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(1)Na2CO3+HCl→NaHCO3+NaCl
(2)NaHCO3+HCl→NaCl+H2O+CO2

のように二段階で反応が進むのは、

・CO3^2-が2価だから
・CO3^2-が弱酸だから

とも言えますよね?

なぜならば、2価だと1回目、2回目と分けることができ、且つ、粒子的に考えたとき同じ粒子につき、2回反応する確立より、1回反応する確立が高くなる。
→(1)の方が確率的に高く、起こりやすいといえる



という解釈でもありですか?(質問1)




それから、niousさんから頂いた回答で

(3)CO2 + H2O ⇔ H^+ + HCO3^-
(4)[H^+][HCO3^-]/[CO2]=K1

(5)HCO3^- ⇔ H^+ + CO3^2-
(6)[H^+][CO3^2-]/[HCO3^-]=K2

において、不等式がK1>>K2
となるのは、上記のわたしの解釈を適応させたとき、[CO2]≪[HCO3^-]となるからという解釈で正しいですか。(質問2)

それとも平衡の式を見ただけで数値的に
K1>>K2だと分かるのでしょうか。(質問3)



よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

前の質問の回答者です。





敢えて書きませんでしたが25℃に於いては、K1=5・10^(-7)、K2=5・10^(-11) です。

K1/K2=10^4 の比がありますがこの比が重要で、

およそこれより比が小さいと、2段階の滴定は困難になる事が実験的に確認されています。

つまり 2つの平衡定数κ,κ' にある程度以上の大きさの違いが無いと、2つの反応は同時に起こり易くなると云う訳です。

例えば K1/K2<10^3 の場合、多分2段階の滴定は困難になるでしょう。
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この回答へのお礼

具体値があったんですね。納得
無知ですみません。
ありがとうございました!

お礼日時:2012/06/30 22:36

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