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火力発電所の発電量は100万kW
地熱発電は20万kWとか言いますが
これは年間この電力が維持される事を言うのですか?
1秒あたりこの電力が出るのですか?
それとも・・・
この値は最大ってことですか?平均してと言うことですか?
質問がたくさんですいません。

A 回答 (6件)

一応専門家としておきます。

発電所勤務した経験は有りませんが、自分も気になっては居ましたので、問い合わせた事(基本的な部分で不十分でした)を参考に、まとめます。
 
 電力会社(北海道電力)では、火力でも地熱でも、発電とか発電量というのは、全て発電機の能力を言っているというのです。発電量とは、と聞きますと、Kwh(キロワットアワー)だと言うのです。アワーは1時間の事です。
 ただ、発電が○○万Kwと言うのは、と聞きますと、ミクロ的には電圧x電流のことになる。というのです。
時間的には1秒ですか、1時間ですか、と聞くと、あいまいに横に話がそれるのです。
 現場の人も、大雑把なのです。人にもよるでしょうが。
私の結論
 通常、VIcosφワットが負荷をかけた時の1秒間の消費電力(直流消費電力値に換算した価、つまり時間経過に関係なく一定消費値、これが実効値の意味)。
 但し電流は、必ず1秒間の価(1秒間の電荷の流量で計ることに決まっているから、逃げて通れない)。
 だから上の計算式は、1秒間の電力消費値=発電機が現実に送電している価。発電機の最大能力は、常識的には、
VIで表す、Vは一定と考えると、電流I(電線の太さ)で、発電機の最大送電能力=発電機の容量が決まります。通常容量は電力値で決まるので掛け算した価で3Kw,20万Kw,100万Kwなどと表示します。電圧を高くして使っても電流を減らし、掛け算したワット数が同じなら良いのです。但し、電圧を上げるには絶縁を強くしておかないとなりません。絶縁調整は、自由が利きませんので、電圧は、定格で使うのが常識です。
 電気機器のVI値を容量と言いますが、Iはいつの場合も1秒間の価です。これを忘れて機械的に暗記していると、全て曖昧になってきます。あなたのような疑問(当然)が出てきます。
 
 次に、最大関心事、に入ります。
電力W,KWと
電力量WH、またはKWH
の違いについて。

電力kWも1秒間の電力量といえます。電流は1秒間の価ですから。しかし私たちが、電熱器、蛍光灯、洗濯機、テレビを見る実用的時間感覚と、それに支払う電気料金の実用的観点から、電力ワットは1秒間の電力量ではあるが、秒にこだわっていてはどうにもならない、実用的に分や時間感覚で計算して電気を使った電気量を=電力量を計算し、料金支払いする事にしよう。と割り切り、電力を基準にして単に何時間使ったかを掛け算、して電力量とする習慣にしている。ということです。だから、ワットが秒だから使った時間を秒に直さなければならない、と考えるのは正しいのだけれども、実用的に取り決めた支払い上の習慣からすると、秒に直し、さらにKWに直すのは時間的に損をする、とりかいしましょう。
 
 最後の結論
 発電所の人は、発電量は、KWHの事です。Hは時間です(多分1時間のこと)。
 発電○○ワットは発電機の最大能力だといい、1秒ですか1時間ですかと尋ねても、曖昧なので(考えた事がないのだと思います)、私が、電流は1秒間の取り決めだから時間的には1秒に価ですよね、と言いますと、ミクロ的にはそうですね。といった具合でした。
 それで、わたしの結論ですが、
 火力発電所の発電量がVIHと言う時間のH(hour)
も、上に述べた電力秒の秒を時間の頭文字に付け替えただけで、実用感覚に合わせて実感しやすいようにしただけです。実際に時間かけて測定しているわけでありません。

 あなたの発電量100万KW は、基本的には100万KW秒であって、家電製品と違い、大きな発電機だし長時間運転し続けるものだし、秒では、上に紹介した実用感覚習慣にもふさわしくない、ので形式上、時間Hにして表現している、と私は考えています。
 地熱発電のKW表現も電力量KWh表現も基本は
電力=KW1秒だと言う事です。どちらも電力量であり、KWhは、実用感覚に合わせた表現です。

 実際に送電した電力量は、VIcosφx実際の使用時間○○時間KWとなります。

 基本に忠実なあなたに、
 誰も話してくれないウラ話しでした。
 







 
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この回答へのお礼

大変的の射ているお答えを有難うございます。
とってもすっきりしました。
いや専門の人に尋ねても
電力は電力量を微分した値だからね・・・
としか言わなかったので、頼りなく思いました。
基礎はしっかり抑えるべきですね
有難うございました。

お礼日時:2004/01/29 22:26

発電所で表示される出力はその瞬間の出力で、基本的に最大出力です。

供給電力量などという名称で1000MWh/年と表示する場合もあります(年とありますが1時間あたりと思ってください)。
 去年の夏、東電の原発不祥事で、東電管内でピーク時に何千万キロワットの消費と言われましたが、これも瞬間の消費電力です。
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発電能力(発電出力)と発電量の違いについて。



W(ワット)は発電能力で発電所(発電機)から出される電圧(V)と電流(I)を掛け算したものです。V×Iです。100万kWの発電所という場合、最大100万kWまで発電できるということです。燃料があれば継続して出せる力です。

さらにこれに時間(T)を掛けたものが発電量です。V×I×Tです。たとえば100万kWの発電所の1時間の発電量は100万kWHと表します。24時間ならは2400万kWHです。Hは時間を表します。

なお、上ではWと記しましたが正しい単位はVAです。

この回答への補足

教科書にあるとおりですね

補足日時:2004/01/29 20:55
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100万kWとか 20万kWの発電量とは、その発電所(発電機)に100万kWとか 20万kWの負荷が接続できることで、


負荷が無ければ発電量はゼロです。

一般的には定格発電容量が表示されます。
 
時間当たりの発電量はKWHで表示されます。
 従ってKWで表示される電気量は瞬間の量です。

100万kWの発電所の1日当たりの発電量は2400万KWHとなります。

この回答への補足

KWは瞬間の量ですか
つまり1秒間の発電量ですよね?
もしこの発電量が1分つづけば
この値に60をかければよいとのことですか?

補足日時:2004/01/24 18:57
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そもそも電力とは単位時間あたりのエネルギーです.


電力 の W (ワット)は1秒あたり1ジュール(J)のエネルギー,ということです.
したがって,100W の電球は1秒あたり100 J のエネルギーを消費します.
1時間(60×60 秒)なら 100×60×60 J 消費します.

電力と時間を掛けたものがエネルギー(電力量)になるわけですが,
電力関係では1 W を1時間で Wh (ワット・アワー)といいます.
つまり,
1 Wh = 3600 J
この千倍(つまり,1 kW を1時間)を 1 kWh と呼んでいます.
電気料金は基本的に何 kWh 使ったかで決まります.

火力発電所の発電量は100万kWという表現はちょっと変ですね.
発電能力が 100万 kW というならわかります.
発電量なら単位が kWh でないといけません.
100万 kW なら1秒あたり 100万 kJ (キロジュール)の電気エネルギーを
供給するわけです.

発電能力はいわば車の速度みたいなもの,
発電量は走行距離みたいなもの,でしょうか.

100万 kW の発電所というのは多分最大能力と思います.
無駄に発電しても仕方がありせんから,
電力需要によってはこれより低い出力で運転していることもあると思います.

この回答への補足

早速有難うございます。
火力発電所の発電量は100万kWという表現は
発電能力が 100万 kW かも知れません。
うろ覚えですみません。

補足日時:2004/01/24 18:51
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通常Wという時は、1時間あたりのことだと思います。



例えば、100Wの電球は1時間に100Wの電力を消費するということです。(間違ってたらこめんなさい)。

発電所についてはわかりません。
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