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投資信託についてあまり知識がないのでお詳しい方のご配慮いただきたい所存です。

よろしくお願いします。

現在、グローバル財産3文法を保有しています。

この投資信託を解約するかどうか悩んでいます。


以下は、これまでの状況と私の考えです。

グローバル財産3分法は
父が亡くなり、相続したものなんですが、初期投資が900万ほど。

そして、現在は、350万ほどになっています。

一応毎月分配型で、約6年ほど保有していたので
毎月の配当金の受け渡し金額は、合計で、360万くらいです。

6年前に、群馬銀行で、この投資信託へ契約したようです。


相続の際は、けっこうな額で少しびっくりして、混乱してしまい
銀行側の話しをなんとなく聞いていました。

内容は、

「現在は、350万ほどですが、受け渡し金額も360万ほどありますから
そこまで損失は大きいものではないです。

配当金は、買った口数に応じて支払われるので
今は、900万の時の口数をもとに支払われますが
解約した後、もう一度契約されるとこの口数も減り
配当金が少なくなってしまいますから
もう少し様子を見たほうがいいのではないでしょうか」

というようなことを言っていました。
その時は、銀行側の言っていることが正しいと思い
そのまま相続することにしましたが、

後で冷静に考えれば

「初期投資900万-(現在の金額350万+配当金の総額360万)=損失190万」

ということで、毎月2万6千円ほどの損失が出ていたことに。

母曰く、父は毎月お金が自動で入ってきて喜んでいたようですが

毎月5万もらいながら損失を出していたと思うと
死んだ父がかわいそうになってしまいました。

すごく個人的な感情で申し訳ありません。

話しは戻しまして、銀行側は、様子を見たほうがいいとは言っていましたが
今年度に入り、配当金は下がりましたし、
税金は上がりますし、ヨーロッパの問題もあったりしていて
あまりいい情報がない気がしています。

グローバルは変動しずらいという投資商品ということで
上がりにくくても下がる時は下がると思うんです。

一応、現在までの基準価格をチャートで確認したんですが
サブプライムやリーマンショックでドーンと下がってから
現在まであまり基準価格の変動はないようなのですが
今後、どのような相場状況になるのかは
素人にはなかなか判断できません。


今後、基準価格が上がっていくということはあるのでしょうか?

むしろ、やっぱり解約するのが無難なんでしょうか?

それとも、このまま保有して、配当金をもらっている方がいいのでしょうか?

長々と書いてしましたが、気になるのはこの3点です。

もし、お詳しい方がいらっしゃいましたらご回答のほうよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

納得のいく回答ではないと思います。

参考程度にご覧下さい。

>「初期投資900万-(現在の金額350万+配当金の総額360万)=損失190万」ということで、毎月2万6千円ほどの損失が出ていた…

投資信託で気をつけないといけないのは「手数料」です。
ご質問の投資信託が以下のもので間違いないとすれば、購入時手数料が「上限3.15%」、信託報酬(ようは手数料)が年間「1.5015%」かかります。

『グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型)』
http://www.kokusai-am.co.jp/fncj037/Init.do?fund …

普通の銀行なら上限いっぱいの手数料を取られますので、ざっくり計算してみるとこれまでの手数料の合計は約85万円です。(購入前資金が900万円の場合です。)

ということで、「900万-350万+360万+85万=損失105万」ということになりますので、毎月の(投資対象の価格下落による)損失は約1万5千円ということになります。

さらに細かいことを言いますと分配金には10%の源泉徴収税がかかりますので税金による目減りも差し引く必要があります。(ただし、資産からの取り崩しによる分配金は非課税です。)

『投資信託の分配金の仕組みについて』
http://www.e-toushin.net/dividends_special.html

とはいえ、投資家にとっては「投資対象の価格下落による損失」も「手数料」も「税金」も損は損です。しかし、年間「1.5015%」は必ず資産が減っていき、利益には税金がかかることはきっちり分けて考えておく必要があります。

ということで投資信託の「損・得」というのは自分で株を買ったりするよりもかなり分かりにくいものです。

>銀行側は、様子を見たほうがいいとは言っていました

別の投信を勧めて購入手数料を稼ごうとしないだけ良心的と言えますが、換金して引き出されないようにしているとしたら悪質です。(販売会社は黙っていても0.5775%の手数料が入ってきます。)

>今後、どのような相場状況になるのかは素人にはなかなか判断できません。

プロでも判断できないので金融機関は手数料ビジネスに力を入れざるをえないのです。
また、このような「ごった煮」のような投資信託の分析は、出来上がった料理から素材や調味料を言い当てるような難しさがあります。

>今後、基準価格が上がっていくということはあるのでしょうか?

もちろんあります。「売ったら上がった」「売ったら下がった」「様子を見たら下がった」「様子を見たら上がった」というのが相場の常です。「馬鹿にするな!」とお思いかもしれませんが「相場を張る」というのはそういう単純な動きをどうやって利益に結びつけるかの凌ぎ合いです。

>むしろ、やっぱり解約するのが無難なんでしょうか?それとも、このまま保有して、配当金をもらっている方がいいのでしょうか?

相場を張り続ける以上上記のように「様子を見たら下がった」「様子を見たら上がった」のどちらの可能性もあります。

相場から降りても「売ったら上がった」「売ったら下がった」のどちらもありえます。

どちらを選ぶかは誰にも決められません。

(参考)

リーマン・ショック後の米国平均株価
http://jp.moneycentral.msn.com/investor/charts/c …
リーマン・ショック後のドイツ平均株価
http://jp.moneycentral.msn.com/investor/charts/c …
リーマン・ショック後のスペイン平均株価
http://jp.moneycentral.msn.com/investor/charts/c …
※いわゆるギリシャ危機は2010年以降
※投信の株式組み入れ比率は3割程度です。

『投資教育が教えない禁断の四択問題 』
http://diamond.jp/articles/-/13759
『金融マーケティングの何に気をつけたらいいか』
http://diamond.jp/articles/-/13903
『毎月分配型投信・通貨選択型投信、ついに法規制へ 』
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-19 …
『毎月分配型投信は老人向けオムツと同じ ネクロフィリア(屍体愛好)的商品設計は世相を反映しているだけ』
http://markethack.net/archives/51817680.html
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。『グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型)』で間違いないです。

とてもわかりやすい解説で、手数料のことはよく知らなかったので、参考になりました。

なかなか投資信託というのは複雑なものなんですね。

参考URLも張って頂きありがとうございます。勉強してみようと思います!

お礼日時:2012/06/26 21:00

拝読させて頂きました。



投資信託の利益計算につきましては、
ご自身で把握できており、仕組みもほぼご存知かと思います。


今後、基準価格が上がっていくということはあるのでしょうか?

基準価格は、投資先の運用成績によってではなく、
個人投資家からの投資マネーがファンドへ
流れ込んでいるかぎりにおいて、
上昇する仕組みになっています。


むしろ、やっぱり解約するのが無難なんでしょうか?

ご質問者自身の「投資の知識」や「技量」次第です。
ご自身で運用できる力があれば、すぐに解約した方がいいでしょう。


それとも、このまま保有して、配当金をもらっている方がいいのでしょうか?

上記の場合の配当金(分配金)とは、
個人投資家から預かったお金を、
みなさんへ払い戻しているにすぎません。
ファンドから資金流出すれば、基準価格は下がり続けます。

盲点なのは、
毎月、銀行口座に分配金が入金されるので、
「得した気分」になってしまうことです。
基準価格の下落分を加味すれば、
結果的に大きな損失になることがほとんどです。

投資信託がそのような仕組みになっているのは、
個人投資家に「得した気分」にさせておけば、
その間、ずっと個人投資家からお金を預かることができるからです。

彼らの給料は、ファンドの運用成果によってではなく、
どれだけ多くのお金を個人投資家から預かっているか、
その純資産残高によって決まります。

だからこそ、彼らは、
「長期投資しましょう」と言います。

そして、個別にどの銘柄が上昇するか分からないから、
「分散投資しましょう」と言います。

※彼らにとっては、いつでも買い時です。
「今は金融危機で安いので買い時です!」
「今は景気が良くて上昇しているので買い時です!」

さて。

投資信託は、法律的に、
上げ相場(up↑)でしか利益を上げることができない、
仕組になっています。

金融危機によって相場が急落すれば、
大きな損失を抱えることになります。

多くの人は、売り抜けることができません。
なぜなら、投資の前提で「長期投資しましょう」と
釘を刺されているからです。

相場の特性として、
上げ相場(up↑)は1段ずつゆっくりと時間をかけて
階段を登るように上昇します。

下げ相場(down↓)は窓から飛び落ちるように
短期間に急落します。

金融危機で急落した下落分を取り戻すのに、
どれだけの時間がかかるでしょうか?

10年に1度と言われた金融危機は、
頻繁に訪れるようになっています。

法律的に上げ相場(up↑)でしか、
利益を上げることができない投資信託の仕組みと、
相場の特性を合わせて考えますと、
「投資信託」で資産運用することの
経済的合理性が見当たりません。

上げ相場(up↑)だけでなく、
下げ相場(down↓)や横ばい相場(side→)でも、
利益を上げられるような金融商品や投資手法を学び、
自らの力で資産運用する方が賢明でしょう。


多くの個人投資家の方が、
大企業の看板ネームバリューに負けて、
金融の専門家やプロにお金を預けてしまい、
最終的に失敗しているのが現状です。

あまり悪いことを書きたくありませんが、
「個人投資家の無知を利用した詐欺行為」に近いです。

日本に限らず、世界の金融業界は、
個人投資家にお金の知識(教育)を与えず、
自らの力で資産運用できるような環境を整えてはいません。

日本は特に言葉(英語)の壁の問題もあり、
世界の金融グローバル化から取り残されているのが現状です。

彼らは、個人投資家からの投資手数料を得ることで、
サバイバルしているので、「投資信託」といった、
「既得権益」の仕組みを手放すことはないでしょう。

日本経済新聞など、代表的な金融紙で、
紙面一杯に「投資信託」の広告掲載があるのを見ると、
暗澹とした気分になります。

金融危機とは、「信用」の危機であって、
個人(投資家)からの信用が得られない、
現状の仕組みを根本的に変えないかぎり、
金融危機から抜け出すことはできないでしょう。

中小企業は淘汰され、
大企業だけ税金で救済される。

景気が悪化すれば、
大規模なリストラを実施する。

リストラされた個人は、
経済的に自立する知識や術を知らないので、
絶望に瀕して、自殺者は年間3万人を超える。


国家の財政赤字、
年金や医療などの社会保障問題を抱えた
少子高齢化社会では、
国家、企業、個人のどのレベルでも、
自立することが問われる。

依存(社会主義)は貧困を生み出し、
自立(資本主義)は豊かさを生み出す。

官僚制社会主義では、うまくいかないことが、
すでに歴史的に証明されている。

精神的・経済的に自立するためには、
個人に「金融の力」を付与しなければならない。

個人が自立しなければ、企業も自立しない。
企業が自立しなければ、国家も自立しない。

個人に「自立」と「自由」を。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。個人の自立というのは、私も大事だと認識していたところです。

180cojpさんの意見をはじめとした皆様の意見、ご回答のおかげで大分自分の意志が固まってきました。

この度のお力添えに感謝いたします。ありがとうございました。

また、今回ご回答して頂いた方々全員にベストアンサーを送りたい気持ちなんですが、
それは無理なので、回答順にベストアンサーにしたいと思います。

全ての回答で勉強になるところがありましたので、甲乙つけがたく
大変申し訳ないのですが、このような配慮でお願いしたいと思います。

この度はありがとうございました。

お礼日時:2012/06/27 16:35

こんにちわ。



「母曰く、父は毎月お金が自動で入ってきて喜んでいたようですが毎月5万もらいながら損失を出していたと思うと死んだ父がかわいそうになってしまいました。」

上の件ですが、本当に多くの人が陥る勘違いなんです。分配金が利益から出ていたら、それは読んで字の如くの利益です。しかし元本から出ていたら、それは単なる出資の払戻しです。

10,000円投資しました。一年後に11,000円になりました。1,000円が分配されました。投資残高は10,000円です。この場合、1,000円の利益です。

10,000円投資しました。一年後に9,000になってしまいました。1,000円が分配されました。投資残高は8,000円です。この場合、1,000円の損です。

グローバル財産三分法ファンドの費用を調べました。購入手数料(買った時だけの費用)が3.15%で、信託報酬(毎年の費用)が1.5015%ですね。高いと思います。投資信託は、往々にして手数料が高いです。普通の投資信託は避けて、ETF(上場型投資信託)だけで運用した方がお得だと考えます。

例えばバンガード社のETFであるバンガードSP500ETFの信託報酬は、たったの0.05%(!)です。しかも、ETFの場合は、いつでも好きな時に自分で売ったり買ったりできます。上場型なので、まるで株そのもののように扱えるのです。よって、グローバル三分法の時に支払っていた購入手数料3.15%がなくなります。尤も、ネットの証券会社で売買しますので、一取引幾らかは掛かります。松井証券は、10万円以下なら手数料ゼロです。毎月10万円を追加で投資し続けるのも良い作戦です。

バンガード社は、全米公認証券アナリスト協会会長を歴任したチャールズエリス氏が社外取締役を務めた会社です。エリス氏の著書「敗者のゲーム」は投資家にとって必読の書です。バンガード社は、手数料の安さと顧客を想う姿勢で、世界的に有名な会社です。もし投資を続けるのであれば、バンガードなど良いかもしれません。

投資先を選ぶ時は、費用に注意してください。費用の高い投資信託が、良い成績を出すとは限りません。詳しくは、チャールズエリス氏の「敗者のゲーム」に解り易く書いてあります。

バンガード社
https://www.vanguardjapan.co.jp/content/

最後に、銀行員や証券マンは、自分の銀行の利益のためにいろいろ言います。彼らを妄信するのは危険です。自分で判断するか、もし自分の知識に自信が無いなら、利害関係の無い独立のファイナンシャルプランナーに相談するのが良いと思います。もしくは、貴方のために真剣に考えてくれる投資経験のある友人など。

負けないで下さい。努力すれば、きっと報われるはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。先に回答して頂いたNO1のQ_A_333さんもおっしゃっていましたが、注目する点の1つに手数料があるんですね。勉強になります。手数料・・・高いのか(>_<)

バンガード社というのは初めて聞きました。というより、投資経験など浅いので当たり前なのですが(汗

リンクも張って頂きありがとうございます。バンガード社のページをよく読んでみようと思います。

敗者のゲーム・・・なかなかすごいタイトルですね。こちらも読んでみようと思います。

とても詳しく書いて頂きありがとうございました。参考にして頑張ります!

お礼日時:2012/06/27 12:46

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