累積死亡人数/初期人数 F(t)=累積死亡人数/初期人数→積分→累積ハザード関数H(t)


いえいえ、H(t)を微分したものはλ(t)です。F(t)との関係はあくまで F(t)=1-exp(-H(t)) です。

>x軸:生存期間 y軸:累積ハザード関数 というグラフを書いた時、曲線は何を表わすのですか??
H(t)のtは時間ですが、生存期間を直接表しているわけではないので、そのグラフに意味を持たすのはちょっと無理かと。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなり、申し訳ありません。
とてもよくわかりました。
グラフに意味を持たすことは無理なのですね。

御丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2012/07/30 01:24

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