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34歳男で、藤子不二雄全盛期に小学生だった者です。
語学教師のため、良い日本語の題材探しの為に(多少個人的好みも絡んでますが)最近、新旧の子ども向けアニメを見比べているのですが、

最近の子ども向けアニメを見ると物凄く良く出来たものがある反面、倫理的に『コレホントに子ども向け?』と思うものも多いです。まあそれはどの時代もそうなのですけど、共通して感じるのは『子ども向けにしては随分シビアな世界観だな』と言うことです。

『イナズマイレブン』では家庭崩壊の末に人間不信になった子がいましたし、『プリキュア』(どのシリーズかは忘れました)では片親の子どもの葛藤が凄く生々しく描かれていました。イナズマは小学生向けなのでまだ分かりますが、プリキュアは確か幼児向けだったと思います。お話は凄く良いのですが、今時のお子さんは、本当にあのレベルの話が理解できるのでしょうか?また10年程前のもので『おじゃ魔女どれみ』というアニメがありましたが、昔の感覚で言うとあれはどう考えても精神レベル中高生向けです。

自分が現役だったころの『プロゴルファー猿』だとか『絶対無敵ライジンオー』とかは、小学生向けにも関わらず今のそれとは比較にならないほど単純でした。

どちらが良いどちらが悪いではなくて、(双方それぞれ素晴らしいところがあると思います)今のプリキュアやイナズマを楽しんでいる子ども達は、そこまで精神が成熟しているのか、とても不思議なのです。正直、理解出来ているとは信じられません。

もしこのようなアニメを楽しんでいるお子様をお持ちの方がいらっしゃれば、ご意見やご見解をお聞かせいただけるととても参考になります。

多忙ゆえお礼が遅くなってしまうかも知れませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

こんばんは



>このようなアニメを楽しんでいるお子様をお持ちの方
ではありませんが、回答させていただきます

昔はアニメ・特撮などよく見ておりましたが、最近はあまり見ておりません
しかし今でもそのような番組作りがされていると知り、捨てたものではない、と感心致しました

確かに、そのような主題を含む物語を幼児・児童が理解した上で楽しんでいるとは考えにくいですね
おそらくは、類型化された物語の中でのヒーロー・ヒロインたちの活躍を楽しんでいるだけ、という事でしょう

しかし、昔の子供向け番組でも社会的問題提議を行ったもの、メッセージ性を持ったものなどがたくさんありました
初めに見たときには判らなくとも、数年たって思い出したときに
「あの番組はこんなことを言いたかったのか!」
「あのアニメソングにはこんな意味があったのか!」
とハッとする事があります。
(例えば「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」、「タイガーマスク」や「ガッチャマン」「キューティハニー」などなど)

子供向けだからそれなりの、という姿勢では長く語られる物語を作る事は出来ません
語学の先生でいらっしゃるなら、お分かりかと思います
良い物語は読み返すたびに新しい発見があり、それによって全く違った印象となる事もあるでしょう?
私はアニメや特撮は現代の童話だと思っています
そういう物語を紡ぎたい、という製作者の想いがあるのだと感じます

*もちろん、そんな含蓄もなく、純粋に「楽しい」だけの番組もあってしかるべきですね。

どっとはらい
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この回答へのお礼

丁寧な解答、ありがとうございました。

確かに、ゴジラやガメラはモロに原爆水爆を扱っていましたしね。子どもの頃は単純だったアニメデビルマンの原作は実は・・・だったことを知った時は驚愕しました。タイガーマスクも、アニメはどうだったか分かりませんが、原作はかなり冷徹な物語でしたね・・・。勿論一軒無邪気そのものに見える藤子不二雄作品にしても、です。

因みに、現代のアニメも、クオリティの高いものはとても多いです。
調べましたが、プリキュアの片親の話は『ハートキャッチプリキュア』の『涙の母の日』というお話です。
イナズマの方は見つけられませんでした。『おじゃ魔女どれみ』の一部のお話は、下手な大人向けドラマよりも真摯で辛辣です。
一部老舗層に揶揄されることの多い現代版仮面ライダーもまた、然りですね。

もちろんこれらの作品には純粋に子どもが楽しめるエピソードも多いのですが、シリアスな時の描写が、昔と比べると
子ども向けとは言え良くも悪くも妥協しない(良く言えば洞察が深く、悪く言えば情け容赦ない)印象は、
少し、するかな・・・?

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/25 02:31

私の勝手な想像ですが、


昔と今では子供の娯楽の数にかなり差があると思います。TVゲーム、漫画、アニメ、玩具など非常に多彩で、アニメ自体もかなり豊富に思えます。そこで、少しでも多くの子供の目を引く為に話に深みを持たせているのではないかと思います。より現実味を持たせ、感情移入できるように。
今では景気も悪く、小学生以上であれば子供同士の中でも貧困の差は感じ取れるでしょうし、道徳の授業も盛んなようですから、そういった様々な境遇の人がいるという事実は理解できるでしょうし、そのシビアさは良い刺激になるようにも思えます。
また私が、幼稚園のころ再放送の妖怪人間(リメイクではない)を好きで観ており、最終回にその彼らの不遇さ(記憶があいまいですが、人間よりも人間を理解しようとし、人間になろうとしても叶わず、人間の醜さによって葬られようとした様)に号泣してしまったことがありました。

そういった私自身の体験も踏まえて、小さい子供でもある程度のシビアさは理解できるし、そういった影が合ったほうが子供としても楽しめると勝手に考えています。

また、昔はアニメ=子供の見るもの でしたが、今では有料放送や劇場版であるようなテーマ性、メッセージ性を持った大人でも楽しめるような、子供向けとは言えないようなアニメやジブリ作品など子供から大人まで幅広く支持されているアニメ、深夜アニメなどのコアないろいろな意味で子供向けではないアニメまで年齢層の幅が昔と比べるとかなり広くなっている事も少しは影響してそうです。

プリキュア等の子供向けアニメのイベントでは、明らかに子連れではない大人の男性が相当数訪れることも珍しくないそうですしね。

上記の例は極端ですが、子供以外の層も狙っているというのもあるのかもしれませんね。(子供と一緒になって楽しんでいる親御さんもよくいますし)

長文、駄文な上まとまりの無い文章で申し訳ありません。

以上失礼致します。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。並びにお礼が遅くなり申し訳ありません。

>昔と今では子供の娯楽の数にかなり差があると思います。

確かにそうですね。私の時代はアニメとゲームと基本的な玩具(レゴとか、簡素なプラモとか)しかなかったし、何となくですが、日本が学歴偏重だったため親も子どもに玩具をそうそうは買わなかった気がします。その中で、タダで見られるアニメの比重はとても大きかったですね(ゲームはまだ高額でしたし)逆に言えば競合相手が少なく、所謂計算をせずに済んだのか、とも思いますね。

>今はアニメの層が幅広い。

視点をかえれば今は子どもの頃アニメが王者だった層が作る側に回った時代なのかも知れません。アニメ団塊世代Jrとでも言うのか・・・、エヴァの庵野監督が触れていましたが、今のアニメが良くも悪くも複雑なのも、世代と世相を反映させたものなのかも知れませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/10 21:13

いつの頃からか、前提が逆転している事も


あると思います。
アニメや特撮ヒーローが流行ってから
おもちゃやグッズ、サントラ、ビデオと
展開していたものが、
おもちゃ、グッズ、Blu-rayなど
メディアミックスという前提から
アニメが作られているため、
(そうでないと制作費が回収できないものも
あると聞きました)
あるていどターゲットを定めて
キャラクターなりシナリオなりを
考えた結果もあると思います。
しかしながら、2度と放映されない
ウルトラマンの話など、古いものでも
奥深い問題提起を行った物も多いので、
これは子供には…と感じるのは
大人になってしまったのかなと思います。
ガンバの冒険など、ラスボスは
ちょっと大きめの白いイタチでしたが、
子供の頃に見たので怖かったですね。
まあ、今もあれは結構やばい感じしますけど。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

>いつのころからか、前提が逆転している事もあると思います。

そうですよね。90年代に家庭用ゲーム機に人気者の座を奪われる前のアニメを考えると、『世界名作劇場』とか『ニルスの不思議な旅』とかどう考えてもメディアミックスなんか考えなくてもよいほど羽振りが良くなければ作れないものですよね(淡々と静謐に日常生活を描くとか)まああのテのものでもランチボックスとかキャラものの服とかはありましたけど。

そう考えると今のアニメは、作ってビジネスとして成立させるだけでも、創り手がもの凄く神経を注がれているのが分かります。ここからここまではこのターゲットにアピールし、この変身用アイテムでこれだけ回収しなければいけないから出番の比率はこんな感じ、という風に。その上で純粋に子どもにも楽しめるようにしなければならないのでしょうね。頭が下がります。

>ウルトラマン
確かに、味方の友人が惨殺される話とかありましたね。ガンバの白イタチは、あれ人間より大きくないですか?(笑)子どもの時に見てたら、確実に夜トイレに行けませんでした(笑)

お礼日時:2012/07/01 18:19

中学受験の、偏差値40前後の学校の問題をやってみましたが、難しかったです。

算数。

・・・・全体的な思考能力は上がっているのかもしれません。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました(笑)

・・・まあ確かに今の子達は大人びているかな?自分の印象を正直に言えば、昔と比べて大人びているところもあれば、未成熟なところもある感じはします。男の子は昔みたいにフロも嫌い、髪もボサボサ、鼻は洋服で拭く、なんて子は今殆ど見ませんから、そういうところは大人びてますよね。

・・・だから正直なところ『俺たちが若かった頃に比べて最近のガキは・・・』なんて言うことは出来ないかなーとは思います(笑)。

お礼日時:2012/07/01 18:01

私も藤子不二雄のマンガを子供の頃見て育ちましたし、その観点から言えば藤子不二雄作品(特にFの方)は「わかりやすい構図」の作風だった気がします。



子供にとって「イジメ」では無く「悪を懲らしめる」というのが分かりやすいというのであれば、悪役をやっつける構図の作品は正義が勝つでヒーローはかっこいいとなりますから昔は1話完結でも単純な話が受けていた気がします。
当時のナウい例で言えばサイボーグ009とか戦隊ものだったらデンジマンとかサンバルカンとか・・・。(おかしいなぁ?結構新しめの記憶をたどって列挙したのに、ちっとも若くない気がする???)

本題に戻って、精神年齢が高いかどうかはどこを切り取るかによって変わると思います。
宮崎駿作品で言えばナウシカは善悪とも付けにくい(観客から見れば善のヒロインのようでもクシャナの国から言えば抵抗勢力=敵みたいなもの)ですし、ラピュタの盗賊(空賊)もそう。敵味方が二転三転する傑作だったと思います。精神年齢が高い作品を「子供に理解しにくい設定」と定義するならこれら宮崎作品も含まれると思いますが、そういうのは昔からあったと思います。
公開当時子供だった私はそんな深いことを考えずに、純粋に冒険だとか不思議な世界を興味深く見ていました。
キャラ設定の家庭崩壊とかは最近の世相を反映した脚本上の演出であって、話を単純化すると子供に理解できない背景描写とかは理解できない以上、無いも同然ですからそこを深く考える必要はない気がします。その部分は大きいお友達への演出と考えればいいのではないでしょうか。
要するに、単純な構図にしてしまうか、見る世代によって感想が変わるような深い作品にするかは結局作風なのだと思います。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

>当時のナウい例で言えば・・・

いやいやそれはちょっと古いっすよ先輩。自分の思う当時のナウい例と言えばバイオマンとかゲゲゲの鬼太郎第三作とかですよ。妖怪と都市文化のミックスとかチョーナウいっすよね。(・・・書いててかなり寂しい)
まあでも確かにナウなヤングキッズにチョー受ける作風は一話完結型が多かったです。(ジャンプ系はまた別ですけど)

本題ですが、
ナウシカは子ども心にはちょっと共感できないお話でしたが、ラピュタは確かにおっしゃる通りですね。自分が子どもの頃見たとき、何故最初は意地悪だったドーラ一家が終盤優しくなるのか、逆に最初は紳士的だった(苦笑)ムスカがいきなりイジワルになるのか、混乱しました。もっぱらドンパチシーンばかり楽しんでましたね。

宮崎駿で言うと、同じ子ども向けでも『パンダコパンダ』と『崖の上のポニョ』は全然違いますよね。パンダコでは大人の視点は刺身のツマほどにもないのに対し、ポニョは大人の視点の比重も大きい。ただ、だからと言ってポニョがパンダコに劣っている訳ではないし、子どもが楽しめる度合いも双方優劣つけがたい。

確かに、その通りですね。

お礼日時:2012/07/01 17:56

イナイレにしてもプリキュアにしても子どもたちはストーリーをきちんと捉えていないと思います。


ストーリーは大きなお友達向けで、子どもたちは戦うシーンやキラキラしたキャラクターに夢中なのです。
実際に子どもたちがゴッコ遊びをしていて、ストーリーを重視しているでしょうか?
単純に変身グッズを身につけて戦う真似をしたり、キャラの前口上を真似したり、その程度ですよね?
ちょうど小学校に上がるか上がらないかの子どもを抱えている友人たちが多いのですが、彼女たちの話からもストーリーではなく試合のシーンや戦うシーンなどにしか興味がないと出ています。
ストーリーを楽しんでいるママさんたちには一緒に話せなくて物足りない模様です。
昔は大人がアニメを見る時代ではありませんでした。
だから単純なストーリーのものが多かったです。
今は大人もアニメを見る時代で、ストーリーにおいては大人を意識しているものだと思います。
パパやママも一緒に見られるレベルの内容が今の子ども向けのアニメです。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

>昔は大人がアニメを・・・だから単純なストーリーのものが多かったです。

確かにその通りですね。アニメもですけど、昔の親世代は大半がファミコン嫌いで、今のように親子で仲良くゲームをすることはあり得ませんでした。アニメも同様で、それがOKだったのはかろうじてヤマト・ガンダム・ドラえもん・一休さんのような一部のものだけだった・・・ような気はします。

>ストーリーを楽しんでいるママさんたちには一緒に話せなくて物足りない模様です。

これは膝を打ちました。なるほど・・・。パートによってどの層を楽しませ満足させるか、ターゲットがマルチになっているのですね。今のアニメは。昔の観点からするとこれはかなり器用というか、絶妙なセンスが問われる作り方ですね。

昔のこういった表現は、ドラえもんの

『2人で一緒に作らない?』
『何を?』
『赤ちゃん!』
『変な冗談よしてっ!』

ぐらいしか記憶にないです。今のアニメ制作者さんは、とても器用なのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/01 17:34

プリキュアって表向き子供向けだけど、多くの大きな友達も見ているって…(笑)



それはともかくとして
最近の子供向けアニメなどは大人(親)も巻き込むような作り方をしているらしいです。

でも、昔のタイガーマスクとか巨人の星とか見るととても子供向けとは思えないシーンも多いですよ。
(アレも元々は青年向けなんでしょうけど)
そう考えると今の子供向けアニメはかなり規制が進んでます。

子供はよく見てますよ。
あのシンプル極まりないアンパンマンだって、相当深い内容も含んでます。
娘は小さい時大好きでしたがその辺りもちゃんと理解していたようです。
あれは基本自己犠牲の話ですからねぇ。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

>プリキュアって表向き子供向けだけど、多くの大きな友達も見ているって…(笑)

ギクっ!!・・・とは思いませんよ(笑)まあハマる人の気持ちも少しはわからなくもないですが(笑)
というか、ソノ毛ある無しに関わらず、金掛けてるしデキが良いのは確かですね。

>最近の子供向けアニメなどは大人(親)も巻き込むような作り方をしているらしいです。

やはりそうなのですよね。どう考えても大人じゃなきゃ理解できないネタとかありますし。
アンパンマンは、あまり詳しく見たことはないのですが、ことあるごとに己の顔面を奉仕する
ことは知っています。そういやあれは子どもの時怖かった・・・。

規制とは、身体的暴力表現の規制のことでしょうか。確かにキン肉マンとかエグいシーンもありましたね。
それこそ北斗の拳も然り。そうすると、精神的な傷の表現は、どんな感じでしょうか・・・。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/25 19:10

幼稚園児をもつ母親です。


今日似たようなことを主人と談議してました(^-^;
純粋に面白いだけのアニメは、いまはサザエさんくらいじゃないかな、と思います。ちびまる子ちゃんやドラえもんも変わりましたしね。


息子や息子の友人をみてると、ストーリーなどはわかってませんね。
その外見だけみて真似をするって感じです。


ただこの、真似、というのがくせ者でして、文章で例があげにくいですが、昔のアニメより大人びた、シリアスな内容を、『個性』と称して間違えた解釈で真似する子供も増えてますね。間違いなく。


もちろんこのあたりは昔のアニメにもいえることですし、最終的には親の指導になってくるのですが、


本当はいろいろな意味でリアルにできているアニメだからこそ、親自身も一緒にみて伝えていくのがいいのではないかな、と、現在のアニメをみて思う一母親です。

回答になっているかわかりませんが、一意見ということでm(__)m
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

ドラえもんや ちびまるこちゃんが変わってしまったことは、良く聞きますね。ドラえもんは、今の時代はのび太は生存できず、出来杉はやりすぎとバカにされ、下手したらジャイアンやスネ夫が一番巧い汁を吸いかねない時勢ですしね・・・。荒っぽい極論ですけど、格差が広がり子どもらしいモラルよりも絶対的な権力がものを言う時代だと、ドラえもんやちびまるこちゃん的世界観は難しいのかも知れません。

男の子向けはまだ分かり易い方ですけど、それでも仮面ライダーwとかオーズとか、設定自体凄くリアルで緻密ですが、やっぱり子どもでは全ては理解出来ないのでしょうね。ただ一方で電王の主人公みたいな、等身大の弱さも持った主人公がクローズアップされるのは好ましいとは思います。。

>大人びた、シリアスな内容を、『個性』と称して間違えた解釈で真似する

なんとなく、ですが分かる気がします。背伸びをするのとはまた違ったことですよね。リアルな今のアニメをどう扱うか、も大人の仕事なのかも知れません。

ただ・・・カード集めて変なバトルするアニメだけは、何の意味があるのか全く理解出来なかったりします・・・。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/25 19:35

昔のアニメを文学や作品と捉えるなら、今のアニメはただのリアルドラマで、現実を絵にしたって感じがします。



子ども達に「夢」や、その「世界観」を与えるのが昔のアニメなら、
今のアニメは「共感」または「理想」を与えてるだけのようにも見えます。内容や、その解決方法が内向的だなとも感じますね。

この回答への補足

沢山の解答、ありがとうございました。今日はもう遅いので、出来なかった方へのお礼は、明日以降させていただきます。引き続きご意見ご見解ありましたら、よろしくお願い致します。

補足日時:2012/06/25 02:54
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

>「夢」・・・が昔のアニメなら、今のアニメは「共感」または「理想」。

これは確かにそういう面はありますよね。思うに、バブルが弾ける前の高度経済成長期だったからこそ、夢を夢として見ることが許された、という側面もあるのかな、と思います。何故って、70年代に産まれたドラえもんの世界では、21世紀にはもう車が空を飛び惑星間を人が飛び交う時代として、夢を抱くことが出来たのですから・・・。(まあ核戦争で滅んだ悪夢を見た作家も多かったですけど。そういえば、この辺の設定って今の21世紀ドラではどうなっているのでしょうね?)

この辺はどちらにも善し悪しがあるのかな・・・?とも思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/01 18:31

作り手の感覚で言えば、子供向けであれ、対象年齢に必要な要素がクリアされていれば例え子供が理解していなくとも物語としてのクオリティーは高めたいものです。


市場的にも作り手的にも、昔のようなこってこての子供向けファンタジーよりは、現代を舞台にしたある程度リアリティーを含んだ世界観、シナリオがウケますし、リアリティーのあるシナリオのクオリティー、エンターテイメント性を上げるとなると、やはりリアリティーのある問題を発生させることになります。大人向けのドラマなどと同じように。

今のサブカル業界は作家志向の人がとても多く、大人(青年)向け作品を手がけている人の中でもかなり上の立場の人たちが結集して作られていますので、分かりやすく言えばジブリ映画のようなスタッフが多いので、子供向けでありつつ大人の鑑賞に堪える作品作りになっているということですね。
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この回答へのお礼

興味深い視点からの解答、ありがとうございました。

昔のこてこてのファンタジー:とてもしっくり来る表現ですね。確かに昔のはそう言うとこてこてですねー。水をかぶると女になったり、学校がロボットに変形したり・・・。まあ確かに今時『地球の平和を守るんだー!』とか言っても、酔っぱらいの戯れごとになりかねないですね(笑)

作家志向とリアリティー:これも、そう説明していただけるととてもしっくり来ます。スーパーヒーローにしても、今は世界全体よりも、身近な友情や愛を守るために戦う小さな戦士達が多いですね。それはそれでとても素晴らしいことだと思います。

ただ、もし、もうこてこてのファンタジーが産まれることができなくなってしまっているとしたら(情報不足で現実は分かりませんが)それはちょっと寂しい気もします。けどそれは、自分が古い人間である証拠なのかも知れませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/25 02:44

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